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「火の鳥 鳳凰編 ~我王の冒険~」 レビュー (ファミコン)

2012-07-26 18:08:08 | ファミコンレビュー

コナミのアクションゲーム
手塚治虫原作の「火の鳥」のゲーム
1987年1月4日発売

お話としては
我王という男がいて幼い頃に差別を受けてきた我王は盗賊となって
生活をしていたが、ある事がきっかけで一人の女性と出会って夫婦となる。
しかし、些細な誤解から我王はその妻を自らの手で殺してしまう。
自分の行為に悔いて改心した我王は仏子になって「火の鳥」の彫刻を作り上げた。だが、その彫刻は何者かに奪われ16個に分割されさまざな時代に隠れてしまった。
我王は火の鳥の彫刻を元に戻すため時空を超えた旅にでた。



点数は65点

良い点
・鬼瓦を使ったアクションが面白い。

悪い点
・面探しが大変

・やや滑りやすい。

良い点
・鬼瓦を使ったアクションが面白い
↓ボタンを押しながらBを押すことで足元に鬼瓦が出来る。それに乗ることもできる。
ジャンプ中にやると自分の真下に置くことができるので、即座に足場に出来る。
これをうまく使って攻略していくわけだ。

・悪い点
面探しが大変
これはネタバレになるから伏せておくが、
大和8!どこだぁぁぁぁ!

・やや滑りやすい。
穴が多く、動きも結構機敏なのに慣性がつきやすい。
体感としては滑りやすいわけだ。
穴をジャンプして差し掛かって鬼瓦を作ってもそのまま落ちることは結構あった。


各面に必ず1枚の彫刻がある。(面ごとに彫刻の種類は決まっている)
「大和」8ステージ、「来世」5ステージ、「太古」3ステージの全16ステージ。

それらを集めていくわけだが、ボスがいたり、いなかったり、様々だ。
ボスの多くは鬼瓦を破壊したり通過することが出来ないので閉じ込めて身動きを取れなくしてからブチ殺す事も可能。なかなか酷い(笑)。

ワープ場所さえ知っていれば1時間弱でクリア出来るので気楽にプレイするには持って来い。
知らない人は結構きつい。

このゲーム。アイテムを取得する事により詰むことがある。
アイテムの「鏡」を取ると一定時間、壁を通過することが出来る。
一定時間であるが壁に入り込んでいる限り通過効果は持続する。
しかし、岩の中などに我王が入れるぐらいの空洞がいやらしくあるのだ。
そこで通過効果が切れると身動きができなくなって詰む。
「ゲームセンターCX」で「有野」氏も同じ目に遭っていたっけか?
その為このゲームにはアクションゲームには珍しくセレクトボタンを押すことで自殺出来るのだ。(タイムオーバーを待つという手もあるが)



右下の目だけのオッサンが「我王」ってわかるが
パッケージに書かれている大仏の手の上にいる女は誰だ?
「鳳凰編」って文字に隠された人物も誰だ?
というか、ゲームに出てないだろ。この二人。

「鳳凰編 我王の冒険」って事は別編が予定されていたのかな?

自分は「火の鳥」を読んだことがないのだが原作再現しているのかねぇ?
まぁしてないだろうけど(笑)


ここからがネタバレ



















お話をwikiで見て知ったのだが、その彫刻を奪い、分割した奴は誰も分からない。
ボスなのかもしれないがみんな人の形をしてないんだよなぁ~。
そして、「大和8」
通常、面をクリアしていくと同じエリアの次のステージに行く。
例えば

「大和1」→「大和2」

しかし

「大和7」→「大和1」

に戻されるのである。「大和8」だけは単独で存在しているので別ステージからさがす必要がある。
それが「太古3」にある。兄が見つけていたが良くあんな所をジャンプして破壊して見つけたなと感心するわ。
だから自力で「大和8」を見つけた人は狂喜乱舞だったんだろうな~。
今の俺にそんなパワーはない…


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