今でも(2018年4月現在)販売されているお菓子「ビックリマン」のゲーム化
RPG
ハドソンから発売
1990年7月27日発売
※PCEで出た「ビックリマンワールド」(1987年10月30日)とほぼ同名だが
そちらは「ワンダーボーイ モンスターランド」の登場キャラを「ビックリマン」変更しての移植版であり
ゲームとしては本作とは異なる。
あらすじ…
というか世界観を最初にこのゲーム内で確認する事が出来る。
結構よく出来ていたので漢字変換でお送りする。
「遙かな 昔…
『ビックリマンワールド』の『表層界』は
『天使』と『悪魔』そして『お守り』が
共存する 平和な世界であった。
ある時『創世主 聖神ナディア』は
『表層界』の 二人の指導者
『シャーマンカーン』に『光のゼウス』を
『始祖ジュラ』に『影のゼウス』を 預け
立派な 指導者に 育てるよう 命じた。
しかし『表層界』征服を 企てた
『始祖ジュラ』は『影のゼウス』を 体内に
吸収し 『カーン』に 戦いを挑んだ
こうして 『表層界』は 二つの
勢力に 支配されることになった。
一方
『光のゼウス』は『カーン』によって
天使達の 新しい指導者になるべく
大切に 育てられた。
時は流れ…
『光のゼウス』は『スーパーゼウス』へ
成長し 天使たちの良き 指導者として
活躍した。
そして 若き『スーパーゼウス』と
『ジュラ』の一騎打ち! 『スーパーゼウス』は
『ジュラ』を 闇に 葬り去ったが
度重なる戦いが 『聖神 ナディア』の
怒りに触れ 『表層界』は
『天聖界』と『天魔界』に 分裂した
なおも続く 悪魔の攻撃で『天聖界』
は 壊滅寸前。 そして 今…
『争いのない 平和な世界を!』の 願いを
受けて 若き 天使達が 旅立っていく……」
お話としては
『スーパーゼウス』が
伝説の新天地『ジカイ』に第2に『天聖界』を築く為に
『天聖界』にいる『聖戦士』達と共に『ジカイ』を探し出してくれと指令を
『ヤマト王子』に出した。
『ヤマト王子』は仲間を見つけ
『ジカイ』へと到達する事が出来るのか?
特徴
・豊富なシールがあった「ビックリマン」という事で名有りキャラクターが非常に多い。
・戦闘に参戦出来るキャラクターは最大8名。
戦闘自体には参加しないが、
使用すると敵に攻撃してくれたり、敵を眠らせるなど支援してくれる
「お助けキャラ」が全12名
そのお助けキャラは1人につき3回まで使用可能で、町にある店
「エネルギー館」で回復可能。
パーティの仕様としては
戦闘中以外のフィールド、ダンジョンでスタートボタンが押すと
パーティが表示されそこで
「位置替え」「リーダーを決める」というコマンドがある。
位置替え:各キャラの『前衛』『後衛』の決定
リーダーを決める:パーティのリーダーを決める。
『前衛』『後衛』はパーティが2名以上いると変更可能である。
イメージとしては戦闘中で2つのグループで交互に戦闘を行うといった所である。
戦闘中
1ターン目。
前衛組のターンである。
前衛組のみ、敵への攻撃をしてと敵からの攻撃を受ける。
2ターン目。
後衛組のターンである。
後衛組のみ敵への攻撃をしてと敵からの攻撃を受ける。
3ターン目。
前衛組のターンである。
前衛組のみ、敵への攻撃をしてと敵からの攻撃を受ける。
4ターン目。
後衛組のターン…
以下略…
敵は前列か後列か現在のパーティに全員で攻撃を仕掛けて来る。
だから
例えば5人パーティ時。
前衛4人、後衛1人なんて偏った編成にすると
1ターン目は前衛4人で攻撃を受けるからまだいいが
2ターン目、後衛1人で残っているすべての敵の攻撃を請け負う事になるので注意!
リーダーを替えると戦闘状況が多少変わるという所だが…(説明書談)
髭人としてはあまり違いは感じなかったなぁ…
戦闘時やイベント時、リーダーのみキャラ表示される。
・HPとFP
体力は他のRPGと同じく「HP」だが
魔法に代わるものが「理力」といい「FP」
道具などの他に「宿屋」で回復出来る。
他のRPGだと「HP」「MP」の増減は
戦闘に影響しないが本作は異なる。
「HP」が減ると敵への攻撃がミスが多発する。
「FP」が減ると敵の攻撃ミスが多発&敵からのクリティカルを受けやすくなる。
・合聖
「合聖」というポイントがある。
これは個人の「理力」とは違う全員使用の「理力」みたいなもので
町にある「エネルギー館」で回復可能。(宿では不可)
コマンドについて
[フィールド、ダンジョン時]
「話す」:正面の人と話す。
「探す」:正面の壺や足元を調べる。
「道具」:道具を使ったり捨てたりする。
キャラクター毎に物を持つのではなく共有である。
使う:その道具を使用する。
渡す:前にいるキャラクターに渡す。
捨てる:その道具を捨てる。
見る:その道具の姿を見る。(絵が表示される)
「理力」:理力を使う。
「合聖」:覚えている「合聖パワー」を使う。
「パーティ」:「位置替え」「リーダー選定」を行う。
[戦闘時]
「戦う」:戦闘の行動を行う(更に行動を選ぶ)
アタック:攻撃
防御:敵からのダメージを減らす。
理力:理力を使用する。
全員の行動を決めたのち「お助けキャラ」の使用の有無を聞かれる。
「逃げる」:逃走
「オート」:各キャラ敵を勝手に選び、敵が全滅するまで物理攻撃を行い続ける。
Bボタンを押し続けると次のターンでオート終了となる。
※「オート」にしてしまうとお助けキャラの使用は出来ない。
「合聖」:パーティ全員の『合聖パワー』を用いた行動をとる。
「見る」:パーティ全員のHP、FPの状態を見られる。
※戦闘時「道具」の使用は出来ない。
戦闘から受ける他に見られない状態異常がある。
「睡眠」:他のRPGと同様眠り、行動不能だが、そのうち起きる。
「ふぬけ」:行動入力は可能だが、「ぼーっとしている」だけでなにもしない。
「麻痺」:行動入力も不可
「赤ん坊」:行動入力も不可
「悪魔」:行動入力は可能だが自分を含めた味方を攻撃する。
(他RPGで言う混乱)
悪魔化している者が1人でもいるとホテルには泊まれない。
『睡眠』『ふぬけ』の2つの状態異常は、戦闘終了後に解除される。
『麻痺』『赤ん坊』『悪魔』の状態異常は、戦闘終了後も継続。
いずれもアイテム「119ボール」で治せる。
(理力や一部の合聖パワーでも治せる)
お金の単位は『ビック』である。
アイテムも独特である。
販売している主なアイテムは
ビックリマンチョコ:HP半分回復
ビックリマンアイス:FP半分回復
ビックリマンスナック:HP全快
119ボール:『麻痺』『悪魔』『赤ん坊』などの
状態異常の回復
操作方法
十字キー:キャラ移動、カーソル移動
Aボタン:決定
Bボタン:キャンセル
セレクトボタン:お助けキャラの名簿表示
スタートボタン:パーティのステータス画面表示
得点は40点
良い点
・ビックリマンのキャラ豊富に登場
悪い点
・パーティのキャラ多すぎ
・武器防具なし
・余計な計測
良い点の解説
・ビックリマンのキャラ豊富に登場
ファミコンのRPGではドラクエ含めて
大抵、しっかりキャラクターが描かれているのは戦闘中に出て来る敵が多いが
本作はキャラクターはフィールド上に出てくるような小さなアイコンサイズではなく
皆、全身サイズで出ている。
主要キャラだけではなくモブもである。
ファミコンにしては頑張っている。
悪い点の解説
・パーティのキャラ多すぎ
1度の戦闘に前衛後衛と分けているにしても最大8人は多いわ。
戦闘はテンポ重視のため、攻撃はカン!カン!と音が発生しつつテンポよく進むのでイラつきはしないが…
ただゲーム中、キャラクターの扱いが軽くなってしまう。
仲間になってからのキャラクターに台詞は一切ないし
そのセリフと言っても仲間になる時の一言二言ぐらいしかないので
キャラの性格とか素性とか全然わからない。寂しい。
・武器防具なし
ステータス画面を見ると現在装備している「武器」が表示されるが
これはアイテムではなくキャラ毎に常備しているものでしかない。
レベルアップすると勝手にクラスチェンジされる物である。
クラスチェンジすると攻撃力が格段に上がるけども…
プレイヤー自身が購入し付け替え出来ないのは寂しい…
武器防具がないため、レベル上昇時のステータス工場の幅が大きく設定されている。
レベルが1つ上がるとHPが10ぐらいも上がるのは
あまりにも極端すぎないかって思うがなぁ…
・余計な計測
ネタバレって程ではないがエンディングの最後の最後で
「平均レベル」「倒した敵の数」「全滅回数」「リセット回数」
が表示される。
「レベル」と「倒した敵の数」はともかく
「全滅回数」と「リセット回数」は余計なお世話としか言えない。
リセット回数は突然、電源を切った回数も含まれてしまう。
それを回避するのにはセーブしてから「ゲーム終了」としっかりと表示させなければならないのだ。
だが、ゲームしている人にはそれぞれ都合ってものがある。
2度目の周回プレイ時
「『リセット回数』は0にするぜッ!!」
と、意気込んでいくら回数に気を遣っていたって
即座にゲームをやめなければならない状態になる事はあるだろう。
猫が暖かい所を探してゲーム機本体に乗ってしまって消えるとか
大規模な停電など不慮の事故みたいなものもあるだろう。
そんなものでさえ計測されてはたまらんわ。
「魔神英雄伝ワタル外伝」では
セーブ時以外のリセットすると
所持品紛失なんてペナルティが仕様としてあったな。
(一応、紛失するのは消耗品のみ、重要アイテムは流石に紛失しない)
ハドソンの版権RPGゲーはリセットを嫌うな…
後、個人的に思うのだが効果音が変に思える。
町の出入りで
「ドダダダダ!!」
と、凄まじい音が鳴る。
敵逃げるのも
「ドダダダダダ!!」
この音は足音っていうよりもはやダメージ音って感じなんだよな。
特に町の出入り音はおかしいって声は上がらなかったんだろうか?
あっそうそう。
このゲーム、洞窟や家に入るとキャラが即座に加入するのだが…
「俺は〇〇。仲間になるぜ!」
『〇〇は仲間になった』
って流れで仲間になるのだが
『〇〇は仲間になった』という記述が出て初めて仲間になる。
だから「俺は〇〇。仲間になるぜ!」という台詞の段階でBボタンを押すと
キャンセルされて仲間になっていない。
(再び、戻ると同じイベントがある)
「俺、このキャラ嫌いなんだよな」
って方は即座にBボタンだ!
(そんな事する奴いるのか?)
それと、キャラ同士の関係性がやたら希薄なのが気になる。
家や洞窟内の部屋に入っただけで仲間になるキャラ。
つながりが非常に薄い。
町や村のキャラクターも名前がありビジュアルはあるがそれだけなんだよな。
ファミコンRPGだとおつかいイベントが多いが本作は特に多い。
「〇〇が困っているから何とかしてくれ」
と言われて何とかすると
「ありがとう。お礼に△△(アイテム)をあげる」
こんなイベントが9割以上なのがねぇ…
それを規定数こなして来いというのが殆ど。
町などに色んなキャラがあるのだから絡みがあってもいい気がする。
例えば、仲が良かった2人が喧嘩をしているとしよう。
その喧嘩をやめさせるために2人の好物を持っていくと
2人が仲直りして意気投合みたいな…
そうする事で二人の仲の良さは分かるはずだ。
だけど、本作はないんだよなぁ…
うん。
まぁ…
アニメを見ていた人やら
シールを集めていた人はそういった設定を熟知しているだろうから
脳内でやるしかないわな…
だから「ビックリマンシール」を集めていた人や
アニメ版を熟知している人に向けられたゲームだわな。
「ビックリマン」を知らず
純粋にファミコンRPGをプレイしようって人には面白みに欠ける。
髭人としては
アニメ版で『ヤマト王子』と『十字架天使』が正式に付き合っていたわけではないが
好き合っていたのは事実なのでパーティはこの二人で極力いさせようとしていたわ(笑)
だから家や洞窟に入って
〇〇「俺も仲間になるぜ」
みたいな事を言う奴は
髭人「お前はいらん!」
とばかりにBボタンを押して踵を返していた(笑)
ただ、ネタバレ欄に記述するが
そのような好きなキャラ重視に偏ったプレイスタイルは
自分でやっておいて言うのも何だが…
愚行だと断言する。
詳しくはネタバレ欄に記述するとしよう。
しかし、『十字架天使』も状態異常で悪魔化するのだが
名前が変わらないんだよな。
『十字架悪魔』でええやん。(どーでもええわッ!)
小技:レベルアップ時、HPとFPが回復するので
それを利用してレベルアップしそうなキャラは回復を遅らせるのも手である。
PS)そのアニメ版での最初の「ビックリマン」で
『ヤマト王子』と『十字架天使』が最後がなぁ…(涙)
だからこそ、本作でカップルプレイをしたかったんだが…
PS2)後年、「祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン」というアニメが
2006年から1年間やっていて
『ヤマト王子』『十字架天使』の2人とも出て来るようだが
同一人物なのか何なのか…
内容は設定的にどんなものなのかよく知らん。
しかし、『祝!』で「ハピ☆ラキ」って
読ませるのはなかなかのキラキラタイトルだな(笑)
初見の人が読める奴はいねぇ。
ここからがネタバレ
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悪い点で「全滅回数」「リセット回数」がカウントされて表示されるって書いたけどさ。
リっ瀬戸ボタン関係なしに。
ちょっとやらかすと即全滅がいくつもあるんだよな。このゲーム。
特に第4章。
ノーヒントって訳ではなく
「〇〇したら死んでしまう」
って言うからさ~
試しに全滅したら特殊イベントが発生するかもって思うやん。
何もないからね。
「〇〇は死んでしまった」
と、真っ赤なウィンドウが出ていきなり前の町に強制送還。
それで全滅カウント+1って…
「押すなよ…押すなよ…絶対に押すなよ…」
を興味本位で実際にやってしまうと100%後悔する事になるゲームだわな。
ただ、ひねりもなく即座に全滅だから
まぁ…つまんねぇよ。
折角だから、聖戦士達の必要な場所などを目安として書いてみようか…
ヤマト王子:主人公
最初から操作することになる。
聖フェニックス:第1章で登場
第1章の
『始祖ジュラ』を倒すための『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るためにとある天使に『聖フェニックス』の理力が必要。
十字架天使:第1章で登場
第1章の
『始祖ジュラ』を倒すための『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るために『十字架天使』本人が
『クロスエンジェル』にクラスチェンジする必要がある。
(レベルアップするだけで良い)
天使男ジャック:第1章で登場
騎神アリババ:第1章で登場
第2章の
『ブラックゼウス』がいる城に入った直後にある扉を開けるのに『ブラックキー』が必要。
その『ブラックキー』を地下の『サタンマリア』を倒した後に宝箱がある。
その宝箱を開けるのに『騎神アリババ』の理力が必要。
牛若天使:第2章で登場
第2章の
『ブラックゼウス』を倒すため『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るためにとある滝で『牛若天使』の理力が必要。
一本釣り帝:第2章で登場
第2章の
『ブラックゼウス』を倒すため『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るため『一本釣り帝』本人が必要となる。
魯神フッド:第2章で登場
第2章の
『ブラックゼウス』を倒すため『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るためにとある町の住人に『魯人フッド』の理力が必要となる。
ピーター神子:第3章で登場
第3章の
『聖なる紋章』を取る為に
フィールド上の1マス分の障害物を跨ぐ理力が必要である。
照光子:第3章で必要
『天聖門』を開ける為の理力が必要。
イベントもなく『天使男ジャック』は別に能力的にいらねぇんだけど…
そんな風な
「このキャラ嫌い」「このキャラいらん」
などと言っても、3章で7人の若神子が全員必要となるので
(『ヤマト王子』『天使男ジャック』『騎神アリババ』
『牛若天使』『一本釣り帝』『魯神フッド』『ピーター神子』)
キャラ全て集めなければならんし
(『ヤマト王子』の理力『達急動』は実質ドラクエの『ルーラ』の役割だが
別エリアに行く事は出来ないので態々徒歩で別エリアにいかねばならない)
しかも『神帝』化させなければならない。
『神帝』化するのにレベルが27前後必要なのでレベルアップが必要。
それを下回ると合体イベントがあっても失敗してしまって合体出来ない。
髭人のように
「『ヤマト王子』と『十字架天使』のパーティしか認めん!」
なんて偏った事をしていると後で仲間が必要と分かってそいつを拾いに行くために
前のワールドに戻る羽目になりその上、レベル上げもしなければならなくなる。
だから後々、同じことするする羽目になる実に愚劣極まりないコダワリなのである。
その後のイベントも変わらんし…
せめて前、後列でパーティを調整するのが妥協点だろうか。
(ただ、6人を超えると、
前後列最高4人ずつしなければならない仕様上3人以上にしなけりゃならないんだが…)
ちなみに合体不可能のイベントは
「〇〇と××のパワーが合体します」
2キャラが交差する。
「合体は失敗した!
〇〇の経験不足が原因だった」
と、表示される。
メインキャラは全員男である。
相方は女もいたり、男もいたり…
色んな層にも対応してるなぁ~(アホか…)
で、合体しようとしている最中にきっと相方に
「下手っぴ」
って罵られるのだろう。(ドアホ!)
別におかしな意味はないですよ。
全く関係ですけど『牛若天使』は「せいてき」って理力を覚えるぜッ!
…
……
………
って、「せいてき」は漢字で「聖笛」と書くのだがね。
それはそうと、ホントごめんなさい。
私の悪い癖でだまっときゃいいのに言いたいことを言わなきゃ気が済まないのですわ。
気を取り直してクライマックス辺りを真面目に語ってみるとしようか…
『大門魔』というボスを倒すと『ジカイ』に上陸する。
すると『スーパーゼウス』が現れてこう言ってくる。
スーパーゼウス
「よくやった 皆の者。
遂に 我々の 夢が
叶うぞ!
これからも 天魔界の 為に
頑張ってくれるか」
『はい』『いいえ』選択。
『いいえ』を選択。
スーパーゼウス
「よくぞ 見破ったな!
この スーパーデビル様が
相手しやる!」
スーパーデビル
「ワハハハハ 貴様ら如きに
このスーパーデビル様が
倒せるとでも 思っているのか!!」
とラスボス戦突入という運びになる。
ちなみに
先ほどの選択肢で、ロクに読みもせずに『はい』を選択してしまうと…
「馬鹿めー
俺は スーパーデビルだー!
食らえ! デビル光線を!!」
次の瞬間、ウィンドウは真っ赤に染まり、即、全滅。
全滅したのだから前の町からやり直しである。キッツ!
勿論、全滅カウント+1である。
ラスボスは『スーパーデビル』である。
レベルが十分なら基本オートでHPが減ってきたら
マニュアルに戻して回復って流れで問題ない。
(ってかいくら大ボスとはいえ『8VS1』ってなんか卑怯な気がするなぁ…)
ラスボス撃破
スーパーデビル
「お前等なんか 大嫌いだぁー!」
などと言う。
そして『ジカイ』にたどり着くと
『スーパーゼウス』達からお言葉をもらうことになる。
スーパーゼウス
「よくやった 皆の者。
そなた達の 勇気が
この 新天地に 注がれるだろう。
これからは 平和な 世界作りの
為に そなたたちの 力を
貸してほしい… 頼んだぞ。」
シャーマン・カーン
「よくやった 皆の者。
これで 天聖界の 人々も
救われるだろう。
また この 新天地を 開拓するのに
あたっての 協力者を
紹介しよう。」
プリンセス ヘラ
「こんにちは 皆さん。
私は この地を 治める
プリンセス ヘラです。
皆さんの 力を お貸しください。
ここに 誰でも 住むことができる
平和な 国を 作りましょう。」
アローエンジェル
「きゃーの! きゃーの!
きゃ――――――――――の!
嬉しいですの―!」
???←(姿は出るが名前が表示されないので分からん…)
「皆さん。
これからは 悪魔とも 手をつなぎ
争いのない 世界を
築いて ください。
『ジカイ』に 栄光 あれ!」
『聖戦士』達の 新たなる 旅が
今 始まる…
って事でスタッフロールという運びである。
そして最後の最後に
「レベル」「敵を倒した数」「リセット回数」「全滅回数」が表示される。
ゲームでの結果とはいえ最後に負の要素も表示されるってすげぇ萎えるんだけど…
仮に全滅回数とかリセット回数が0だと何か特典とかあるんだろうか?
そんなんやる気ないけどね。
折角だから髭人のプレイしていた流れをを詳しく話して行こうか…
興味がなければ飛ばしてくださいませ~。
『十字架天使』を見つけたら
リーダーを『十字架天使』にして『ヤマト王子』と共に旅をしていた。
『始祖ジュラ』が復活したから倒せと言われるのだが
『始祖ジュラ』を倒すには合聖パワー『せいらんほう』が必要だと言われる。
(『せいらんほう』使わずに物理で戦っていたが勝てなかった…
どうやら体力無限の様子)
その『せいらんほう』習得の為に、卵を持っている『お守り』を6人探し出さなければならない。
その6人のうち、1人が『聖フェニックス』の理力が必要となる。
髭人「はぁ…
『聖フェニックス』いらねぇ~
これでカップルが崩れんのかぁ…」
などとガッカリしつつ、『聖フェニックス』を仲間にして
レベルを上げて『パワーライト』を覚えさせて、『お守り』に使って卵ゲットして
『せいらんほう』習得し、『始祖ジュラ』と戦い、これを撃破。
すると
聖フェニックス「私はこれから修行の旅に出ます」
と、パーティから出て行った。
髭人「お前、カップルがいるからって自ら去るって空気読みすぎ!!」
と、快哉に沸いたものである(笑)
ただ…
空気を読んだ『聖フェニックス』の気遣いも空しくクリア必須キャラが出るので
『ヤマト王子』と『十字架天使(この時点ではもう『クロスエンジェル』)』でいさせようという
髭人のささやかな望みも崩れ去る…
ってそれだけにとどまらず、
ボスを倒すと
十字架天使「私、これから修行に出ますの!」
と言ってパーティから離脱する。
髭人「え?
えぇ?」
2度聞き返して固まってその後、あまりの喪失感に吐くかと思ったわ(苦笑)
というか、途中まで2人旅で、
後になって他メンバー追加したもんだから戦力低下も著しかったし…
何で紅一点キャラを態々、外すん?
戦隊物の「ゴレ〇ジャー」で言えば
「モモレ〇ジャー」を外すようなものである。
何で?
上記の『悪い点』でこの要素を入れようか悩んだほどである(アホか…)
しかし、修行に出るつって旅出た『十字架天使(クロスエンジェル)』だけど
第3章に出て来る『照光子』とかいう仲間キャラは役目を終えたら
シャーマン・カーン「『照光子』お前は残れ」
と言って『照光子』も別れる事になる。
髭人「おっ!ハゲが抜けるって?
抜けた枠に戻って来るのか?
まさか…アイツが…」
そして修行を終えたアイツが帰って来るのだ。
髭人「もしや!?
修行を終えた『クロスエンジェル』が『アローエンジェル』となってカムバック!?」
聖フェニックス「俺やで」
髭人「帰れぇぇぇ!!」
怒り狂っていた(苦笑)
それで第4章に『聖フェニックス』がクラスチェンジして『ヘッドロココ』にしつつ
更に進めているとマップ上に船みたいのがありそこにいくと
『クロスエンジェル』からクラスチェンジした『アローエンジェル』がいる。
『セントシップ』という奴で来たが墜落したと…
それで、『シャーマン・カーン』から預かった『合聖パワー』をあげます。
と言って渡してくれるのはいいが
十字架天使「私はここでお留守番してますの」
という…
いやいや着いてこいや!
『ヘッドロココ』と入れ替わりでいいからさ~!
何の為に修行したんやお前――――!!
ラスボスの『ブラックゼウス』の撃破後に上記の通り
十字架天使「きゃーの!嬉しいですの!」
と言ってくれるがこちらはそんなに嬉しくなかった…
髭人「何であなたは戻って来てくれなかったの?」
まぁ…
言いたい放題言ったけども公式的には
『ヤマト王子』と『十字架天使』は愛されてると思うよ。
『ヤマト王子』で検索しようとすると『十字架天使』もセットで候補に挙がるし。
後年のアニメでも救済されいているようだし(あんま知らん)
その上、公式から2人に結婚式のシールも出たようだし…
以上、『ヤマト王子』&『十字架天使』の話でした~!!
(何の話で締めとんねん!)
RPG
ハドソンから発売
1990年7月27日発売
※PCEで出た「ビックリマンワールド」(1987年10月30日)とほぼ同名だが
そちらは「ワンダーボーイ モンスターランド」の登場キャラを「ビックリマン」変更しての移植版であり
ゲームとしては本作とは異なる。
あらすじ…
というか世界観を最初にこのゲーム内で確認する事が出来る。
結構よく出来ていたので漢字変換でお送りする。
「遙かな 昔…
『ビックリマンワールド』の『表層界』は
『天使』と『悪魔』そして『お守り』が
共存する 平和な世界であった。
ある時『創世主 聖神ナディア』は
『表層界』の 二人の指導者
『シャーマンカーン』に『光のゼウス』を
『始祖ジュラ』に『影のゼウス』を 預け
立派な 指導者に 育てるよう 命じた。
しかし『表層界』征服を 企てた
『始祖ジュラ』は『影のゼウス』を 体内に
吸収し 『カーン』に 戦いを挑んだ
こうして 『表層界』は 二つの
勢力に 支配されることになった。
一方
『光のゼウス』は『カーン』によって
天使達の 新しい指導者になるべく
大切に 育てられた。
時は流れ…
『光のゼウス』は『スーパーゼウス』へ
成長し 天使たちの良き 指導者として
活躍した。
そして 若き『スーパーゼウス』と
『ジュラ』の一騎打ち! 『スーパーゼウス』は
『ジュラ』を 闇に 葬り去ったが
度重なる戦いが 『聖神 ナディア』の
怒りに触れ 『表層界』は
『天聖界』と『天魔界』に 分裂した
なおも続く 悪魔の攻撃で『天聖界』
は 壊滅寸前。 そして 今…
『争いのない 平和な世界を!』の 願いを
受けて 若き 天使達が 旅立っていく……」
お話としては
『スーパーゼウス』が
伝説の新天地『ジカイ』に第2に『天聖界』を築く為に
『天聖界』にいる『聖戦士』達と共に『ジカイ』を探し出してくれと指令を
『ヤマト王子』に出した。
『ヤマト王子』は仲間を見つけ
『ジカイ』へと到達する事が出来るのか?
特徴
・豊富なシールがあった「ビックリマン」という事で名有りキャラクターが非常に多い。
・戦闘に参戦出来るキャラクターは最大8名。
戦闘自体には参加しないが、
使用すると敵に攻撃してくれたり、敵を眠らせるなど支援してくれる
「お助けキャラ」が全12名
そのお助けキャラは1人につき3回まで使用可能で、町にある店
「エネルギー館」で回復可能。
パーティの仕様としては
戦闘中以外のフィールド、ダンジョンでスタートボタンが押すと
パーティが表示されそこで
「位置替え」「リーダーを決める」というコマンドがある。
位置替え:各キャラの『前衛』『後衛』の決定
リーダーを決める:パーティのリーダーを決める。
『前衛』『後衛』はパーティが2名以上いると変更可能である。
イメージとしては戦闘中で2つのグループで交互に戦闘を行うといった所である。
戦闘中
1ターン目。
前衛組のターンである。
前衛組のみ、敵への攻撃をしてと敵からの攻撃を受ける。
2ターン目。
後衛組のターンである。
後衛組のみ敵への攻撃をしてと敵からの攻撃を受ける。
3ターン目。
前衛組のターンである。
前衛組のみ、敵への攻撃をしてと敵からの攻撃を受ける。
4ターン目。
後衛組のターン…
以下略…
敵は前列か後列か現在のパーティに全員で攻撃を仕掛けて来る。
だから
例えば5人パーティ時。
前衛4人、後衛1人なんて偏った編成にすると
1ターン目は前衛4人で攻撃を受けるからまだいいが
2ターン目、後衛1人で残っているすべての敵の攻撃を請け負う事になるので注意!
リーダーを替えると戦闘状況が多少変わるという所だが…(説明書談)
髭人としてはあまり違いは感じなかったなぁ…
戦闘時やイベント時、リーダーのみキャラ表示される。
・HPとFP
体力は他のRPGと同じく「HP」だが
魔法に代わるものが「理力」といい「FP」
道具などの他に「宿屋」で回復出来る。
他のRPGだと「HP」「MP」の増減は
戦闘に影響しないが本作は異なる。
「HP」が減ると敵への攻撃がミスが多発する。
「FP」が減ると敵の攻撃ミスが多発&敵からのクリティカルを受けやすくなる。
・合聖
「合聖」というポイントがある。
これは個人の「理力」とは違う全員使用の「理力」みたいなもので
町にある「エネルギー館」で回復可能。(宿では不可)
コマンドについて
[フィールド、ダンジョン時]
「話す」:正面の人と話す。
「探す」:正面の壺や足元を調べる。
「道具」:道具を使ったり捨てたりする。
キャラクター毎に物を持つのではなく共有である。
使う:その道具を使用する。
渡す:前にいるキャラクターに渡す。
捨てる:その道具を捨てる。
見る:その道具の姿を見る。(絵が表示される)
「理力」:理力を使う。
「合聖」:覚えている「合聖パワー」を使う。
「パーティ」:「位置替え」「リーダー選定」を行う。
[戦闘時]
「戦う」:戦闘の行動を行う(更に行動を選ぶ)
アタック:攻撃
防御:敵からのダメージを減らす。
理力:理力を使用する。
全員の行動を決めたのち「お助けキャラ」の使用の有無を聞かれる。
「逃げる」:逃走
「オート」:各キャラ敵を勝手に選び、敵が全滅するまで物理攻撃を行い続ける。
Bボタンを押し続けると次のターンでオート終了となる。
※「オート」にしてしまうとお助けキャラの使用は出来ない。
「合聖」:パーティ全員の『合聖パワー』を用いた行動をとる。
「見る」:パーティ全員のHP、FPの状態を見られる。
※戦闘時「道具」の使用は出来ない。
戦闘から受ける他に見られない状態異常がある。
「睡眠」:他のRPGと同様眠り、行動不能だが、そのうち起きる。
「ふぬけ」:行動入力は可能だが、「ぼーっとしている」だけでなにもしない。
「麻痺」:行動入力も不可
「赤ん坊」:行動入力も不可
「悪魔」:行動入力は可能だが自分を含めた味方を攻撃する。
(他RPGで言う混乱)
悪魔化している者が1人でもいるとホテルには泊まれない。
『睡眠』『ふぬけ』の2つの状態異常は、戦闘終了後に解除される。
『麻痺』『赤ん坊』『悪魔』の状態異常は、戦闘終了後も継続。
いずれもアイテム「119ボール」で治せる。
(理力や一部の合聖パワーでも治せる)
お金の単位は『ビック』である。
アイテムも独特である。
販売している主なアイテムは
ビックリマンチョコ:HP半分回復
ビックリマンアイス:FP半分回復
ビックリマンスナック:HP全快
119ボール:『麻痺』『悪魔』『赤ん坊』などの
状態異常の回復
操作方法
十字キー:キャラ移動、カーソル移動
Aボタン:決定
Bボタン:キャンセル
セレクトボタン:お助けキャラの名簿表示
スタートボタン:パーティのステータス画面表示
得点は40点
良い点
・ビックリマンのキャラ豊富に登場
悪い点
・パーティのキャラ多すぎ
・武器防具なし
・余計な計測
良い点の解説
・ビックリマンのキャラ豊富に登場
ファミコンのRPGではドラクエ含めて
大抵、しっかりキャラクターが描かれているのは戦闘中に出て来る敵が多いが
本作はキャラクターはフィールド上に出てくるような小さなアイコンサイズではなく
皆、全身サイズで出ている。
主要キャラだけではなくモブもである。
ファミコンにしては頑張っている。
悪い点の解説
・パーティのキャラ多すぎ
1度の戦闘に前衛後衛と分けているにしても最大8人は多いわ。
戦闘はテンポ重視のため、攻撃はカン!カン!と音が発生しつつテンポよく進むのでイラつきはしないが…
ただゲーム中、キャラクターの扱いが軽くなってしまう。
仲間になってからのキャラクターに台詞は一切ないし
そのセリフと言っても仲間になる時の一言二言ぐらいしかないので
キャラの性格とか素性とか全然わからない。寂しい。
・武器防具なし
ステータス画面を見ると現在装備している「武器」が表示されるが
これはアイテムではなくキャラ毎に常備しているものでしかない。
レベルアップすると勝手にクラスチェンジされる物である。
クラスチェンジすると攻撃力が格段に上がるけども…
プレイヤー自身が購入し付け替え出来ないのは寂しい…
武器防具がないため、レベル上昇時のステータス工場の幅が大きく設定されている。
レベルが1つ上がるとHPが10ぐらいも上がるのは
あまりにも極端すぎないかって思うがなぁ…
・余計な計測
ネタバレって程ではないがエンディングの最後の最後で
「平均レベル」「倒した敵の数」「全滅回数」「リセット回数」
が表示される。
「レベル」と「倒した敵の数」はともかく
「全滅回数」と「リセット回数」は余計なお世話としか言えない。
リセット回数は突然、電源を切った回数も含まれてしまう。
それを回避するのにはセーブしてから「ゲーム終了」としっかりと表示させなければならないのだ。
だが、ゲームしている人にはそれぞれ都合ってものがある。
2度目の周回プレイ時
「『リセット回数』は0にするぜッ!!」
と、意気込んでいくら回数に気を遣っていたって
即座にゲームをやめなければならない状態になる事はあるだろう。
猫が暖かい所を探してゲーム機本体に乗ってしまって消えるとか
大規模な停電など不慮の事故みたいなものもあるだろう。
そんなものでさえ計測されてはたまらんわ。
「魔神英雄伝ワタル外伝」では
セーブ時以外のリセットすると
所持品紛失なんてペナルティが仕様としてあったな。
(一応、紛失するのは消耗品のみ、重要アイテムは流石に紛失しない)
ハドソンの版権RPGゲーはリセットを嫌うな…
後、個人的に思うのだが効果音が変に思える。
町の出入りで
「ドダダダダ!!」
と、凄まじい音が鳴る。
敵逃げるのも
「ドダダダダダ!!」
この音は足音っていうよりもはやダメージ音って感じなんだよな。
特に町の出入り音はおかしいって声は上がらなかったんだろうか?
あっそうそう。
このゲーム、洞窟や家に入るとキャラが即座に加入するのだが…
「俺は〇〇。仲間になるぜ!」
『〇〇は仲間になった』
って流れで仲間になるのだが
『〇〇は仲間になった』という記述が出て初めて仲間になる。
だから「俺は〇〇。仲間になるぜ!」という台詞の段階でBボタンを押すと
キャンセルされて仲間になっていない。
(再び、戻ると同じイベントがある)
「俺、このキャラ嫌いなんだよな」
って方は即座にBボタンだ!
(そんな事する奴いるのか?)
それと、キャラ同士の関係性がやたら希薄なのが気になる。
家や洞窟内の部屋に入っただけで仲間になるキャラ。
つながりが非常に薄い。
町や村のキャラクターも名前がありビジュアルはあるがそれだけなんだよな。
ファミコンRPGだとおつかいイベントが多いが本作は特に多い。
「〇〇が困っているから何とかしてくれ」
と言われて何とかすると
「ありがとう。お礼に△△(アイテム)をあげる」
こんなイベントが9割以上なのがねぇ…
それを規定数こなして来いというのが殆ど。
町などに色んなキャラがあるのだから絡みがあってもいい気がする。
例えば、仲が良かった2人が喧嘩をしているとしよう。
その喧嘩をやめさせるために2人の好物を持っていくと
2人が仲直りして意気投合みたいな…
そうする事で二人の仲の良さは分かるはずだ。
だけど、本作はないんだよなぁ…
うん。
まぁ…
アニメを見ていた人やら
シールを集めていた人はそういった設定を熟知しているだろうから
脳内でやるしかないわな…
だから「ビックリマンシール」を集めていた人や
アニメ版を熟知している人に向けられたゲームだわな。
「ビックリマン」を知らず
純粋にファミコンRPGをプレイしようって人には面白みに欠ける。
髭人としては
アニメ版で『ヤマト王子』と『十字架天使』が正式に付き合っていたわけではないが
好き合っていたのは事実なのでパーティはこの二人で極力いさせようとしていたわ(笑)
だから家や洞窟に入って
〇〇「俺も仲間になるぜ」
みたいな事を言う奴は
髭人「お前はいらん!」
とばかりにBボタンを押して踵を返していた(笑)
ただ、ネタバレ欄に記述するが
そのような好きなキャラ重視に偏ったプレイスタイルは
自分でやっておいて言うのも何だが…
愚行だと断言する。
詳しくはネタバレ欄に記述するとしよう。
しかし、『十字架天使』も状態異常で悪魔化するのだが
名前が変わらないんだよな。
『十字架悪魔』でええやん。(どーでもええわッ!)
小技:レベルアップ時、HPとFPが回復するので
それを利用してレベルアップしそうなキャラは回復を遅らせるのも手である。
PS)そのアニメ版での最初の「ビックリマン」で
『ヤマト王子』と『十字架天使』が最後がなぁ…(涙)
だからこそ、本作でカップルプレイをしたかったんだが…
PS2)後年、「祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン」というアニメが
2006年から1年間やっていて
『ヤマト王子』『十字架天使』の2人とも出て来るようだが
同一人物なのか何なのか…
内容は設定的にどんなものなのかよく知らん。
しかし、『祝!』で「ハピ☆ラキ」って
読ませるのはなかなかのキラキラタイトルだな(笑)
初見の人が読める奴はいねぇ。
ここからがネタバレ
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悪い点で「全滅回数」「リセット回数」がカウントされて表示されるって書いたけどさ。
リっ瀬戸ボタン関係なしに。
ちょっとやらかすと即全滅がいくつもあるんだよな。このゲーム。
特に第4章。
ノーヒントって訳ではなく
「〇〇したら死んでしまう」
って言うからさ~
試しに全滅したら特殊イベントが発生するかもって思うやん。
何もないからね。
「〇〇は死んでしまった」
と、真っ赤なウィンドウが出ていきなり前の町に強制送還。
それで全滅カウント+1って…
「押すなよ…押すなよ…絶対に押すなよ…」
を興味本位で実際にやってしまうと100%後悔する事になるゲームだわな。
ただ、ひねりもなく即座に全滅だから
まぁ…つまんねぇよ。
折角だから、聖戦士達の必要な場所などを目安として書いてみようか…
ヤマト王子:主人公
最初から操作することになる。
聖フェニックス:第1章で登場
第1章の
『始祖ジュラ』を倒すための『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るためにとある天使に『聖フェニックス』の理力が必要。
十字架天使:第1章で登場
第1章の
『始祖ジュラ』を倒すための『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るために『十字架天使』本人が
『クロスエンジェル』にクラスチェンジする必要がある。
(レベルアップするだけで良い)
天使男ジャック:第1章で登場
騎神アリババ:第1章で登場
第2章の
『ブラックゼウス』がいる城に入った直後にある扉を開けるのに『ブラックキー』が必要。
その『ブラックキー』を地下の『サタンマリア』を倒した後に宝箱がある。
その宝箱を開けるのに『騎神アリババ』の理力が必要。
牛若天使:第2章で登場
第2章の
『ブラックゼウス』を倒すため『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るためにとある滝で『牛若天使』の理力が必要。
一本釣り帝:第2章で登場
第2章の
『ブラックゼウス』を倒すため『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るため『一本釣り帝』本人が必要となる。
魯神フッド:第2章で登場
第2章の
『ブラックゼウス』を倒すため『合聖パワー』が必要となる。
その『合聖パワー』を得るためにとある町の住人に『魯人フッド』の理力が必要となる。
ピーター神子:第3章で登場
第3章の
『聖なる紋章』を取る為に
フィールド上の1マス分の障害物を跨ぐ理力が必要である。
照光子:第3章で必要
『天聖門』を開ける為の理力が必要。
イベントもなく『天使男ジャック』は別に能力的にいらねぇんだけど…
そんな風な
「このキャラ嫌い」「このキャラいらん」
などと言っても、3章で7人の若神子が全員必要となるので
(『ヤマト王子』『天使男ジャック』『騎神アリババ』
『牛若天使』『一本釣り帝』『魯神フッド』『ピーター神子』)
キャラ全て集めなければならんし
(『ヤマト王子』の理力『達急動』は実質ドラクエの『ルーラ』の役割だが
別エリアに行く事は出来ないので態々徒歩で別エリアにいかねばならない)
しかも『神帝』化させなければならない。
『神帝』化するのにレベルが27前後必要なのでレベルアップが必要。
それを下回ると合体イベントがあっても失敗してしまって合体出来ない。
髭人のように
「『ヤマト王子』と『十字架天使』のパーティしか認めん!」
なんて偏った事をしていると後で仲間が必要と分かってそいつを拾いに行くために
前のワールドに戻る羽目になりその上、レベル上げもしなければならなくなる。
だから後々、同じことするする羽目になる実に愚劣極まりないコダワリなのである。
その後のイベントも変わらんし…
せめて前、後列でパーティを調整するのが妥協点だろうか。
(ただ、6人を超えると、
前後列最高4人ずつしなければならない仕様上3人以上にしなけりゃならないんだが…)
ちなみに合体不可能のイベントは
「〇〇と××のパワーが合体します」
2キャラが交差する。
「合体は失敗した!
〇〇の経験不足が原因だった」
と、表示される。
メインキャラは全員男である。
相方は女もいたり、男もいたり…
色んな層にも対応してるなぁ~(アホか…)
で、合体しようとしている最中にきっと相方に
「下手っぴ」
って罵られるのだろう。(ドアホ!)
別におかしな意味はないですよ。
全く関係ですけど『牛若天使』は「せいてき」って理力を覚えるぜッ!
…
……
………
って、「せいてき」は漢字で「聖笛」と書くのだがね。
それはそうと、ホントごめんなさい。
私の悪い癖でだまっときゃいいのに言いたいことを言わなきゃ気が済まないのですわ。
気を取り直してクライマックス辺りを真面目に語ってみるとしようか…
『大門魔』というボスを倒すと『ジカイ』に上陸する。
すると『スーパーゼウス』が現れてこう言ってくる。
スーパーゼウス
「よくやった 皆の者。
遂に 我々の 夢が
叶うぞ!
これからも 天魔界の 為に
頑張ってくれるか」
『はい』『いいえ』選択。
『いいえ』を選択。
スーパーゼウス
「よくぞ 見破ったな!
この スーパーデビル様が
相手しやる!」
スーパーデビル
「ワハハハハ 貴様ら如きに
このスーパーデビル様が
倒せるとでも 思っているのか!!」
とラスボス戦突入という運びになる。
ちなみに
先ほどの選択肢で、ロクに読みもせずに『はい』を選択してしまうと…
「馬鹿めー
俺は スーパーデビルだー!
食らえ! デビル光線を!!」
次の瞬間、ウィンドウは真っ赤に染まり、即、全滅。
全滅したのだから前の町からやり直しである。キッツ!
勿論、全滅カウント+1である。
ラスボスは『スーパーデビル』である。
レベルが十分なら基本オートでHPが減ってきたら
マニュアルに戻して回復って流れで問題ない。
(ってかいくら大ボスとはいえ『8VS1』ってなんか卑怯な気がするなぁ…)
ラスボス撃破
スーパーデビル
「お前等なんか 大嫌いだぁー!」
などと言う。
そして『ジカイ』にたどり着くと
『スーパーゼウス』達からお言葉をもらうことになる。
スーパーゼウス
「よくやった 皆の者。
そなた達の 勇気が
この 新天地に 注がれるだろう。
これからは 平和な 世界作りの
為に そなたたちの 力を
貸してほしい… 頼んだぞ。」
シャーマン・カーン
「よくやった 皆の者。
これで 天聖界の 人々も
救われるだろう。
また この 新天地を 開拓するのに
あたっての 協力者を
紹介しよう。」
プリンセス ヘラ
「こんにちは 皆さん。
私は この地を 治める
プリンセス ヘラです。
皆さんの 力を お貸しください。
ここに 誰でも 住むことができる
平和な 国を 作りましょう。」
アローエンジェル
「きゃーの! きゃーの!
きゃ――――――――――の!
嬉しいですの―!」
???←(姿は出るが名前が表示されないので分からん…)
「皆さん。
これからは 悪魔とも 手をつなぎ
争いのない 世界を
築いて ください。
『ジカイ』に 栄光 あれ!」
『聖戦士』達の 新たなる 旅が
今 始まる…
って事でスタッフロールという運びである。
そして最後の最後に
「レベル」「敵を倒した数」「リセット回数」「全滅回数」が表示される。
ゲームでの結果とはいえ最後に負の要素も表示されるってすげぇ萎えるんだけど…
仮に全滅回数とかリセット回数が0だと何か特典とかあるんだろうか?
そんなんやる気ないけどね。
折角だから髭人のプレイしていた流れをを詳しく話して行こうか…
興味がなければ飛ばしてくださいませ~。
『十字架天使』を見つけたら
リーダーを『十字架天使』にして『ヤマト王子』と共に旅をしていた。
『始祖ジュラ』が復活したから倒せと言われるのだが
『始祖ジュラ』を倒すには合聖パワー『せいらんほう』が必要だと言われる。
(『せいらんほう』使わずに物理で戦っていたが勝てなかった…
どうやら体力無限の様子)
その『せいらんほう』習得の為に、卵を持っている『お守り』を6人探し出さなければならない。
その6人のうち、1人が『聖フェニックス』の理力が必要となる。
髭人「はぁ…
『聖フェニックス』いらねぇ~
これでカップルが崩れんのかぁ…」
などとガッカリしつつ、『聖フェニックス』を仲間にして
レベルを上げて『パワーライト』を覚えさせて、『お守り』に使って卵ゲットして
『せいらんほう』習得し、『始祖ジュラ』と戦い、これを撃破。
すると
聖フェニックス「私はこれから修行の旅に出ます」
と、パーティから出て行った。
髭人「お前、カップルがいるからって自ら去るって空気読みすぎ!!」
と、快哉に沸いたものである(笑)
ただ…
空気を読んだ『聖フェニックス』の気遣いも空しくクリア必須キャラが出るので
『ヤマト王子』と『十字架天使(この時点ではもう『クロスエンジェル』)』でいさせようという
髭人のささやかな望みも崩れ去る…
ってそれだけにとどまらず、
ボスを倒すと
十字架天使「私、これから修行に出ますの!」
と言ってパーティから離脱する。
髭人「え?
えぇ?」
2度聞き返して固まってその後、あまりの喪失感に吐くかと思ったわ(苦笑)
というか、途中まで2人旅で、
後になって他メンバー追加したもんだから戦力低下も著しかったし…
何で紅一点キャラを態々、外すん?
戦隊物の「ゴレ〇ジャー」で言えば
「モモレ〇ジャー」を外すようなものである。
何で?
上記の『悪い点』でこの要素を入れようか悩んだほどである(アホか…)
しかし、修行に出るつって旅出た『十字架天使(クロスエンジェル)』だけど
第3章に出て来る『照光子』とかいう仲間キャラは役目を終えたら
シャーマン・カーン「『照光子』お前は残れ」
と言って『照光子』も別れる事になる。
髭人「おっ!ハゲが抜けるって?
抜けた枠に戻って来るのか?
まさか…アイツが…」
そして修行を終えたアイツが帰って来るのだ。
髭人「もしや!?
修行を終えた『クロスエンジェル』が『アローエンジェル』となってカムバック!?」
聖フェニックス「俺やで」
髭人「帰れぇぇぇ!!」
怒り狂っていた(苦笑)
それで第4章に『聖フェニックス』がクラスチェンジして『ヘッドロココ』にしつつ
更に進めているとマップ上に船みたいのがありそこにいくと
『クロスエンジェル』からクラスチェンジした『アローエンジェル』がいる。
『セントシップ』という奴で来たが墜落したと…
それで、『シャーマン・カーン』から預かった『合聖パワー』をあげます。
と言って渡してくれるのはいいが
十字架天使「私はここでお留守番してますの」
という…
いやいや着いてこいや!
『ヘッドロココ』と入れ替わりでいいからさ~!
何の為に修行したんやお前――――!!
ラスボスの『ブラックゼウス』の撃破後に上記の通り
十字架天使「きゃーの!嬉しいですの!」
と言ってくれるがこちらはそんなに嬉しくなかった…
髭人「何であなたは戻って来てくれなかったの?」
まぁ…
言いたい放題言ったけども公式的には
『ヤマト王子』と『十字架天使』は愛されてると思うよ。
『ヤマト王子』で検索しようとすると『十字架天使』もセットで候補に挙がるし。
後年のアニメでも救済されいているようだし(あんま知らん)
その上、公式から2人に結婚式のシールも出たようだし…
以上、『ヤマト王子』&『十字架天使』の話でした~!!
(何の話で締めとんねん!)
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