縦スクロールシューティング
自称「フォーメーションRPG」
開発&発売はスクウェア
1986年9月18日発売
特徴
メーカー側は「フォーメーションRPG」などとほざいているが
「縦スクロールシューティング」である。
メーカー側が「スクロールRPG」と言った
「頭脳戦艦ガル」と同じである。
4人が主人公であり、
各キャラに1ステージ用意されていて全てのキャラを終えると
全員集合している1ステージが始まるという計5ステージ構成。
各キャラステージでその各キャラ残機なしなので1回死ぬとそれでおしまい。
だが、ゲーム自体はゲームオーバーになる事はなく次のキャラをプレイする事になる。
ラストステージは生存しているキャラのみが合流する。
合流しているキャラはダイヤ型にフォーメーションを組む。
そしてフォーメーションを切り替えながら戦っていくのだ。
だからこその「フォーメーションシューティング」なのである。
あ?「フォーメーションRPG」?
それはもう忘れろッッ!!
あらすじ
古代マラルリには、長い間語り継がれている光と闇の伝説があった。
それは”勇者の伝説”とも呼ばれている。世界は「現在」「過去」「未来」の時を成す三本の剣により、バランスを保っていた。
三本の剣を有する者こそが古より世の覇者になると……。
勇者の証である三本の剣は、ドラゴンの手中にある。
そのドラゴンが支配するイザンテ王国、そして隣り合うオルセア王国から、伝説は始まる。
オルセア王国のクレア姫がイザンテ王国の暗い岩に囲まれた古城に捕らわれてしまった。
オルセア王は、重臣たちを集め、命を下した。「我が血族に、勇士の称号を持つ者がいる。
彼らは人里を離れ、人と交わることなく暮らしている。
"KING"と印された剣を下げ、杖を持ち、ナイフを投げ、鎧をまとった勇士たちが、必ずやこの難を救ってくれよう」
冷静沈着であらゆる魔法をこなす老魔術師、カリバ!
気は優しくて力持ちの一角獣、バルーサ!
ナイフ投げの名手で生意気な小泥棒、トビー!
四勇士の核となる剣さばき鮮やかな少年騎士、レイジャック!!
彼らを求める声が、勇士たちの胸へと突き刺さり、彼らはそれぞれの里を旅立った。
そして姫を救うべく伝説の四勇士は蒼きドラゴンの居城で出遭う……。
得点は20点
良い点
・特になし
悪い点
・無敵時間が無い。
・キャラの個性が薄い
・フォーメーションに固執しすぎ
悪い点の解説
・無敵時間が無い。
ライフはあるものの無敵時間が無いため、
連続ダメージを受けやすく、初期だと敵がまとまっているところに突っ込むと簡単に瞬殺される。
後、階段下り中にも当たり判定が残っていてダメージを受けるし
ライフが尽きれば当然、そこで死ぬ。
ラストステージは体力が共通で体力が尽きたら4人とも一気に全滅である。
・キャラの個性が薄い
各キャラ正面に直線的なショットを撃つが画面内に1発。
アイテムにより2発撃てるだけという共通である。
広範囲だとか弾道が特殊だとか弾の大きさが異なるなどという違いはない。
直進ショットオンリーである。
ラストステージのみアイテムの取得状況により各キャラ固有の魔法を使えるが1回のみ
しかも、使用する場所はほぼ限られていると言ってもいいので自由度は皆無である。
・フォーメーションに固執しすぎ
自称『フォーメーションRPG』の為か4人のフォーメーションを重きを置き過ぎである。
ラストステージは4人いないとまずラスボスにすらたどり着けないのだから…
4人の魔法の種類は異なるのだが適切な場所でフォーメーションを切り替えて
使用する事になるというものだけで自由度はない。
その割に、先頭キャラのみのショットしか撃てず着いて来るだけ
残り3人はただの当たり判定役である。
しかもウリとして謳っているこのフォーメーション。
任意に出切り替えるのは不可能である。
ラストステージ上に置かれているパネルに触れる事で各キャラが切り替わるのである。
つまり、Aキャラの魔法を使わなければならない場所でBキャラが先頭ならその時点で詰みという事になるわけである。
初期の1人ステージでは1人が死んでも別の味方でゲームを続行なのだが
1~3人でラストステージにたどり着いたってクリア不可。
せめて、1人でもクリア出来るけど真のエンディングではないって事には出来なかったの?
ゲームの進行としては
ブロックがステージ上に多数あり、その中にアイテムが埋まっているので集めていくのが重要。
そのアイテムを集めなければクリア出来ないと言ってもいいので初見クリアはまず無理(仕掛けもあるしな)
だが、ゲームオーバーになってもタイトル画面でセレクトボタンを押す事で周回プレイが可能。
取り忘れたアイテムなどを取りに行ける。
但し再プレイ時は初期化されるのでレベルや集めたアイテムは全て没収となり、集め直しである。
しかし、バルーサ(恐竜)とトビー(小さい奴)よ。
「DEAD」なのに笑ってんじゃねーよ。
お前死んでんねんで!
それにしてもパッケージではイケメン青年なのにゲーム上だと…
「あれ?イケメン君、どこにいるんだ?」
「何だこの目だけの鎧野郎は。完全にポポロクロイスの白騎士やんけ!」
そういえば、「白騎士」は旅をしているんだっけか…
白騎士「見つけたでござる!って違う
これは『キングスナイト』ではないかッ!
拙者が探し求めているのは『キングナイト』の剣でござる!」
そんな感じか?
しかし、ソフトの絵も1つの大きな絵を細かく部分分けして
各キャラを集めた3つの絵にしているけどもう少しなんとかならんかったのかな?
左端の鎧野郎のすぐ後ろに恐竜の足が見える。
右短の恐竜と共通である。
空間がねじれているんじゃないかっていう錯覚さえ受ける。
ここからがネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ラスボスは4人で戦いを挑むのだがそこでもフォーメーションを利用する。
1人で一定以上のダメージを与えたら切り替えなければならないのだ。
(フォーメーション切り替えパネルはそこにある)
そして4人が一定のダメージを与える事でラスボスを倒せる。
ウンザリするほどフォーメーションって感じである。
キャラに個性を付けてそのフォーメーションも自分で切り替えて独自の攻略法を見つけていく仕様ならば面白味があったものの
決められた場所で決められた魔法を使うためにほぼ決められたフォーメーション切り替え。
やる事、やる場所はほぼ固定。
最初の各キャラステージのアイテム集めは何度もプレイして
アイテム出現位置を把握しつつ結構、無理しないと集まらんし…
製作者の敷いたレールの上を行けという状態である。
しかも肝心のシューティングも良好とは言えんもんな…
先頭以外の3人は着いて来るだけで攻撃に参加しないくせに当たり判定だけがある。
ウゼェ…
これから「スクウェア」は『ファイナルファンタジー』という社運を賭けたRPGを作っていくんだよな。
まぁ…
こんな出来のシューティング作品をRPGと名乗って売ったのだから『ファイナル』と付けざるを得ない状況に陥るのは容易に察する事が出来る…
自称「フォーメーションRPG」
開発&発売はスクウェア
1986年9月18日発売
特徴
メーカー側は「フォーメーションRPG」などとほざいているが
「縦スクロールシューティング」である。
メーカー側が「スクロールRPG」と言った
「頭脳戦艦ガル」と同じである。
4人が主人公であり、
各キャラに1ステージ用意されていて全てのキャラを終えると
全員集合している1ステージが始まるという計5ステージ構成。
各キャラステージでその各キャラ残機なしなので1回死ぬとそれでおしまい。
だが、ゲーム自体はゲームオーバーになる事はなく次のキャラをプレイする事になる。
ラストステージは生存しているキャラのみが合流する。
合流しているキャラはダイヤ型にフォーメーションを組む。
そしてフォーメーションを切り替えながら戦っていくのだ。
だからこその「フォーメーションシューティング」なのである。
あ?「フォーメーションRPG」?
それはもう忘れろッッ!!
あらすじ
古代マラルリには、長い間語り継がれている光と闇の伝説があった。
それは”勇者の伝説”とも呼ばれている。世界は「現在」「過去」「未来」の時を成す三本の剣により、バランスを保っていた。
三本の剣を有する者こそが古より世の覇者になると……。
勇者の証である三本の剣は、ドラゴンの手中にある。
そのドラゴンが支配するイザンテ王国、そして隣り合うオルセア王国から、伝説は始まる。
オルセア王国のクレア姫がイザンテ王国の暗い岩に囲まれた古城に捕らわれてしまった。
オルセア王は、重臣たちを集め、命を下した。「我が血族に、勇士の称号を持つ者がいる。
彼らは人里を離れ、人と交わることなく暮らしている。
"KING"と印された剣を下げ、杖を持ち、ナイフを投げ、鎧をまとった勇士たちが、必ずやこの難を救ってくれよう」
冷静沈着であらゆる魔法をこなす老魔術師、カリバ!
気は優しくて力持ちの一角獣、バルーサ!
ナイフ投げの名手で生意気な小泥棒、トビー!
四勇士の核となる剣さばき鮮やかな少年騎士、レイジャック!!
彼らを求める声が、勇士たちの胸へと突き刺さり、彼らはそれぞれの里を旅立った。
そして姫を救うべく伝説の四勇士は蒼きドラゴンの居城で出遭う……。
得点は20点
良い点
・特になし
悪い点
・無敵時間が無い。
・キャラの個性が薄い
・フォーメーションに固執しすぎ
悪い点の解説
・無敵時間が無い。
ライフはあるものの無敵時間が無いため、
連続ダメージを受けやすく、初期だと敵がまとまっているところに突っ込むと簡単に瞬殺される。
後、階段下り中にも当たり判定が残っていてダメージを受けるし
ライフが尽きれば当然、そこで死ぬ。
ラストステージは体力が共通で体力が尽きたら4人とも一気に全滅である。
・キャラの個性が薄い
各キャラ正面に直線的なショットを撃つが画面内に1発。
アイテムにより2発撃てるだけという共通である。
広範囲だとか弾道が特殊だとか弾の大きさが異なるなどという違いはない。
直進ショットオンリーである。
ラストステージのみアイテムの取得状況により各キャラ固有の魔法を使えるが1回のみ
しかも、使用する場所はほぼ限られていると言ってもいいので自由度は皆無である。
・フォーメーションに固執しすぎ
自称『フォーメーションRPG』の為か4人のフォーメーションを重きを置き過ぎである。
ラストステージは4人いないとまずラスボスにすらたどり着けないのだから…
4人の魔法の種類は異なるのだが適切な場所でフォーメーションを切り替えて
使用する事になるというものだけで自由度はない。
その割に、先頭キャラのみのショットしか撃てず着いて来るだけ
残り3人はただの当たり判定役である。
しかもウリとして謳っているこのフォーメーション。
任意に出切り替えるのは不可能である。
ラストステージ上に置かれているパネルに触れる事で各キャラが切り替わるのである。
つまり、Aキャラの魔法を使わなければならない場所でBキャラが先頭ならその時点で詰みという事になるわけである。
初期の1人ステージでは1人が死んでも別の味方でゲームを続行なのだが
1~3人でラストステージにたどり着いたってクリア不可。
せめて、1人でもクリア出来るけど真のエンディングではないって事には出来なかったの?
ゲームの進行としては
ブロックがステージ上に多数あり、その中にアイテムが埋まっているので集めていくのが重要。
そのアイテムを集めなければクリア出来ないと言ってもいいので初見クリアはまず無理(仕掛けもあるしな)
だが、ゲームオーバーになってもタイトル画面でセレクトボタンを押す事で周回プレイが可能。
取り忘れたアイテムなどを取りに行ける。
但し再プレイ時は初期化されるのでレベルや集めたアイテムは全て没収となり、集め直しである。
しかし、バルーサ(恐竜)とトビー(小さい奴)よ。
「DEAD」なのに笑ってんじゃねーよ。
お前死んでんねんで!
それにしてもパッケージではイケメン青年なのにゲーム上だと…
「あれ?イケメン君、どこにいるんだ?」
「何だこの目だけの鎧野郎は。完全にポポロクロイスの白騎士やんけ!」
そういえば、「白騎士」は旅をしているんだっけか…
白騎士「見つけたでござる!って違う
これは『キングスナイト』ではないかッ!
拙者が探し求めているのは『キングナイト』の剣でござる!」
そんな感じか?
しかし、ソフトの絵も1つの大きな絵を細かく部分分けして
各キャラを集めた3つの絵にしているけどもう少しなんとかならんかったのかな?
左端の鎧野郎のすぐ後ろに恐竜の足が見える。
右短の恐竜と共通である。
空間がねじれているんじゃないかっていう錯覚さえ受ける。
ここからがネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ラスボスは4人で戦いを挑むのだがそこでもフォーメーションを利用する。
1人で一定以上のダメージを与えたら切り替えなければならないのだ。
(フォーメーション切り替えパネルはそこにある)
そして4人が一定のダメージを与える事でラスボスを倒せる。
ウンザリするほどフォーメーションって感じである。
キャラに個性を付けてそのフォーメーションも自分で切り替えて独自の攻略法を見つけていく仕様ならば面白味があったものの
決められた場所で決められた魔法を使うためにほぼ決められたフォーメーション切り替え。
やる事、やる場所はほぼ固定。
最初の各キャラステージのアイテム集めは何度もプレイして
アイテム出現位置を把握しつつ結構、無理しないと集まらんし…
製作者の敷いたレールの上を行けという状態である。
しかも肝心のシューティングも良好とは言えんもんな…
先頭以外の3人は着いて来るだけで攻撃に参加しないくせに当たり判定だけがある。
ウゼェ…
これから「スクウェア」は『ファイナルファンタジー』という社運を賭けたRPGを作っていくんだよな。
まぁ…
こんな出来のシューティング作品をRPGと名乗って売ったのだから『ファイナル』と付けざるを得ない状況に陥るのは容易に察する事が出来る…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます