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「ポポロクロイス物語」プレイ日記 第27回 ~男児が生まれたら『比干支路』にする予定(未婚者)~

2013-06-12 19:00:42 | 「ポポロクロイス物語」 プレイ日記
上ではヤブー達3人が一人の女性に対して戦いを挑んでいた。



ドルン「…ダメだ。魔法、全く効かない…」
ヤブー「諦めるな!よく見てみろ!見えるだろう。あの美しい冷気が!聞こえるだろう。あの凍てつく風が、吹きすさぶ風が!ふふふふふ。
吹き荒れているぞ!全ては静にさせる虚無の風が。…奴は弱っているぞ。奴を倒す必要など無いぞ!結界を弱められればそれでいい」
ゾルダン「きききき承知!」
ヤブー「今だ!攻撃を集中させろ!」(敵同士、力を合わせて目的を達しようとするってのは珍しいシーンだな)
ゾルダンは恐竜に変化し、火を吐く。ドルンは氷のツララを発射する。ヤブーは光線を放つ。
サニア「ムダなことはおやめなさい。あなたたちの力では私をここから引き離すことはできません」
サニアは竜になり火を吐く。3人は痺れる。
ヤブー「くうう。やはり我らの力では…」(「カウパがいれば」とか「カウパの無念を晴らすため」ぐらい言って欲しかったな)

そんな時にピエトロが倒れ込み立ち上がる。前にあるのは女性の後ろ姿。
ピエトロ「お、お母さん?…お母さんなの?お母さんでしょ?ボクのお母さんだよね。答えてお母さん!」
サニアは何も答えない。
ヤブー「ピエトロ王子よ。私はどうやらお前のことを甘く見すぎていたようだ。我らが仲間。カウパを倒すとは。さすがは竜の子だ…
しかし、今はお前に礼を言うぞ!不動の竜を引きずり出す最高のエサが現れたのだからな!」
ヤブーが攻撃するとその場から落ちそうになるピエトロ。
ピエトロ「お、お母さん」
流石のサニアも我が子が落ちそうになっているのを放っておくことなど出来ず振り返って助けようとその場から動いてしまう。
ヤブー「お前も甘いな!」
サニアが立っていた中心部分にヤブーが立ち、バリンと何かを破壊する。
ヤブー「ふふふっふふ…あはははっはははっはははっ。ははははははははははははは!遂に封印が消滅した!今こそ今こそ
解き放たれる!我らが滅びの王。氷の魔王様の御霊が解き放たれる。ありがとうピエトロ。このヤブー。心から例を言おう。
お前が来てくれたおかげでお前の母は封印から離れた。そして我らは封印を破壊することができた。さらば。我が親愛なる友よ。
愚かな子供よ」
その場から降りていく3人。
ピエトロも落ち、サニアも着地してから倒れてしまう。ピエトロは倒れているナルシア、白騎士、ガミガミ魔王の3人を起こした。
白騎士「く…くやしいでござる。あの四天王どもに不意をつかれたでござるよ」
ガミガミ「チキショー。全く、ヒキョーな連中だぜ」
ナルシア「ピエトロ王子。この人、ひょっとしてピエトロの?お母さんに会えたのね?上で何が起きたの?」
ピエトロ「…う、ううん。わかんない良い。全然わかんないんだよ。お母さんが、お母さんが竜になっちゃうし、ヤブーはボクにお礼を言うし」

倒れているサニアが気がついたらしく苦しそうに口を開いた。
サニア「…ピエトロ」
ピエトロ「お母さん!お母さんだよね。ボクのお母さんでしょ…?大丈夫なの。お母さん?」
サニア「私のことは心配しないで。時間がありません。急いで話します。よく聞きなさい」
ピエトロ「…」
サニア「私は人間ではありません。竜の化身です」
ピエトロ「竜?」
サニア「そうです。私は光の世界の使いとして地上を守り続けた竜なのです」
ピエトロ「…」
サニア「お前が生まれたばかりの頃、氷の魔王がポポロクロイス城を襲いました。私は竜の姿に戻り魔王と戦いました。そして勝ちました。
けれど闇の世界に落ちる寸前、魔王は私の魂までも道連れにしたのです。魔王は私の力を利用し、再び地上に復活しようと企んでいたからです。
それを知った私はこの魔王の星に封印を作りました。魔王の魂を封じ込め、同時に私の力を利用されないように私自身守るためでした。けれど」
ピエトロ「お母さん!」
サニア「わ、私が行かなければ、私がいかなければ、魔王の魂は…私が、私がいかなければ…」
竜としての使命感だろう。だが、倒れ弱々しい母の姿を見てピエトロが申しでる。

ピエトロ「お母さん!ボクが、ボクが…」
サニア「この塔の地下に魔王の魂が…けれど私はもう…ピエトロ頼みましたよ。私は竜の剣を通じてあなたをずっと見守っていましたよ。
あなたはとても強くなった。あなたなら」
ピエトロ「お母さんーーーっ!」
ナルシア「安心してピエトロ王子。お母さんは気を失っているだけよ」
ピエトロはやっと出会う事が出来たということもあってか涙を流した。しかし、現実はそのような再会を喜ぶいとまも与えてはくれない。
ガミガミ「グズグズすんなこのガキ!オレ様は先に行くぞ!」
白騎士「拙者誓うでござる。何があっても氏名は絶対に果たすでござる。あの悪党どもを退治したら必ず戻るでござる。この場でお待ちくだされ。
ピエトロ殿行くでござるよ!」
泣いていてまだ立ち直ることができない。
ナルシア「ピエトロ」
白騎士「ツライでござるが今は母上殿の事は忘れるでござるよ」
ガミガミ「行くぜボウズ。あいつらめ。ブチのめしてやろうぜ。美人のおかあちゃんとの約束だ。破るわけにはいかないぜ」
ピエトロ「ごめんね。お母さん。すぐ戻ってくるからここで待っていてね」

ピエトロもようやく自分のやることが分かったのか行動し始める。
塔の下を4人は行く。さほど複雑ではなく下に降りていってすぐに最深部にたどり着く。

すると3人となってしまった四天王のメンバーが互いの力を合わせて柱に向かって魔力を飛ばす。
ピエトロ達の姿に気づいたのかヤブーが指示をだした。

ヤブー「…ドルン…お前に任せたぞ」
ドルン「…承知」

ドルンがピエトロ達の前に立ちはだかる。
ドルン「氷の魔王様の復活。近い。邪魔させない。このドルン相手になる」



ドルンとの戦闘になる。
雄叫びを使ってくる。コレをうけると混乱状態となってしまう。(俺はコレで混乱しピエトロナルシアを白騎士が殺し敗北していった…白というより暗黒騎士だな)
雄叫びに気を付けながら、攻撃を加えていくと何とかドルンに勝利した。

ヤブー「今こそ!今こそ!今こそ氷の魔王様の魂は復活果たされる!」
ピエトロ「そ、そんな…」
白騎士「無念。間に合わなかったでござるか?」
ヤブー「あははははっははははは。あはあはあはあはあはっははははっ!」
ゾルダン「きききっききききっきっ」
(お前ら笑いすぎだろ。ドルン死んどるんやで…。

……

ま、あんま気にすんなよ)


ヤブー「あはははっははは…誰だ!」
高笑いするヤブー達の前に現れたのはサニアだった。

ピエトロ「お母さん」
サビア「氷の魔王を復活させることは許しません。こ、この私が…この私が止めて…今一度だけ力よ。闇を払う光の力よ」
サニアは竜になれずにその場に倒れてしまった。
ヤブー「ふん。惨めなものだな!地上を守護する者ともあろう者が立っているのもやっとか!まぁ無理もないか、
十年もの間、魔王様の魂を封じ込めていたのだからな…。お前の方から来てくれるとは、まさに好都合。これですべての用意が整った。
後は、魔王様の魂をお連れし、この世界から脱出するのみ!」
ピエトロ「お母さんっ!お母さんっ!しっかりして!」
必死に声をかけるピエトロの前に氷の塔の床にヒビが入る。
ガミガミ「ダメだ!この塔はもう崩れちまう!早く逃げないとペシャンコにされちまうぞ」
倒れているサニアの方にはいけず、4人は塔から脱出することしかできない。(倒れている母さん置き去りって…まだヤブーとゾルダン残っているのに)

塔から何とか出ると
「ああ…塔が、塔が崩れていく。お、おかあさん!お母さんを助けなきゃ!」
塔の崩壊と同時に、4人の足場も崩れ、落下してしまう。
ピエトロ「うわーーーーーー!」

そこでムービーが入る。
4人とも無事であった。何とマックが4人の下に回り込んでいてくれたのだ。
涙を流すピエトロ。すると氷の魔王の魂が巨大化を始める。氷の魔王の星よりもでかいぐらいである。
その大きさは数百mどころか1km以上あるんじゃないだろうか?
マックに迫る氷の魔王の魂。そこへ、光の針のようなものが氷の魔王の魂に刺さる。
飛んできた針の方を見るとダーナの兵士達が弓矢で攻撃してくれていた。
順々にピュンピュンピュンと矢を放つ姿は美しい。
そして、なんとか逃げ切り、ダーナの神殿に向かう。
ナルシアはピエトロ王子に

「泣かないで。闇の王ダーナなら何とかしてくれるから。ね?」

と優しく励ましくしてくれた。(ムービー終了)

マック「…ふぅ。ホントに危機一髪だったね。氷の魔王ってあんなに凄い奴だなんてちっとも知らなかったよ。
ダーナ様の兵士が来なかったらどうなってたか…」
白騎士「全くでござる。噂には聞いていたでござるが氷の魔王というのがあそこまで怪物とは…
あんな怪物に地上に出られたなそれこそ大変なことになってしまうでござるよ」
ガミガミ「あの復活しただけで星が壊れちまった、星が丸ごと粉粉だぜ。あっ!」
ナルシア「ピエトロ王子…」
落ち込み何も言わないピエトロであった。

神殿に戻り、ダーナに報告ということになる。
女性「ダーナ様は悲しんでおられます。この闇の世界の平和。そして静けさが破られてしまったことを」
女性「多くの兵士たちが命を落としました。ダーナ様は悲しんでおられます」(弓矢を放っていただけにしか見えなかったが…知らないところで戦いがあったのか?)
女性「今度の戦いで多くの兵士たちが命を落としました。けれども仕方ありません。それが彼らの仕事なのですから」
兵士が生まれる場所にいる神官の女性は
女性「兵士たちの命は短い。一度戦いに出れば2度と戻ることはありません」(使い捨てってことか?)
女性「全ては終わりました。この闇の世界に再び、平和が訪れたのです」
女性「氷の魔王の魂は既にこの闇の世界を脱出しました。この世界の平和を乱すものは消え去りました」
女性「今度もまた多くの兵士たちの命と引き換えにこの世界の平和は守られました。はるか昔から何度となく繰り返されてきたことで。
我々は全てダーナ様のお心に従います。それが、私たちの使命だからです」
では、沢山の兵がやられた兵士の方に話を聞いてみる。
兵士「ダーナ様と闇の世界を守るのが我らの使命。使命を果たした仲間たちに栄光あれ!」

そしてダーナの所に行き、報告に行く。
ダーナの口からは出たのは幼いピエトロにとっては容赦の無い言葉だった…


つづく…


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