エピローグ
自室のベッドで寝ているピエトロ。そこへパウロがやってくる。
パウロ「おーい。ピエトロ。いつまで寝ておるんじゃ早く起きぬかピエトロ!いやー実はなー。いい知らせがあるんじゃよ。実はな…
やめた!ここで話してはあまりにもったいないからな!用意ができたならわしの部屋までくるのじゃ。そこで教えてやるからな」
そう言うとパウロはピエトロの部屋から出ていった。ピエトロはパウロを追う。
パウロ「遅い。遅いぞ!ううむ。ピエトロのヤツ一体何をしているのじゃ。ああ。もう待ちきれん!うわっ!ピ!ピエトロじゃないか!…いや、なんでもないぞ。それよりどうだ?
もう目は覚めているのか?まだボンヤリしているならそこらへんでも散歩してくるがいい。そして本当に気持ちが落ち着いたのなら
隣の部屋のドアを開けるのじゃ」
隣の部屋に行こうとすると
パウロ「…ピエトロよ。待つのじゃ…ピエトロよ…心構えは出来ておるのか?大事な時間になるぞ。ぼけーっとした気持ちではもったいないぞ。
心構えはできたか?」
NO
パウロ「…まぁ良い。時間はたっぷりあるのだからきちんと心構えができてから再び来るがいい」
横にいるオバちゃん「ああ。みんな今日という日をどんなに待ちわびたことでしょう」
下の玉座の間に移動する。
シター「…平和じゃな。星々の動きも風の流れも全てに狂いがない。しかしいつの日にかこの平和を乱そうとするものが現れるのじゃろう。
その時、また勇気をもって戦えるように今日は静かな日々を楽しむのじゃ。…ただし勉強は忘れずにな。王子」
マッター「兵士たちの報告によると最近凶暴な怪物共は殆ど姿を消したようです。おかげで人々は安心して日々の生活を送っております。いやぁ良かった良かった」
→マッター「私は戦いは好みません。平和が何よりです。ですからして私はとっても幸せです」
会議の間の前のラブレター兵は相変わらず放っておくと何か書き始める。今日は誰に対して書いているのか話しかけてみた。
ラブレター兵「おめでとうございます。ピエトロ王子。サニア様が目を…あ、王子様!と、とんでもない!お祝いの手紙なんて書いてませんよ」
(ラブレターじゃなかった。ここで「サニア様。あなたは私の希望です」って書いていたら俺は尊敬したのにな。でも、これはこれで意外性があってよろしい)
兵士「この所王子様はずっとお城に閉じこもってばかり。どうですか?たまには外の空気を吸ってみては?王子様の顔を見たい。
そう思っている人たちもいると思いますよ」
オバちゃん「聞いてますよ、王子様。何でもここの所お白地閉じこもってばかりとかたまには三歩でもしたらどうです?気分転換になると思いますよ」
居眠り兵士「城の警備はお任せ下さい。この大きな目でパッチリと見張っています」→「ぐーぐー。見張ってます。ぐーぐー」(ね相変わらず器用な人)
兵士「ドンとゴンの2人…武者修行の旅に出るとか言って、それきり戻ってこないんですよ。なんだか妙に真面目な顔してたけど大丈夫なのかなぁ?」
兵士「そういえばドンとゴンの二人どうしたんでしょうね?この前冒険に必要だからってここで武器を探したりしてたんですけど世の中、平和になったっていうのに一体どこに行く気なんでしょ」
(強くなるというより鍛えるべきなのは2人はメンタル面だよな…)
文官「くどいかと思いますが我が城はビンボーなんです。…だけど今日のお祝いだけは特別です。パァーっといきましょう。パァーっと」(いいね。こういう思い切りは必要よ)
文官「歴史に国語に計算に王子様、勉強の方は進んでおりますかな?…まぁいいでしょう。今日だけはあまりヤボなことはいいませんよ」
眠り魔法使い「ムニャームーはっ!おはようございます。ムムム氷の魔王め。いざ勝負この私が正義の魔王でえー。はぁもう王子様やっつけてしまったんですか。さよか…」(あんたはもうずっと寝てていいよ)
魔法使い「最近は怪物も出ませんし、本当に平和ですなあ。これもみんな王子様とお仲間たちのおかげですな。そういえばお仲間たちいえばどうしています?
最近あまり話を聞きませんが…」
女性「そういえば…あれは氷の魔王との戦いの前ですよね。ナルシアさんとギルダさん。このお部屋でお休みになりましたね。何だか懐かしいなあっぁ。お二人とも今頃どうされてるんでしょう」→「フローネルの森で幸せに暮らしてらっしゃるのでしょうか?」
キララ「えいっえいっ!あっ王子さま、私今度こそカンペキに回復魔法を覚えました。王子様、いろいろお疲れでしょ?私が治してあげますからそこに立ってくださいな」
YES
キララ「じゃあ行きますよ~~。ええい。エレガンスゴージャスア~ンドブリリアントスーパーヒール」
光って球に包まれるピエトロ。タリララッタラ~
キララ「やりぃ!大成功うれし~い。どうですか。王子様私の魔法成功でしょ?また疲れたらいつでも来てくださいね」(奇跡が起きたなぁ~)
地下の魔法使い「我々の使う魔法の源はどうやらブリオニアにあるようです。私はサボー殿とともに新たな魔法の研究をはじめようと思います」(へぇ…解き明かされるのかなぁ?)
さびー「おお。ピエトロ王子か、今この水晶球をブリオニアから運んだところなんだ。この水晶球は一種の記憶装置でね。ブリオにあの歴史の全てが収められているんだ。
そしてこれからはこの水晶球には新しい歴史が刻まれていくのだろう。新しい歴史。キミたちが作る新しい時代の姿を私は見てみたいと思う…私は決めたんだ。もうしばらくこの国にお世話になろう。
そして、この世界のために私はブリオニアの知恵を役立てたいと思っているんだ…それがこれからの私の生きがいだ」(もうしばらくね…もうしばらく…)
魔法使い「今日は朝から何やら城の中が騒がしいような…気のせいですかの?」
モーム「なんじゃなんじゃ。なんの用意もできておらんじゃないか!あそこの旗を飾りあっちの壁には…うーむ。これでは間に合わん!みんな何をしてる!今日は大事な日なのだぞ!みんな、それじと…あっ王子様。…。何でもありませんぞ。あっはっは」→「本当に何でもありませんぞ信じてくだされ王子様。そ、それよりサニア様の具合でも見ていかれたらいかがです?」
兵士「実は私…今日からコック見習いになりました。ずっと台所にいたのがモーム様しれてしまって…そんなに台所が好きならコックになれと言われていまして。あはは。あははは」→「まだみならないなもんで料理を作らせてもらえないんですよ。
それに服がまだなくてこのカッコじゃあどうも雰囲気が出なくて困ります
コック助手「えへへへ。料理も任せてもらえたし、後輩もできたしもう言うことなし!って感じですね」
コック「何だか知らないけど今夜はお祝いがあるそうでまあ何はともあれ目の玉が飛び出るようなウマーイ料理を作ってみせるぞ!」
女「そういえばあのガミガミ魔王。どこで何してんでしょ?今はミニ魔王城とかに住んでるってウワサだけど元気にしてるのかしら?王子様、何か知りません?」(ガミガミ魔王とこの女性との馴れ初めとか見たいものだがなぁ~)
オバちゃん「こんばんは忙しくなるぞってさっき大臣のモーム様に言われたんですけど何があるのかしら、王子様知ってらっしゃいます?」
女性「どうしましょどうしましょ。今晩のお祝いの用意でもうテンテコマイなんですよ!料理の準備に広間の飾りつけにええっとええっと…とにかく大変なんですよ」
兵士が洗濯していた
兵士「ふーーたまには選択を手伝おうと思ったんですけど、メイドさんの仕事ってホント大変なんですねぇ…腰が痛い」
洗濯オバちゃん「もう困りますよ。ホントにー。私がやりますからー」
兵士「私も負けてられません!白騎士殿の教えを忘れず毎日修行を続けます」
兵士「さっきドンとゴンの二人が何だか怖い顔をして白から出ていきましたけど…あの2人どこに行くつもりなんでしょ?」
・ポポロクロイス城下町
兵士「今夜はお祝いがあるとかメイドの人達が行ってましたが…何のお祝いなんでしょ」
女性「あたし、噂で聞いたんだけど、…また竜の神様が現れて氷の魔王をやっつけたんですって。でも…氷の魔王をやっつけたのは王子様なんでしょ?
ひょっとして…王子様が竜の神様…?イヤだあそんな事あるわけないですよね?」(良い勘をしていますな)
→「氷の魔王をやっつけたのは王子様?それとも竜の神様?一体どっちなの?」
オバちゃん「サニア様のご様子はどうなんですか?ずっと寝たきりなんて王子様もさぞご心配でしょうねえ」
井戸端オバちゃんA「あらピエトロちゃん!最近顔見なかったけどずっとお城で勉強かい?せっかくいいよう気になったんだ。たまには外で遊んだほうがいいって」→「はあ。それにしてもいい天気だねえ。あのひどい寒さがまるで嘘みたいだよ」
井戸端オバちゃんB「王子様、最近フローネルの森に行きました?森の魔女ナルシアちゃん。王子様に会えなくて毎日寂しがってるって話ですよ」→「王子様、女の子には優しくしないとダメですよ」
井戸端オバチャンC「今日、お城で何があるのかしら?お城の人たちが朝からとっても忙しそうにしてるけど」
ジジイ「わしは知っとりますぞ。あの寒さは氷の魔王のせいじゃ。そして氷の魔王をやっつけたのはピエトロ王子様ということもわしはよーく知っとります」
→「みんなを守ってくれたのは王子様じゃ!みんな知らなくともわしは知っとる。そして絶対に忘れんですよ」(意外とみんな知っていると思うが)
おじさん「そういえば最近ガミガミ魔王の噂、とんと聞きませんなあ。あのオヤジどこに行っちまったんでしょう?」
火のばあさん「…この希望の炎、もはや必要ないかもしれませんね。この国には王子様がいる。王子様こそ新しい希望の炎ですからね」(いいこと言うな~)
まずは学校。
男の子A「今日から新しい先生が来るんだってさ。どんな人かなぁ?」
男の子B「キャッチボールも飽きちゃったしなぁ。何か面白い遊びないかなあ」
女の子A「休み時間だからおママゴトやってんの」
女の子B「奥様、ご存知ざますか?氷の魔王をやっつけたのはお城のピエトロ王子ざますのよ。
ホントざましょうか?ホントだとしたらとんでもない話ざますわねぇ」
教室内に入ってみた。
女の子C「うまいうまい。その調子だよ。あたしね新しく入った子、勉強教えてたの。えへへ。お姉さんみたいでしょ」
男の子C「えへへ。学校って楽しいな。もっと早くから通ってればよかったよ」
男の子D「あの子ってば(女の子C)…ボクという男がありながら新しい生徒(男の子D)と勉強するなんて。く、悔しい」
男の子E「うわー学校ってスゲー!本がたくさんあるよー」
ストーカーだった男が教壇に立っていて今は休み時間中なので練習している。
ストーカー「ええっ今日は地理の授業です。う、海の向こうには大きな大陸があります。そ、そこに行くには何ヶ月も何年も公開せねばならないのです。
…ううん。本番でちゃんと読めるかなぁ?」
先生「その調子。その調子。うん。大丈夫よ。自信をもってやれば子供たちも必ず真面目に聞いてくれるわ。今日から彼と私、2人で子供たちに教えるんです。
生徒の数も増えてもいいように教室も立派にしたいんですよ」
外に出ると先生が外の子供たちを呼び出した。
先生「みなさーん。授業を始めまーす。早く教室に入ってくださーい」
女の子A「早くしないと怒られちゃうよ」
男の子A「今度先生に怒られるとかーちゃんにたたかれるんだ」
男の子B「ちぇ。もっと遊んでいたかったのに」
教室に戻ると授業が始まる。
女の子A「新しい先生大好き!だってカッコいいんだもん!」
女の子B「やっぱりおママゴトの方が面白い…」
男の子A「ずっと座ってたらおシリが痛くなっちゃった」
男の子B「隣の新入生カワイイ~。オレ幸せ」
男の子C「教室がヤケに立派だと思ったらあの新しい先生がずっと大工仕事してたんだってよ。ひ弱そうな顔してけっこーやるよな」
ストーカー「う、海の向こうには…(練習の時と同じなので略)けれども今日も人々は船出します。
それは人間に勇気ともっと多くのことを知りたいという好奇心があるからです。その心が人間にある限り人間の文明はもっと発展していくでしょう」
→「あれ?ここさっきも読んだかな?」
先生「ガンバってその調子よ!彼の先生振りなかなかいいわ。でももうちょっと堂々としててもいいのに」
学校を後にしてキャッチボールやら旅商人たちに邪魔されていた新婚夫婦の家に行く。
新婚妻「…幸せです」
ハートが出まくっている。
新婚夫「ああ。良かった。あの変な商人一家も帰ってくれたしボール投げもやめたみたいだしこれでようやく2人きり!
おっとっと。そうじゃないんだっけ。えへへ。実はですね。もうすぐ子供が生まれるんです。だから我が家はもう3人一家ってわけで…ああ…幸せ」
(ようやく2人になれたという反動で燃えに燃えたんでしょうなぁ…)
元剣士のジジイ「最近世の中平和だとか言われとりますが安心はできませんぞ!いざという時に備えいつでも剣の修行だけは忘れてはいけませんぞ!」
↑のジジイ娘「…あれからもうずいぶんと時間がたちましたね。だけどサニア様はまだずっと眠られたままだとか…元気出してくださいね。1日も早く目覚められるように私、神様にお願いしてますから」
モノマネ父「いい季節ですなぁ。家の中もポカポカして」
モノマネ母「いいよう気になったし怪物もでなくなったしありがたいことですね王子様」
モノマネ「最近つまんないよ。マネするモノがなんにもないんだもん」(ピエトロ王子のマネをするのはどうですかい?)
猫の家のばーさん「はい…あらあら珍しいわねえ。お客さんなんて。いいよう気になりましたね。うちの猫たちも子供を沢山産みましてねえ」(猫だらけ)
宿の店主「こんにちは王子様。今日はなかなかいい天気ですな。さて今日はどんなご用です」
『泊まる』
宿の店主「わかりました。一晩15Gですがよろしいですか?…と言いたいところですが今日だけはピエトロ王子を勝手に止めてはならない!って城の方から言われてまして…ごめんなさいね」
宿の店員「…いい天気ですね、こんな宿屋で働いてないで、俺も遊びに行きたいなあ」
怪しい店の店主「…最近誰も品物を売りに来てくれない。そろそろ違う仕事を見つけようかなボク」
地下のデフロボとエンジニアロボを見に行く。するとお客さんが来ていた。
男「ここの修理屋はいいよー・ペコペコのおナベだってあっという間に新品同様さ」
エンジニアロボ「おナベの修理くらい私たちにかかれば軽いもんでフ」
デフロボ「オレたち新しく商売を始めたのでフ。ガンバってお金を貯めていつかは立派な研究所をつくるでフ」
隣の道具屋に入る。
店主「いやー助かりますよ。怪物もいなくなったし最近は本当に商売がしやすくて…
店主の妻「世の中、先のことはわかりません。どんな時でも備えを欠かしちゃいけません。必要なものがあったらうちで買ってくださいよ!あ、値引きはできませんけど」(最後の最後までブレなかったなぁ。このオバさん)
店主の男の子「王子様、暇なの?だったらボクらと遊んでよ!」
店主の女の子「みんな平和になったって喜んでるよ。よくわかんないけどあたしも嬉しい!」
兵士「白騎士殿の事ですが、最近パーセラにいらっしゃると聞きました。パーセラと言えば港町。白騎士殿、この大陸を離れ、旅にでも出るのでしょうか?」
兵士「王子様お出かけですか?どうぞ!お気を付けて」
兵士「ここはポポロクロイスの城下町であります。取り敢えず怪物はいなくなったようですがお出かけの際は気を付けて!」
女性「ここ最近、怪物の姿を見ませんねぇ。みんな安心して他の町と行き来してますよ」
そのように話しかけられて城下町を後にして「竜の柱」を使って使って「カナリシア」に行く。
つづく…
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「『ポポロクロイス物語』 プレイ日記リスト」
修正したけどまだ残っている可能性は高い…
もはや物語そっちのけで間違い探しをしてもらうレベルだな(苦笑)