・カナリシア
男「…。魔法使いの町カナリシアにようこそ…」
魔法使い「ううむ。ヤンの奴め。いつまで待たせる気だ。あんまり待たせると帰っちゃうよ」
魔法使い「ヤンの奴、さいきん家に閉じこもったきりじゃのー。何しとるんじゃろか?」
寝ている魔法使い「何か用事があるとかヤン先生に言われたもんじゃがいつまで経っても声がかからん。仕方ないから寝ながら待っとるんじゃ」
寝ている魔法使い「……。わしは眠いだけ」
犬「ワン」
奇妙な花畑の前でにやつく魔法使いのじいさん。
ジジイ「うっしっし。わしのかわいいお花ちゃんたち、立派に育ってきたのう」
男「この家に入るんですか。あ、いえ、なんでもないです。あ、ダジャレじゃないですよ」
男「ここはこの町長老の家で長老はずっとブリオニアの書物を研究中さ」
女魔法使い「家の屋根をクルクルクルクルクルって回っているのは換気扇なのよ。この町のひとたちはみんな大風呂に入らなくて臭くて…じゃなくて~魔法の実験で発生するガスとかを換気するのが目的なのよ」
→「あんまり長いことをこの町にいると臭いが染み付いちゃうよ」
男「そういえばモンスターと暮らしてたジイさん。最近見ないなあ。どっかに引っ越したのかな?」
カナリシアストア「えへへ。この前、赤ん坊が生まれましてね。いやー元気そうな男の子で将来が楽しみですよ。
奥さん「うちの子ったらもう大喜びでお姉さんになれたのがホントに嬉しいらしくってね」」
女の子「聞いて聞いて!あたしね!弟ができたの!すんごく嬉しい!」」
食堂に行ってみる
魔法使い「にょほほ。わしのメシはまだかいのー」
魔法使い「ここを軽視してた夫婦、あくどい商売してるのがバレて町を追い出されたんだ」
→「いやー。実に旨い。ここの食事は本当に旨い」
男「はふはふ。ここの料理は最高だね」
店員の女性「女将さんたちあくどい商売してるのがバレちゃってここにいられなくなったの。そんでなんやかんやでこの町に住んでたモンスター達がこのお店を経営することになってね。あたし最初はイヤだったの。モンスター達と働くなんて気味が悪いじゃない?だけど、今じゃ、全然平気!だってみんな優しいしネ!モンスターたち、みんなとっても真面目なのよ。お料理の腕もバツグンだしね」(順応性高いな)
ドローン「あのジイさん。今日はもう5回も昼飯食ってんだけど・・・」
カマキリ「ほかの仲間たちはジイさんと一緒にモンスター村に行ったぜ」
お土産屋に行くとごちゃごちゃしていた部屋がスッキリしている。
お土産屋のばあさん「あースッキリした」
お土産屋のじいさん「ひどい…ちょっと留守してた間にコレクション全部捨てられちまった…電動歩行パワービートルも、組立式ボーンデッドも、魔法合体ゴーレムも1・1000精密再現ブリオニアジオラマセットも1/700完全再現、ポポロクロイス城ペーパークラフトモデルもチャンネルラジコンのスチームパワーもうーん。何もかも捨てられちまった…ひどい」
→「…キ、キミー。ものは相談じゃかね。わしの作品欲しくはないのか?またコレクションを始めるには何かと金が必要なんじゃちょっと見てくかね?」
助手「先生かわいそうに長年集めたコレクションや自分が作った作品、ぜーんぶ捨てられちゃったんだ…ところでなんの用?」
ゴミ屋敷に行ってみるとそこはきれいに片付けられていた。
女性「私がお掃除してあげたら彼ったら大喜びしてうふふ。かわいいー」
男「ボクの彼女は綺麗ずきなんだ。うー。きれいな部屋にいるとお尻が痒くなる~~~。ガマンだガマン。せっかく彼女ができたんだから」(無理は体の毒ですよ~ウッフッフッフッフ~)
モンスターに知能を与えたじいさんの家に行ってみる。
カブト「ジイさんならもういないぜ。ここにいた仲間たちと一緒にモンスター村に行っちまったよ。名誉村民としてモンスター村に住むことになったんだ」
→「家の掃除が終わったらオレも追いつかけていくつもりさ」
村長の家に行ってみる。
村長「…ここの所ずっとブリオニアで見つかった書物を研究しているのだがな。あまりに数が多い。わしが生きている間には全てを読み終えることはできんじゃろう。
じゃがな。それでもわしは本を読み続けるつもりじゃ。なぜかというとなわしにとって学問とはお月様みたいなものだからじゃ。うんと遠くにあって決して届かないと知ってはいてもついつい追いかけてしまうんじゃ。あはは。年寄りの話は説教臭くてつまらんの。
こんなカビ臭い家で良かったらいつでも遊びにおいで。わしはここでずっと本を読んでいるから」
(いい村長だな)
ノゾキ魔法使いは何と浮きながら覗いている。
ノゾキ「でへへ。後輩魔法使いにな。空中浮遊の術を教わったんじゃ、これでこの家の中も覗き放題じゃ」(それ覗くというよりもう監視だろ)
中の覗かれる女魔法使いはというと
女魔法使い「後輩もできたしあたしそろそろ一人前の魔法使いかな?」
後輩「ここの部屋ってなんかへんな匂いがするな…それにいつも…窓から誰かが覗いているような気が…」
先生「ああ。また新しい弟子を引き受けてしまった。この前取った弟子もまだ半人前だというのに本当に困ったもんじゃ」
あそして中央のヤンの大砲を見に行ってみる。
男「…あ、キミは…いや、なんでもないんだ。気にしないで中に入って…」
中に入るとヤンは中央で大砲の調整だか修理を行なっていて話しかけることはできない。
その脇にいる男には話しかけられた。
中の男「あ、あなたはお城のピエトロ王子!いえいえなんでもないんです!あっそうだ!ボ、ボク魔法の大砲の中にすんごい宝物落としたんだ!
あれ誰かに取られたらとーってもくやしいなぁ。…ホ、ホントだよ」
そのように言われたので上に上がって大砲の砲頭をを見てみる。
ピエトロ「大砲だ…懐かしいなあ。ちょっと覗いてみようかな?」
YES
ヤンの曲がかかる。
ヤン「…うふふ」
振り返り驚くピエトロ
ヤン「待っていたのよ。あんたのこと。ぜーんぶあんたのおかげよ。あんたのおかげでみーんなメチャクチャなのよ。ブリオニア行きは失敗。王様からの資金援助もばさーっと打ち切り」
手をプルプルと震わせ顔が真っ赤になるヤン。
ヤン「…。みんなあたしのことをバカにしてんのよ!今じゃね。ノラ犬だってあたしの顔を見ると足にオシッコ引っ掛けるのよ!あれもこれもみーんなあんたのせいよ!きー許せない!
復讐してやるわ!」
グルグルパーンチを繰り出すヤン。それが外れて大砲の中に吸い込まれるヤン。
すると大砲は中に入ったら自動で動く仕組みなのか勝手に表に出る。
魔法使い「ありゃどうしたことじゃ大砲は出てきたのにヤン先生の姿が見えないぞ?まっいいかのー。グズグzグしてて怒られたイヤじゃもんなーさっさと始めるとするか」
6つの光が大砲に注がれると発射する。ピエトロはその様子を見つめていた。
魔法使い「あ、あれえ…?気のせいかのー今、飛んでったのヤン先生のように見えたがのー。ははーん。なるほどなるほど。ヤン先生、今度は自分を実験台にしたというわけか。うーん。それにしてもよく盗んだノー。ヤン先生も満足じゃろーて。
オホン。皆さん、今回の実験は無事終了ですじゃご協力ありがとうございました!それでは解散!」
動けるのでヤンの大砲に戻ってみる。…
外にいた男「…ヤン先生。このことなら仕方ないよね。自業自得ってヤツだと思う。ヤン先生に言われて手伝っただけなんですよ!ボク、一応ヤン先生の弟子だしここで帰りを待ってるよ。帰ってくるかわかんないけど」
中の男「ご、ごめんなさい!ヤン先生に言われて手伝っただけなんです!許して…お願い!」
(ピエトロ「いや~。ボクも大砲の中に宝物を落としちゃってね。結構重たいからボクの力じゃどうしても引き上げられなくて…お兄さんやってくれる?」とか言い出したらなぁ…)
ヤンも飛ばされてしまったので今度はモンスターに知恵を与えた人が名誉村民になったというモンスター村に行ってみることにした。
・モンスター村
ドローン「えへへ。ここはモンスター村!新しい名誉村民を迎えてみんな盛り上がってるローン」
外にいるモンスター達の殆どは武闘大会に夢中のようでセリフに変化はない。屋内に入ってみる。
カブトA「来年から武闘大会じゃなくて頭の良さを競うコンテストとかやってくれないかなぁ。何しろボクってば、ほら、頭脳派だろ?」(相手が知らないのに勝手に知っている前提で話す奴ってのは頭脳派ではない)
カブトB「今年は予選落ちしてからな。来年の武闘大会こそはガンバるぞ!」
宿ゴースト「生みの親の魔法使いさんがこの村に来てくれて村は活気に満ちているんだ」
オーク「この前、この村の将来のことをみんなで話したんだ、それで決まったんだよ。みんなの特技をいかして何か仕事を始めようって。それで人間たちと商売してこの村をもっと大きくするんだ。あははは。夢があるだろ」
カブトC「オレたちの生みの親カナリシアの魔法使いさんがこの村に来てくれたんだ。オレたちと一緒にこの村で暮らしてくれるんだって。嬉しいなぁ」(感謝しているなら「魔法使いさん」じゃなくて名前を覚えてあげればいいのに)
マーマン「眠たくなる。あなたは眠たくなーる」
マーマンがタコに指をくるくると動かしている。
タコ「催眠術ってホントにきくのかな?まいにちかけてもらってるけど全然眠れないぞ」
倉庫に入ってみる
ドローンB「倉庫番の仕事もそろそろ飽きてきたロン。誰かに仕事押し付けて次の武闘大会の連取いーをしたいロン」
それから、鳥とマーマンの夫婦の家に行ってみる。
マーマン「オレみたいな湿ったやつを愛してくれるなんてうちの嫁は世界一だス!」
ダッシュバード「ダッシュバードとマーマンが結婚するなんてうまくいくはずがない!ってみんなに言われ。だけどずーっとラブラブな生活が続いています。愛はすべてを超えるってみんな分かったと思います。→あたしたち今でもとっても幸せです」
ゴースト「ジイさんが来たからな。みんな酒場で盛り上がってるよ」
その酒場の中に入るとモンスター達が集まっている。中には見知った顔もあった。
マスターやっているゴースト「いらっしゃいませー。あれあれ今日は何だか人間のお客さんが多い火だなぁまぁいいか。そんな事。今日はおワイダ。あんたも楽しんでくれよな」
リビングデッド「うひー楽しいねぇ」
スケルトン「今日はお祝いだ。みんなもっと飲め」
ドローン「も、もう飲めないロン」
カブトD「めでたい!今日はめでたい」
カマイタチ「オレたちみんな何も言わずにジイさんの家を出てきたんだ。ジイさんオレたちの事をもう嫌いになってると思ってたんだけど、そんなことなかったんだ。
ジイさんまだオレたちのこと好きなんだって」
魔法使いのジイさん「みんなバカじゃのー。家から逃げ出されたくらいで嫌ったりするものか…子供には誰でも親から独立したいと思う時期があるんじゃ
そんなことで親が子供を嫌いになったりせんもの」
→「嬉しいのーこの村に読んでもらってもう嫁さんなんぞいらん。わしは一生ここで楽しく暮らすことにしたぞい」
ミミック「あの人間の兵隊たちいつまでここにいる気なんだろ?何だかすっかり馴染んじゃってる感じだぞ」
ドン「いやぁ。この村は楽しいですねぇ。モンスターの皆さんとももう仲良くなりましたよ」
ゴン「あっ王子様…あの実はですねぇ…私たち武者修行しようとお城を飛び出したんですよ。そしたら旅人からこの村にモンスターがいっぱいいるって聞いて…
それなら武者修行代わりに退治してやる!って思って駆けつけてきたんですけど…ここには良いモンスターしかいないんですね。そっかーよく考えてみたら悪いモンスターたちはみんな王子様たちが退治しちゃったんですよね。ボク達はどうしたらいいんでしょ?」(知らねぇよ)
→「ここの連中はみんないい奴ばかりですね。武者修行の方は一休みしてしばらくここで休んでいこうかと思っています。ボクたちちょっとだらしないですか?」(ちょっとどころじゃないよ)
つづく…
NEXT >>>第39回 「お散歩」~その3~:ガミガミシティ~ゴドリフ
「『ポポロクロイス物語』 プレイ日記リスト」
男「…。魔法使いの町カナリシアにようこそ…」
魔法使い「ううむ。ヤンの奴め。いつまで待たせる気だ。あんまり待たせると帰っちゃうよ」
魔法使い「ヤンの奴、さいきん家に閉じこもったきりじゃのー。何しとるんじゃろか?」
寝ている魔法使い「何か用事があるとかヤン先生に言われたもんじゃがいつまで経っても声がかからん。仕方ないから寝ながら待っとるんじゃ」
寝ている魔法使い「……。わしは眠いだけ」
犬「ワン」
奇妙な花畑の前でにやつく魔法使いのじいさん。
ジジイ「うっしっし。わしのかわいいお花ちゃんたち、立派に育ってきたのう」
男「この家に入るんですか。あ、いえ、なんでもないです。あ、ダジャレじゃないですよ」
男「ここはこの町長老の家で長老はずっとブリオニアの書物を研究中さ」
女魔法使い「家の屋根をクルクルクルクルクルって回っているのは換気扇なのよ。この町のひとたちはみんな大風呂に入らなくて臭くて…じゃなくて~魔法の実験で発生するガスとかを換気するのが目的なのよ」
→「あんまり長いことをこの町にいると臭いが染み付いちゃうよ」
男「そういえばモンスターと暮らしてたジイさん。最近見ないなあ。どっかに引っ越したのかな?」
カナリシアストア「えへへ。この前、赤ん坊が生まれましてね。いやー元気そうな男の子で将来が楽しみですよ。
奥さん「うちの子ったらもう大喜びでお姉さんになれたのがホントに嬉しいらしくってね」」
女の子「聞いて聞いて!あたしね!弟ができたの!すんごく嬉しい!」」
食堂に行ってみる
魔法使い「にょほほ。わしのメシはまだかいのー」
魔法使い「ここを軽視してた夫婦、あくどい商売してるのがバレて町を追い出されたんだ」
→「いやー。実に旨い。ここの食事は本当に旨い」
男「はふはふ。ここの料理は最高だね」
店員の女性「女将さんたちあくどい商売してるのがバレちゃってここにいられなくなったの。そんでなんやかんやでこの町に住んでたモンスター達がこのお店を経営することになってね。あたし最初はイヤだったの。モンスター達と働くなんて気味が悪いじゃない?だけど、今じゃ、全然平気!だってみんな優しいしネ!モンスターたち、みんなとっても真面目なのよ。お料理の腕もバツグンだしね」(順応性高いな)
ドローン「あのジイさん。今日はもう5回も昼飯食ってんだけど・・・」
カマキリ「ほかの仲間たちはジイさんと一緒にモンスター村に行ったぜ」
お土産屋に行くとごちゃごちゃしていた部屋がスッキリしている。
お土産屋のばあさん「あースッキリした」
お土産屋のじいさん「ひどい…ちょっと留守してた間にコレクション全部捨てられちまった…電動歩行パワービートルも、組立式ボーンデッドも、魔法合体ゴーレムも1・1000精密再現ブリオニアジオラマセットも1/700完全再現、ポポロクロイス城ペーパークラフトモデルもチャンネルラジコンのスチームパワーもうーん。何もかも捨てられちまった…ひどい」
→「…キ、キミー。ものは相談じゃかね。わしの作品欲しくはないのか?またコレクションを始めるには何かと金が必要なんじゃちょっと見てくかね?」
助手「先生かわいそうに長年集めたコレクションや自分が作った作品、ぜーんぶ捨てられちゃったんだ…ところでなんの用?」
ゴミ屋敷に行ってみるとそこはきれいに片付けられていた。
女性「私がお掃除してあげたら彼ったら大喜びしてうふふ。かわいいー」
男「ボクの彼女は綺麗ずきなんだ。うー。きれいな部屋にいるとお尻が痒くなる~~~。ガマンだガマン。せっかく彼女ができたんだから」(無理は体の毒ですよ~ウッフッフッフッフ~)
モンスターに知能を与えたじいさんの家に行ってみる。
カブト「ジイさんならもういないぜ。ここにいた仲間たちと一緒にモンスター村に行っちまったよ。名誉村民としてモンスター村に住むことになったんだ」
→「家の掃除が終わったらオレも追いつかけていくつもりさ」
村長の家に行ってみる。
村長「…ここの所ずっとブリオニアで見つかった書物を研究しているのだがな。あまりに数が多い。わしが生きている間には全てを読み終えることはできんじゃろう。
じゃがな。それでもわしは本を読み続けるつもりじゃ。なぜかというとなわしにとって学問とはお月様みたいなものだからじゃ。うんと遠くにあって決して届かないと知ってはいてもついつい追いかけてしまうんじゃ。あはは。年寄りの話は説教臭くてつまらんの。
こんなカビ臭い家で良かったらいつでも遊びにおいで。わしはここでずっと本を読んでいるから」
(いい村長だな)
ノゾキ魔法使いは何と浮きながら覗いている。
ノゾキ「でへへ。後輩魔法使いにな。空中浮遊の術を教わったんじゃ、これでこの家の中も覗き放題じゃ」(それ覗くというよりもう監視だろ)
中の覗かれる女魔法使いはというと
女魔法使い「後輩もできたしあたしそろそろ一人前の魔法使いかな?」
後輩「ここの部屋ってなんかへんな匂いがするな…それにいつも…窓から誰かが覗いているような気が…」
先生「ああ。また新しい弟子を引き受けてしまった。この前取った弟子もまだ半人前だというのに本当に困ったもんじゃ」
あそして中央のヤンの大砲を見に行ってみる。
男「…あ、キミは…いや、なんでもないんだ。気にしないで中に入って…」
中に入るとヤンは中央で大砲の調整だか修理を行なっていて話しかけることはできない。
その脇にいる男には話しかけられた。
中の男「あ、あなたはお城のピエトロ王子!いえいえなんでもないんです!あっそうだ!ボ、ボク魔法の大砲の中にすんごい宝物落としたんだ!
あれ誰かに取られたらとーってもくやしいなぁ。…ホ、ホントだよ」
そのように言われたので上に上がって大砲の砲頭をを見てみる。
ピエトロ「大砲だ…懐かしいなあ。ちょっと覗いてみようかな?」
YES
ヤンの曲がかかる。
ヤン「…うふふ」
振り返り驚くピエトロ
ヤン「待っていたのよ。あんたのこと。ぜーんぶあんたのおかげよ。あんたのおかげでみーんなメチャクチャなのよ。ブリオニア行きは失敗。王様からの資金援助もばさーっと打ち切り」
手をプルプルと震わせ顔が真っ赤になるヤン。
ヤン「…。みんなあたしのことをバカにしてんのよ!今じゃね。ノラ犬だってあたしの顔を見ると足にオシッコ引っ掛けるのよ!あれもこれもみーんなあんたのせいよ!きー許せない!
復讐してやるわ!」
グルグルパーンチを繰り出すヤン。それが外れて大砲の中に吸い込まれるヤン。
すると大砲は中に入ったら自動で動く仕組みなのか勝手に表に出る。
魔法使い「ありゃどうしたことじゃ大砲は出てきたのにヤン先生の姿が見えないぞ?まっいいかのー。グズグzグしてて怒られたイヤじゃもんなーさっさと始めるとするか」
6つの光が大砲に注がれると発射する。ピエトロはその様子を見つめていた。
魔法使い「あ、あれえ…?気のせいかのー今、飛んでったのヤン先生のように見えたがのー。ははーん。なるほどなるほど。ヤン先生、今度は自分を実験台にしたというわけか。うーん。それにしてもよく盗んだノー。ヤン先生も満足じゃろーて。
オホン。皆さん、今回の実験は無事終了ですじゃご協力ありがとうございました!それでは解散!」
動けるのでヤンの大砲に戻ってみる。…
外にいた男「…ヤン先生。このことなら仕方ないよね。自業自得ってヤツだと思う。ヤン先生に言われて手伝っただけなんですよ!ボク、一応ヤン先生の弟子だしここで帰りを待ってるよ。帰ってくるかわかんないけど」
中の男「ご、ごめんなさい!ヤン先生に言われて手伝っただけなんです!許して…お願い!」
(ピエトロ「いや~。ボクも大砲の中に宝物を落としちゃってね。結構重たいからボクの力じゃどうしても引き上げられなくて…お兄さんやってくれる?」とか言い出したらなぁ…)
ヤンも飛ばされてしまったので今度はモンスターに知恵を与えた人が名誉村民になったというモンスター村に行ってみることにした。
・モンスター村
ドローン「えへへ。ここはモンスター村!新しい名誉村民を迎えてみんな盛り上がってるローン」
外にいるモンスター達の殆どは武闘大会に夢中のようでセリフに変化はない。屋内に入ってみる。
カブトA「来年から武闘大会じゃなくて頭の良さを競うコンテストとかやってくれないかなぁ。何しろボクってば、ほら、頭脳派だろ?」(相手が知らないのに勝手に知っている前提で話す奴ってのは頭脳派ではない)
カブトB「今年は予選落ちしてからな。来年の武闘大会こそはガンバるぞ!」
宿ゴースト「生みの親の魔法使いさんがこの村に来てくれて村は活気に満ちているんだ」
オーク「この前、この村の将来のことをみんなで話したんだ、それで決まったんだよ。みんなの特技をいかして何か仕事を始めようって。それで人間たちと商売してこの村をもっと大きくするんだ。あははは。夢があるだろ」
カブトC「オレたちの生みの親カナリシアの魔法使いさんがこの村に来てくれたんだ。オレたちと一緒にこの村で暮らしてくれるんだって。嬉しいなぁ」(感謝しているなら「魔法使いさん」じゃなくて名前を覚えてあげればいいのに)
マーマン「眠たくなる。あなたは眠たくなーる」
マーマンがタコに指をくるくると動かしている。
タコ「催眠術ってホントにきくのかな?まいにちかけてもらってるけど全然眠れないぞ」
倉庫に入ってみる
ドローンB「倉庫番の仕事もそろそろ飽きてきたロン。誰かに仕事押し付けて次の武闘大会の連取いーをしたいロン」
それから、鳥とマーマンの夫婦の家に行ってみる。
マーマン「オレみたいな湿ったやつを愛してくれるなんてうちの嫁は世界一だス!」
ダッシュバード「ダッシュバードとマーマンが結婚するなんてうまくいくはずがない!ってみんなに言われ。だけどずーっとラブラブな生活が続いています。愛はすべてを超えるってみんな分かったと思います。→あたしたち今でもとっても幸せです」
ゴースト「ジイさんが来たからな。みんな酒場で盛り上がってるよ」
その酒場の中に入るとモンスター達が集まっている。中には見知った顔もあった。
マスターやっているゴースト「いらっしゃいませー。あれあれ今日は何だか人間のお客さんが多い火だなぁまぁいいか。そんな事。今日はおワイダ。あんたも楽しんでくれよな」
リビングデッド「うひー楽しいねぇ」
スケルトン「今日はお祝いだ。みんなもっと飲め」
ドローン「も、もう飲めないロン」
カブトD「めでたい!今日はめでたい」
カマイタチ「オレたちみんな何も言わずにジイさんの家を出てきたんだ。ジイさんオレたちの事をもう嫌いになってると思ってたんだけど、そんなことなかったんだ。
ジイさんまだオレたちのこと好きなんだって」
魔法使いのジイさん「みんなバカじゃのー。家から逃げ出されたくらいで嫌ったりするものか…子供には誰でも親から独立したいと思う時期があるんじゃ
そんなことで親が子供を嫌いになったりせんもの」
→「嬉しいのーこの村に読んでもらってもう嫁さんなんぞいらん。わしは一生ここで楽しく暮らすことにしたぞい」
ミミック「あの人間の兵隊たちいつまでここにいる気なんだろ?何だかすっかり馴染んじゃってる感じだぞ」
ドン「いやぁ。この村は楽しいですねぇ。モンスターの皆さんとももう仲良くなりましたよ」
ゴン「あっ王子様…あの実はですねぇ…私たち武者修行しようとお城を飛び出したんですよ。そしたら旅人からこの村にモンスターがいっぱいいるって聞いて…
それなら武者修行代わりに退治してやる!って思って駆けつけてきたんですけど…ここには良いモンスターしかいないんですね。そっかーよく考えてみたら悪いモンスターたちはみんな王子様たちが退治しちゃったんですよね。ボク達はどうしたらいいんでしょ?」(知らねぇよ)
→「ここの連中はみんないい奴ばかりですね。武者修行の方は一休みしてしばらくここで休んでいこうかと思っています。ボクたちちょっとだらしないですか?」(ちょっとどころじゃないよ)
つづく…
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