highdy の気まぐれブログ

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ことばのエピソード

2020年07月17日 | その他



 ブログ開設から300日余りになり、いつもお堅い記事もつまらないので、たまにはこんな漫談もいいかな?と企画してみました。
あっという間に後期高齢者になり、人間、棺桶に入るまでいろいろと経験するものです。

イツ語出張経験から)
 ドイツで 2年に1度開かれるCPショー(化学プラントの展示会)に技術説明員として2週間余り出張したときのことです。
highdy は大学でのドイツ語は単位を取得できただけで片言しかできません。(いまは、それもダメ!)ただ、ヨーロッパの方は、フランスの方(フランス人はプライドが高く、話せても話さないとか・・・現在は知りません。)を除き、殆どの国で英語なら通じるようです。
たまたまドイツ語の通訳(日本語&英語&ドイツ語)が忙しく不在でしたが、お客様はどんどん集まってきます。
そこで、仕方なく下手な片言に近い英語で技術説明をしたところ、皆さん頷きながら聞いてくれ、最後に「あそう?」と言うではありませんか。
「あなたは日本語ができるのですか?」(当然英語で)と尋ねると「いいえ、全く知りません、日本語で知っているのは、ニッポン、ジュードー、スーシ(寿司)だけです。」と返事がありました。後で通訳に尋ねると、似た発音で同じ意味の言葉があるそうです。

日本語 → ドイツ語 (グーグル翻訳
以下のように日本語に「あそう?」と入れて、ドイツ語に変換して聞いてみましょう。



(昔から有名な笑い話、アメリカは画像処理の勉強でロスアンゼルスに 3度行き3か月以上居ました。)
 ある青年がアメリカ人から「タコ、食べに行こう!」 と言われ、とっさに、 “ Octopus(たこ)? ”と聞き返えしたら、“ No, tacos ! ”と返され、「え? たこ酢 ?」、日本の「酢だこ」のことかな? そんなに改めて食べに行くようなものかぁ…と思ったそうです。tacos を「たこ」と勘違いしたようです。
tacos(タコス) は、皆様ご存知のように、メキシコで有名な料理で、中南米でよく食べられます。tortilla (日本人はトルティージャまたはトルティーヤと発音、厳密には両者は違います。というトウモロコシでつくった生地に包まれた食べ物。中身はロシアのピロシキも似ていますが、外観も調理法も全く違い、ロシアのものは一種のパンです。

レー語(4か月あまりの勤務経験から)
 驚いた時の感嘆文 ” あらまぁ! 
マレーシアやシンガポールで話されるマレー語では、驚いた時に同じように、” alamak ! (アラマッ) ”。意味は全く同じ感覚です。
 朝の挨拶は、” Selamat pagi(セラマ パギ)”ですが、日本語で「ざいまーす」と省略して使っているように、マレーシアでも実際には、「ランパギー」と言います。ところが、highdy のように頭に毛の少ない人には、あたかも「ら ぱげ禿=はげ)」と聞こえてしまいます。

 国語 (観光では行きましたが、聞いていません。 現役時代に社内の先輩から聞いた話。)
 「バッテリー(電池のこと)が無かった」を意味する言葉は、韓国語ではなんと「バッテリガ ナガッタ」で通じるそうです。なんだか、訛(なま)っていますね

 湾語 (中国語の通訳ができる友人の話、仕事で行きましたが聞いたことはありません。
 日本では、職に就いていない人のことを「プータロー」などと言いますが、台湾ではそのような人のことを「無頭路」と書いて「プータロー」のように言うようです。
発音はGoogle翻訳で中国語として入力し、聞いて頂ければ分りますが、抑揚やアクセントが面白いです。

ラビア語行ったことはありませんが、現役時代に社内の後輩から聞いた話。)
 「あなた」のことをアラビア語では、「Anta(あんた)」と言うそうです。
ちなみに、タバコを意味する言葉の英語の cigar(シガー=葉巻タバコ))が語源なのでしょか、アラビア語では「スイガーラ」と言います。
日本では吸い終わったタバコのことを吸い殻(スイガラ)と言いますよね。

ルトガル語(国内で同国のプラントの設計はしましたが行ったことはありません
 日本語の「ありがとう」をポルトガル語では、「オブリガード(obbligato)と言います。・・・・・・ちょっと、苦しかったかな?!

ペイン語(ペルーで1か月余りの勤務経験から)
 彼らの言葉には、ロシア語と似た巻き舌の発音があり、「りゃ」や「りょ」の「り」が口の中で舌を震わせます。私が喋ると、現地で雇った秘書の女性が笑うので、「私は日本人だ  『ぎゃ ぎ ぎゅ ぎぇ ぎょ』、『じゃ じ じゅ じぇ じょ』を言ってみろ 」とやり返しました。
日本人はできないので「じゃ」や「じょ」で代用発音するのが一般的に認められています。ロシアも技術説明で 4回行っていますが、そのような巻き舌を使わない片言でしか喋りませんでした。

 何か国語もカジリましたが、どれも身についていません。当時は今のようなスマホもない時代です。今はスマホ一つあれば、自動翻訳機がなくても、ビジネス会話は怪しくても日常会話には先ず困ることはありません。
ネット検索や外国にメールを出すにも、google 翻訳がありますので便利になりました。

お時間がよろしいようで・・・、本日はこれにて。



中国でのエピソードもあります。




本日もご来訪いただきありがとうございました。
皆様の ポチッ! に心から感謝します。



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4 コメント

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またやってみました。 (fumiel-shima)
2020-07-17 12:30:03
早速面白半分でやってみました。
「プータロー」も「」ポゥ~トゥロー」のように聞こえたり、しばし楽しみました。
たまにはこういうのもいいですね。
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面白かったです( ´艸`) (すず)
2020-07-17 19:43:57
highdyさん、こんばんは!

一体、何か国語⁉
どれも知らないことだらけで、とても面白く笑ってしまいました。

韓国語と日本語は特に、共通の語彙(発音も!)多いですよねぇ。
爪切りのことは、そのまんま つめきり!と発音するので驚いたものです。
戦後に出来た語彙は特に、漢字の国、中国も(韓国も)日本語から輸入しているみたいですね。
中国語もそうですが…

ちなみに私、I love youだけは、
マレー・インドネシア語、タガログ語(フィリピン)、中国語で言えます。
ただ、使用する機会には恵まれず、でした~
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いつもご訪問ありがとうございます。 (highdy)
2020-07-18 20:29:38
fumiel-shima さん

 すぐにチャレンジ・実行のfumiel-shima さんの精神には驚きます。そして感謝です。
外国に行く際には、例え少しでもいいですから、あいさつやありがとうなど片言でもいいですから覚えて行くと、とても親近感を持って対応してくれます。

ロスアンジェルスの銀行で、スペイン語を使ったら、英語圏なのにスペイン語の判る方がたくさんいて、特別な優遇をされたことがあります。
ロシアでは、入国の際に話しかけた税関職員に出国の際にまた出会って、約50名の旅行者より早く特別な措置によりスムースに手続きをしてくれてたり、同国ウラジオストックでは、私たちのタクシーを尾行していた警察官に顔見知りの方ががいて、以降尾行を中断してくれました。
返信する
知識は宝です! (highdy)
2020-07-18 20:44:52
すず さん

 いつもご訪問ありがとうございます。
2日間留守をしていまして、まだ皆様のところをこのところ回っていません。
これから、徘徊(?)を始めます。

何事も知識は宝です。大いに活用してください。でも、なかなか使うチャンスがないと、生きてきませんんが・・・。
私は沢山かじっていますが、英語とスペイン語が多少できる(って、言えるかな?)程度で、後の言葉は殆ど全滅です。何十年も必要がなかったのですっかり忘れてしまいました。
でも、家庭内では時々使っています。
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