知識を持つことは、人生を豊かにする

税金のかからない無形資産　
　知識はくらあっても邪魔にならないし、いかなる税金も課されることのない無形資産です。

表面に出さなければ誰にも奪われることのない無形資産である知識力は、その人の人生をとても豊かな楽しいものにします。簡単に言えば、「勉強しなさい！」ということになってしまいますが、知識を学ぶ方法も無限にあります。いつでも、何処でも、どんな人（例え貧しい人でも、罪人であっても）にも学ぶことはあるものです。

聞き上手になる
　別の項目として出てきますが、知識を得る（＝情報を得る）ためには、聞き上手になることです。他人を批判したり、自分の意見を述べたり、自分が喋っている間は情報を得ることはできません。
　昔の忍者があらゆる職業人に成りすまして、他所（よそ）者と疑われないレベルで素人になったり、知ったかぶりで話さず、相手を気持ちよくさせて、聞き上手に徹していたのはそのためです。

相槌の打ち方で、聞き手の姿勢・気持ち・技術レベルが容易に分かりますので、警戒をする話し手なのか、興に乗って話してくれる相手であるか見極める能力も必要です。

人生をより豊かに楽しくする
　知識を持つことは、いろんなところで心豊かにします。心が豊かだと人生に楽しさを感ずる余裕が出てきます。

知識力は、何かのトラブルや自然災害があってもサバイバル（厳しい条件下で生き残ること）力の強化につながり、適応範囲を広げます。さらには、貧しくても、知識力がエコ活動の源となり、経済的な援助にも役目するものです。他の方と同じ条件で生活していても、見るものや聴くものすべてが知識力の豊かさにより、楽しさを倍増させてくれます。有名な観光地に行った場合でも、自分に少しでもその地にまつわる知識があれば、より楽しい思い出を作ることができます。
そのためには、いま、何かゲームなどで興じている時間は本当に必要なものか、適当なものか、短い人生の時間を無駄遣いしていないか、考えてみるのもいいかも知れません。

人生１００年時代と言いますが、９０歳まで生きても８０万時間もないのですから･･･。