怒りの矛先…！？

昨年の福島原発事故以来…、


僕はより原子力発電や放射能についての知識を自分なりに得てきましたし、日々福島原発の現状を知ることを心がけています。あの事故以来何かが自分の中で変わってしまったのだと思います。


色々な情報がネット上には存在しておりまして、有識者の間では原子力推進派と反原子力派にくっきりと分かれているのが特徴なのではないでしょうかね？


我々市民レベルで見ると人それぞれになるわけですが…、一番多いのが、中間的な位置であり、総評すると『面倒くさいから知らない。』という人たちだと思います。理由は仕事が忙しいから。放射能が危険だとしても、仕事を投げ打って逃げることなんてできない。嫌なことは忘れたい。もうどうにもならないんだから知らない。様々な要因があるかと思うのですが、一貫して今回の事故の話全てを拒絶するような人たちだと思います。まるで自ら進んでこの問題の情報を受け付けていないように見えます。


そのまた一方で反原発の方たちはそのような人たちを見るにつけ、怒りの矛先を向けているように見えます。そして当然反原発派と推進派は対立しあっているのは然りであり、要はこの原子力問題だけでも色々なところで色々な対立が見られるわけです。


しかし我々市民でいがみあったり、嫌いあったりするのはおかしいのではないでしょうかね？


日本政府そして東京電力に我々は怒りの矛先を向けるのが正当なのではないか？と。


事故の情報も未だ隠ぺい工作が仕組まれているようにも思えますし、先にも野田総理は福島での子供の甲状腺被ばく検査の再検査要請を『地域社会に不安を与える』などとして拒絶したとされていますし、被災地で取り残された家畜や動物を政府は、原発事故の悲惨さを少なくするために無条件で殺処分しているようです。
-＜甲状腺内部被ばく＞国が安全委の追加検査要請拒否
-東日本大地震：飢え死にして放置される動物たち




日本は大好きですが、日本を代表している存在である、政府がいま推し進めている事は何も未来が見えてきません。日本は何処へ向かおうとしているのだろうか？