姫と太郎の賑やかなお家

姫14歳、太郎9歳。高機能広汎性発達障碍の子供たちとの賑やかな暮らしぶりを綴っていこうと思います。

姫、12歳

2010-10-24 14:22:38 | 姫のこと
先週の月曜日、姫は12歳になりました。
周りの12歳に比べると随分幼い感じです。
「お母さん、姫って反抗期来るのかな?」なんて心配をしています。
反抗期を迎えたお友達の気持ちが解らないそうです。

「参観日とかみんなは『お母さん、来んといてよ!』とか言うやん?
姫はお母さんが来てくれたら嬉しいのに・・・
みんなが『お母さんが来たら恥ずかしい』って言ってるから
姫のお母さんも来なくていいよ。
来てほしいけど、姫だけ喜んでるの変だし・・・

難しい年頃ですね
みんなだって来てほしいと思うけど・・・

周りのお母さんは
「いいなぁ、姫ちゃんは素直で可愛くて。
うちの子なんか何を聞いても『うるさいなぁ』で終わりよ
って言うけれど・・・みんな素直でかわいいもんです

自分のお母さんに言えないことでも他所のお母さんには言えるようです。
照れくさいんでしょうね

「もう!全然写真撮らせてくれない!」って言うお母さん。
「大丈夫、私のカメラにはバッチリとびきりの笑顔で映ってるよ
焼き増しするね~」
「いつもありがと~ 何で姫ちゃんママなら撮らせるのよねぇ

姫は逆にお友達のお母さん相手には固まるので
「姫のお母さ~ん」と笑顔で手を振ってくれたり、
駆け寄って来て「写真撮って~」と言う子たちがかわいくて

みんなは自分のことは自分で決めて行動できる年頃です。
ハラハラさせられることもあるけれど、姫にはまだ難しいことが当たり前に出来てしまう。
そんな年頃なんです。

どちらが良いとは言えないけれど、子供たちなりに色々考えているのは確かです。
この年頃って、私達大人が、親でなくても身近な大人が見守っていること、
いつでも話を聞けるよって思わせることが必要な時期ではないかと思います。

姫の友達は姫が私に色々話すのでつられて自分達も喋ってしまう感じ
「うちのお母さんに言わんとってよ~」なんて言いながら

あと何年かしたら姫も私に隠しごとをしたり、
勝手に行動したり、疎ましがったりするのかなぁ

姫は姫なりの12歳を楽しんでほしいと思います。
周りのことを気にしだしただけでも成長かなぁと
でも、気にし過ぎて自分らしさを無くさないでほしいと願っています。