姫と太郎の賑やかなお家

姫14歳、太郎9歳。高機能広汎性発達障碍の子供たちとの賑やかな暮らしぶりを綴っていこうと思います。

よいお年を・・・

2009-12-31 23:59:20 | 日記
結局、昨日の午後まで仕事で家のことは何一つ出来ないまま

昨日は半分ヤケクソ、開き直りで「映画に行こう!」と夕方から出かけました

水曜日はレディースデイで私は1000円

主人と子供たちは31日までの割引きチケットがあるので4人でなんと1500円のお得!

これはもう行くしかない!と散らかった部屋を見ないふりして出かけました

私と姫は「のだめカンタービレ」 主人と太郎は「宇宙戦艦ヤマト」

4人ともが大満足で見終えることが出来ました

「のだめ」はストーリーがどうこうというより演奏が聞きたいだけなんです
テレビで観ていても演奏シーンに引き込まれます

1000円でいい演奏が聴けたと思えばお得な気持ちになります

姫は「おもしろかった~」とのだめちゃんを楽しんだようです

太郎もすっかりヤマトがお気に入り

ブロックでヤマトを作って「ヤマト発進!」と何度も何度も再現してます

私はのだめちゃんと姫や太郎が重なって少し切ない思いをするのですが・・・

この話はまたの機会にゆっくりと


現実逃避とも言えるこの映画鑑賞が祟りまして、
今日も何も出来ないまま今に至っております

映画から帰って年賀状の印刷をしようと思ったらプリンターのご機嫌が
明け方5時頃まで悪戦苦闘しておりました
おけげで年賀状は更に遅くなってしまいました


2年連続大掃除なしで迎えようとしているお正月

家族そろって迎えることが出来たから良しとしよう


みなさま、よいお年をお迎えください

来年もぼちぼちと更新したいと思いますので
また覗きにきてくださったら嬉しいです




学力以前の問題

2009-12-23 15:59:00 | 姫のこと
仕事が忙しく、更新出来ないまま1週間が過ぎてしまいました

仕事と子供たちのことと色々あった一週間です。

先週、半年ぶりに精神科医のN先生のカウンセリングでした。

姫の幼さと太郎が感じている姫との関係の難しさ等話してきました。

先生は「太郎くんの方が姫ちゃんを避けるようになるんじゃないかな。
その方が上手くいく、自分も楽やって解ると思う。
姫ちゃんは・・・これからどんどんしんどくなるやろうなぁ。
同じ年頃の子の中で乗りきれるか心配なところやけど…
小学校の間は何とかなりそう?」

「はい。先生にもお願いしてありますし、
去年と比べてかなり過ごしやすい環境にいます。
来年もこの状態が続くといいのですが
ただ、中学を受験したいと言い出して・・・
校区の中学はイジメが凄いと聞いてきて『怖いから私学に行きたい』って言うんです」

「行けるんやったらその方がいいかもしれない。
公立でもまれる強さは無いやろうから。
学習面は大丈夫やったよね?」

「確かに解っていないわけではないんです。
それなのに、問題の書き方がちょっと変わっただけで出来なくなるみたいで
1つ『解らない!』って思うと、もうそこからはボロボロです。
気持ちの切り替えが上手く出来るようになるといいんですが・・・」

「なるほどなぁ 難しいな。
あと、試験そのもの、例えば試験会場の雰囲気とかも影響しそうやな」

「あ!この前の検査がそれでボロボロでした。
『1年でIQが10も下がるなんて考えられないので今回の検査結果はデータとして役に立ちません』ってT先生に言われました」

そんなに あかんなぁ・・・原因は?」

「臨床心理の先生が男の先生だったのと、部屋にあったアヒルのポスターが気になってしまって

N先生、頭を抱えてしまいました

「あかん。面接もあるやろ?どこも男の先生おるで」

「N先生でもあの調子ですから、初対面の先生では・・・難しいですよね?

「なんとかしてやりたいけどなぁ。公立は入ってからが心配や」

「もうひとつ、姫が私学を希望する理由に今のクラブを続けたいことがあるんです。
あそこの実力はトップクラスなので」

「それやったら余計に行かせたいよなぁ。得意なことをさせるのが一番や」

「得意と言うか、好きなんですよ」

「それでもいいやんか。大事なことや

「でも、面接が・・・」

「あかんよなぁ

失礼かもしれませんが、姫の中学受験のことで苦笑いしながら頭を抱えるN先生の姿に少し笑ってしまいました。

N先生の人柄というか、人間味あるところ、温かさを感じるカウンセリングに毎回救われる思いです。

「学力以前の問題っちゅうのが困るよなぁ」
そう言って頭を掻く先生だから、姫も嫌がらずに会いに行けるんです。

「なんかいい方法見つかったらええね」

「はい。見つかれば・・・ですね

そう言って先生と二人笑って今回のカウンセリングは終わりました。


カウンセリングで見えてきたもの

2009-12-16 22:03:43 | 日記
昨日は私のカウンセリングの日でした。

その前に姫の精神科医に会う日の下準備をしに行ってきました

姫に席を外してもらって先生とお話したいこと。

今、姫が不安定でどうしたらいいか判らず困っていること。

私自身がいっぱいいっぱいで辛くなってしまったこと。

これらのことを前もって担当の看護師さんに伝えておくと
相談までに前もって先生に伝えておいてくれるので当日の相談がスムーズに行くのです。

I看護師さんはとても気さくな方です。

ハッキリ言ってくれるところも信頼できるし好感も持てます。

I看護師さんが仰るには

「今の姫ちゃんはぐんと成長しようとしてるところなんじゃないかな?
3歳くらいで急にわがままに思える時期があって、その過程が成長には必要な時期なのよ。
姫ちゃんは精神面の成長がゆっくりな子だから今がその時なんじゃないかな?
姫ちゃんの中で大きく変わる時、成長の時なんじゃない?
確かにお母さんは大変な時期よ。
タロくんも姫ちゃんと他のお姉ちゃん達の違いに気付き始めたなら余計にね。
小学校に行ったら今よりもっと解るよ。
その時、どう説明するか、これからどんどん大変になるんじゃない?
お母さん、上手に気分転換してストレス解消しないともたないよ。
ちゃんとストレス解消してる?」

そう聞かれて「そういえば私のストレス解消法って何だろう?」と私。

「ちょっと~ ちゃんと自分のことも大事にしなきゃ!
ちなみに私は高級チョコレートを食べることなんだけどね~
何かないの?ストレス解消法」

「う~ん 仕事・・・かな」

「仕事ねぇ 確かに子供たちのこと考えてる暇ないだろうけど…
もうひとつ、何か見つけた方がいいよ。
これからよ、大変なのは。お母さんが潰れちゃったらお手上げだからね」

確かにストレス解消法が「仕事」っていうのも・・・

そんな話と土曜日の先生とのことをお願いして帰りました


途中でふと思いついて、お気に入りのパン屋さんに行って大好きなバケットサンドと暖かいミルクティーを買って公園へ

ひとりベンチに座って食べました。

ぼんやりとそのままカウンセリングの時間まで過ごしました。


担当カウンセラーのM先生も最初から何となく波長が合う感じで、いつもとてもリラックスしてお話出来ます。

まず、私が今とても辛いことと姫のこと、I看護師さんとの話をしました。

「私も今回の姫ちゃんは今までと違う気がします。
看護師さんの仰る通り成長過程のような気がするんです。
まるっきり記憶になくて『言ってない』『やってない』と言ってるんじゃなくて
我を通したいとか、タロくんの言い方にムカついたっていうか・・・
で、言ってしまうと姫ちゃん自身はスッキリしちゃってるけど
お母さんの気持ちは治まってない、辛いままになってしまってる。
今回はそういう時期に来たって思えるんです。
普通3歳くらいかなぁ・・・こういうわがままとも思える行動をするの。
姫ちゃんは発達がゆっくりだから今になっちゃったのかなぁって思うんです。
確かに5年生なのにって思うと辛くなりますよね」

I看護師さんとM先生のお話を聞いて気持ちが楽になりました。

「成長の為に通るべき道」なら通ってもらわなきゃ
そう思えるようになったことで随分気が楽になりました

姉弟喧嘩も大事だと思っています。

姫には許すことや譲り合うことを学んでほしい。

太郎には我慢ばかりでなく自分の意見をきちんと伝えられるようになってほしい。

どちらにも選択肢を見つけて話し合い折り合いをつけることを学んでほしい。

姉弟喧嘩も立派な社会勉強だと思います。


そして、もうひとつ気付いたことがありました。

私は喧嘩も遊びも思い切りやった方がいいと思うんです。

それなのにどうして「止めなさい!」「静かにしなさい!」と言ってしまうのか
ズバリ!主人がいるからです。

喧嘩も遊びも度を過ぎると主人が

M先生に言っちゃいました。
「こんなこと言ったらいけないんだろうけど、
主人がいなかったら楽だろうなって、もっと楽しいんだろうなって思います」

「今、大変な時ですよね?
二人のお子さんも大変ですよね?それでも、3人の方が楽だと?」

「はい。それでも主人の目を気にしながら、気を使いながらよりは楽だと思います。
だって、主人がいなかったら今の半分も子供たちを叱らずに済みます。
もっとのびのび出来るんじゃないかなぁって思うんです」

「お母さんとお父さんでは子育てに関して意見が違うってことですか?」

「はい。私と主人では正反対の家庭環境で育ったようです。
私は出来るなら私が育ったような環境で姫も太郎も育てたいと思います。
でも、そうすると主人は我慢できないと思うんです。
だから、余計にしんどくて辛いんだなって思いました。
『お父さんに怒られるから止めなさい』って言わなくちゃいけないのが辛いんだって、
今、はっきり解りました」

「でも、それが一番難しい問題ですよね」

「そうですね。でも、私も子供たちも主人の顔色を見ながら暮らすのもどうなんだろう?
本当にそれでいいのかな?そう考えるとやっぱり辛いですね」

「セラピーで姫ちゃんの印象が随分変わったと聞いています。
本来姫ちゃんはとても元気な子ではないですか?」

「姫は小さい頃は本当によく笑う子でした」

そう、私はあの頃の姫の笑顔を取り戻したくて頑張ってきた。

障碍があってもなくても、周囲から責められなければ、
叱られなければ姫はずっと笑っていたかもしれない。

「小学生にもなって」そう言われて厳しくされなければ
姫はあの頃のまま元気いっぱいに走り回っていたかもしれない。

さっきも姫が最近買っているマンガ雑誌のことで姫に
「お父さんはホンマはマンガ買うのは反対なんやからな。
何の役にも立たん、くだらんモンに金使いやがって。
もっと中身のある、為になるようなマンガならまだしも、くだらん
と言いました。

私は「マンガより付録がお目当てなんよ」と言ったけど

「ど~~せゴミにしかならんのに

月に数百円の楽しみ、友達と同じものが欲しい、可愛いものが欲しい
女の子の気持ちは主人には解らないようです

二言目には「子供の頃、小遣いなんか無かったし、
欲しいものを買ってもらうことなんか滅多に無かった」と言います。

主人の心の傷もまた深いのでしょうが、姫には関係ないことです。

私の最近の辛さは姫と太郎の為だけでなく、主人にも原因があったのです。

姫が喜ぶように、太郎が喜ぶようにしたいし、させたいけど
楽しんだ後に主人から浴びせられる冷たい言葉に傷つくのが嫌なんです。

子供たちはもちろん、私も傷つきます

笑えなくなったのは姫だけじゃなく、私もかもしれない。

カウンセリングで話すうちに「あ~こういうことだったんだ」と
霧が晴れたように見えてきました。

口に出して言ってみるとスッキリするものですね


随分と長い記事になってしまいました。
読んでいただいてありがとうございます



ちょっと愚痴ってしまいます

2009-12-14 16:11:03 | 日記
タイトルの通り、私の愚痴です。

「ちょっと勘弁してほしい」という方はスルーしてください



今月に入ってから姫がかなり不安定です。

その不安定さが周りの人間を深く傷つけていることに気付いていません。

結果として姫自身が傷ついてしまうことにもなります。

私は母として受け止めたいと思っている。

でも、一方で姫の不安定に傷つく太郎がいる。

太郎は自分のことは何となくわかってはいても

姫が実年齢より幼いことや、精神的に不安定な部分があることまでは理解できていない。

コロコロと変わる姫の態度や言葉に一喜一憂する太郎。

二人の我が子との関わりに私の方が戸惑い、答えが出せません。

姫を庇うと太郎が、太郎を慰めると姫が傷つくのです。

その結果、子供たちがお互いを傷つけ合う。


「どっちか一人だったら・・・」そんな想いを打ち消しながらの日々でした。

こんなことを考える自分が許せなくて、自己嫌悪に押しつぶされそうでした。

そんな状態で少し体調を崩してしまいました。

心が疲れると体も疲れてしまうことを実感しました。


19日に姫の精神科の先生との相談があります。

その時に姫のこれからのことを、太郎との関係の難しさを相談してこようと思っています。

今はその日を頼みの綱に踏ん張っています。

でも、やっぱり辛いです。

今日はちょっぴり愚痴ってしまいました。


悪いことばかりではないんです。

笑えるような、楽しいこともありました。


でも、私の気持ちがついて行けないだけで・・・

怒鳴り散らして酷い言葉を投げつけた姫が、その僅か10分後には「お母さん、あのね…」と甘えてくる

目まぐるしいまでの変化に私の気持ちがついて行けないのです。


「タロのバカ!こっち来んな!うっとーしいんじゃ、ぼけ!」

そう言って、太郎を硬直させ泣かせた直ぐ後に

「タロ~ クリスマスの飾り何がいい?」と何事もなかったかのように声をかける姫。

太郎はとりあえず姫が笑って話しかけるので姫の言うとおりにします。

少し怯えたように「でも、部屋に入ったらあかんって、姫、言ったやんか」不思議そうに聞きます。

「そんなん言ってないやん!」と姫。

「言った!」と太郎。

「言ってない!」と姫。

「言ったやんな?お母さん、姫、言ったよね」と私に聞きに来る太郎。

「姫、残念だけど確かに言ったんだよ。姫はさっきタロに酷いこと言ったのよ」

私の言葉が終わるか終らないかのうちに

「言ってない!そんなこと言ってないもん!」と泣き叫ぶ姫。


自分の記憶にない行動を指摘されるのはとても怖いものだと思います。

でも、それが現実です。

最近の姫はそれが顕著になってきました。

それを指摘される度に傷つく姫が痛々しい。

でも、太郎がいるから「やってない」とも言えないのも辛い。

どうしようもない悪循環とジレンマで押しつぶされそうで、私自身が答えを出せずにいます。


今はなるべく平常心。平静を装いつつ、相談の日を待っています。

遠足

2009-12-08 14:49:59 | 太郎のこと
先週の金曜日、太郎は遠足で動物園へ

何日も前から「お弁当持って遠足だ~」とはしゃいでました。

さらに、今回はなんと3歳から5歳児クラスは市バスと電車で行きました

それを聞いた時「先生、チャレンジャーですね」と思わず言ってしまった私。

「もう子供たち大喜びで~」と先生。

お任せしちゃっていいんでしょうか?

3歳のKTくんなんか「タロのお母さん、KTな、バスと電車で行くねん!」と興奮気味

KTくんのお母さんは「今までずっとマイクロバスかお留守番組だったから喜んじゃって
誰と手を繋ぐんだろう?タロくんかなぁって楽しみにしてるんですよ

そんな風に言ってもらえて嬉しいですけど、タロとKTくんのペアは絶対ないです
先生がそこまでチャレンジャーだとは思えません。

で、いつものことですが「お母さん、しっかり言って聞かせておいてくださいね」と言われまして…

遠足の週の月曜日から私は太郎に言い続けました。

「バスの中ではお口はチャック
一番前に座れなくても怒りません」

「電車の中でもお口はチャック
先生とみんなと同じところに乗ります。
一番前には行きません」

「ちゃんと手をつなぎます」

「駅でも道でも動物園の中でも走りません」

念のため先生にも伝えます。
「家族で乗る時はいつも一番前なので前に行きたがるかもしれません」

太郎が機嫌が悪くなった時、原因が解らないと困ると思ったからです。

太郎は私が言ったことに「うん、わかった」と言っているので余程のことがない限り大丈夫でしょう

ちょっと走ったり、大きな声を出してしまうことはあっても
「一番前に行きたい」と泣いたり怒ったりはしないはずです。
大丈夫、上手くやれます

当日の朝、仕事がなかったのでバス停で見送ることにしました。

保育園からバス停まで歩いて行く時、太郎のペアは同じ5歳のSYくん。
太郎は保育園を出る時、バスに乗る時、私の方を振り向いて笑って手を振りました

それ以外は神妙な顔で黙々と歩いていました。
SYくんの手をぎゅうっと握って黙々と歩いていました。

「ちょっと言い過ぎたかな」って思ったけど、親の目が届かないところでは慎重にならざるを得ません。

楽しいはずの遠足も緊張でいっぱいいっぱいにしちゃたかなぁって、バスを見送りながらちょっと胸が痛みました。
動物園、楽しんできてくれるといいなぁって思いながら

夕方お迎えに行くと先生から嬉しいお話を聞きました。

「タロちゃん、物知りですね~ びっくりしました。
絶対みんな知らないと思ってクジャクのオスの羽が綺麗なのは何故でしょう?
って質問したら、タロちゃんにあっさり答えられちゃいました

「お弁当のおミカンを私たちに一房ずつくれたんですよ。
美味しかったです。ごちそうさまでした」

「私には姫ちゃんが作ったって玉子焼きをくれたんですよ。
美味しかったわ~ 姫ちゃんにもごちそうさまって伝えてくださいね。
上手に出来てたわ~ たいしたものよ~」と園長先生。


太郎は「玉子焼きは姫に作ってもらう」って思いこんでたんです。

「姫が作ってくれるって言った」とずっと言ってたらしくて

姫に「約束したの?朝、起きれる?」って聞いたら

「そんな約束してないし」って

「タロは姫に作ってもらうつもりだよ。出来ないならそう言わないと。
何も言わないでお母さんの玉子焼きだったらタロはがっかりするよ」

「じゃあ、そう言っといてよ

仕方なく「タロ、遠足の日は姫も練習で早く行く日だから玉子焼きは無理みたい。
だから、お母さんの玉子焼きでいい?」

「わかった。いいよ、お母さんで

ところが、姫は私と同じ時間に起きてくれました 
パジャマのまま、台所に立って玉子焼きを作ってくれました。

「やっぱりお母さんみたいに上手く出来ないよ。
食べるまでにバラバラになりそう

「上出来よ~タロも喜ぶよ」

後から起きてきてお弁当箱を覗いた太郎に
「姫が玉子焼き作ってくれたよ」と言うとぴょんぴょん飛び跳ねながら姫の所へ・・・

姫にぎゅ~っと抱きついてました 



帰ってきた太郎からは遠足の話はあまり聞けませんでした。
こちらが聞いたことには答える・・・って感じでした。

行くまではワクワクしてたけど行ってみたら思ったより楽しくなかった?

先月、だんじりに参加した時のことを思い出しました。
「みんな何が楽しいん?タロは楽しくない
タロはそう言ってました。
みんなが笑ってるし、楽しそうにしてるから楽しいに違いない
そう思って参加してもいつまでたっても楽しくならない。
いつか楽しくなるのかな?そう思ってるうちに終わってしまった

そんな感じなのかなぁと考えながら・・・

でも、それってやっぱり淋しいんじゃないかなぁって思ってしまう

独特の感覚、感性の為にみんなと一緒に楽しめないのだとしたら辛いです




「タロ、先生におミカンあげたんだって?」

「うん。いつもより美味しいミカンやったからね

この言い方がなんとも太郎らしい

でも、なんで園長先生はミカンじゃなくて玉子焼きだったんだろう?
姫のことを褒めて欲しかったから?
なんて考え過ぎかな?