姫の発達障碍が分かったのが4年前。
笑わなくなって、父親がひどく怒鳴り叱っていても無表情な状態。
児童精神科医のN先生から「乖離性障害を起こしかけてるな」と言われました。
そして今、本人はブログを始めたり、発達障碍について調べたりと前向きな所もあります。
2年生に進級して1学期は元気に登校できていました。
ところが、2学期になって体育祭の練習が始まった頃、
頼りにしていた担任の先生が忙しくなり、他の先生が姫の様子を見るようになってから
また不登校になってしまいました。
「怖い。先生がみんなの前に引っ張り出そうとする」
そして、起こしたフラッシュバック。
「先生、4年の時の先生に似てる。嫌だ。怖い。
話し方も、言うことも同じ。
『これくらいのこと、もう出来るでしょ』って言う。
体育祭の練習も見学しなさいって外に連れて行かれて見てたけど、
『コソコソしてかくれんぼでもしてるみたいに見学するのね』って言う。
出来ないよ。姫はまだ教室も学校も先生も怖いのに出来ないよ」
それまではお遣いもしてくれて、気が向けば散歩したりしていたのに…
最近は家どころか、布団からも出ようとしない。
先日、主治医のM先生に会った時も「どうして外に出るのが怖いのか先生に相談してみる」と言っていたのに
先生と向き合って「どうしたの?」って聞かれたらポロポロと涙がこぼれて何も言えませんでした。
「じゃあね、今飲んでもらってる安定剤をちょっと替えてみようか。
少し不安や怖いことが増えちゃったみたいね。だから今日から違うお薬を飲んでみてね」
そして姫だけ退出させて先生と話しました。
「先生、あの子も鬱になっていませんか?最近様子がおかしくて気になっていたんです。
外に出るのを怖がるし、家にいても眠っていることが多くなっています」
「そうですね。鬱の可能性が高いです。ですから今日はそのための薬を出します。
でも、本人にそのことはまだ言わずにおいてください。
副作用で吐き気があるかもしれませんが、そのことも言わないでくださいね。
お薬はお母さんが管理してきちんと飲ませてください。
それで、一か月様子を見てみましょう」
せっかく順調に2年生に進級したというのに、よりによって鬱になるとは…
救いなのは担任の先生が「頑張るなよ」「大丈夫、去年より成長してるぞ」「無理はするな」と
プリントを届けてくださる度に姫にかけてくださる言葉。
校区外登校のため学校からは遠いのに、自転車で家まで来てくださいます。
発達障碍ゆえにその生き難さから起こす二次障害。
油断していました
今も少しご飯を食べたら「疲れた」と寝てしまいました
私は鬱であることを自覚し、治療していますが、姫には告知できません。
まだ14歳です。
その娘に発達障碍だけでなく、鬱まで受け入れろとはとても言えません。
保護者の方、学校関係者の方、もしこのブログを読んでくださったなら
発達障碍の子達の生き難さを少しでも理解して見守ってください。
姫のような子が増えないことを切に願ってこの記事を書いています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
笑わなくなって、父親がひどく怒鳴り叱っていても無表情な状態。
児童精神科医のN先生から「乖離性障害を起こしかけてるな」と言われました。
そして今、本人はブログを始めたり、発達障碍について調べたりと前向きな所もあります。
2年生に進級して1学期は元気に登校できていました。
ところが、2学期になって体育祭の練習が始まった頃、
頼りにしていた担任の先生が忙しくなり、他の先生が姫の様子を見るようになってから
また不登校になってしまいました。
「怖い。先生がみんなの前に引っ張り出そうとする」
そして、起こしたフラッシュバック。
「先生、4年の時の先生に似てる。嫌だ。怖い。
話し方も、言うことも同じ。
『これくらいのこと、もう出来るでしょ』って言う。
体育祭の練習も見学しなさいって外に連れて行かれて見てたけど、
『コソコソしてかくれんぼでもしてるみたいに見学するのね』って言う。
出来ないよ。姫はまだ教室も学校も先生も怖いのに出来ないよ」
それまではお遣いもしてくれて、気が向けば散歩したりしていたのに…
最近は家どころか、布団からも出ようとしない。
先日、主治医のM先生に会った時も「どうして外に出るのが怖いのか先生に相談してみる」と言っていたのに
先生と向き合って「どうしたの?」って聞かれたらポロポロと涙がこぼれて何も言えませんでした。
「じゃあね、今飲んでもらってる安定剤をちょっと替えてみようか。
少し不安や怖いことが増えちゃったみたいね。だから今日から違うお薬を飲んでみてね」
そして姫だけ退出させて先生と話しました。
「先生、あの子も鬱になっていませんか?最近様子がおかしくて気になっていたんです。
外に出るのを怖がるし、家にいても眠っていることが多くなっています」
「そうですね。鬱の可能性が高いです。ですから今日はそのための薬を出します。
でも、本人にそのことはまだ言わずにおいてください。
副作用で吐き気があるかもしれませんが、そのことも言わないでくださいね。
お薬はお母さんが管理してきちんと飲ませてください。
それで、一か月様子を見てみましょう」
せっかく順調に2年生に進級したというのに、よりによって鬱になるとは…
救いなのは担任の先生が「頑張るなよ」「大丈夫、去年より成長してるぞ」「無理はするな」と
プリントを届けてくださる度に姫にかけてくださる言葉。
校区外登校のため学校からは遠いのに、自転車で家まで来てくださいます。
発達障碍ゆえにその生き難さから起こす二次障害。
油断していました
今も少しご飯を食べたら「疲れた」と寝てしまいました
私は鬱であることを自覚し、治療していますが、姫には告知できません。
まだ14歳です。
その娘に発達障碍だけでなく、鬱まで受け入れろとはとても言えません。
保護者の方、学校関係者の方、もしこのブログを読んでくださったなら
発達障碍の子達の生き難さを少しでも理解して見守ってください。
姫のような子が増えないことを切に願ってこの記事を書いています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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