姫と太郎の賑やかなお家

姫14歳、太郎9歳。高機能広汎性発達障碍の子供たちとの賑やかな暮らしぶりを綴っていこうと思います。

校長先生と仲良しになったよ

2010-01-10 23:13:26 | 太郎のこと
今日も姫の本番でした。
震災15周年のイベントに参加です。

その会場には校長先生もいらしてたので、太郎と一緒に
「こんにちは」とご挨拶させていただきました。

そしたら、なんと校長先生が太郎の頭を撫でながら
「はい。こんにちは。いつも元気にあいさつしてくれてありがとう。
春になって学校に来るのを楽しみに待ってるからね」と

就学時健診の面談は教頭先生でした。
だから校長先生が太郎が新1年生だとご存知だとは思いませんでした。

「4月からよろしくお願いします」と言った私の隣で
「おねがいします!」と太郎がペコリ

「はい。こちらこそ、よろしくお願いします」と校長先生も

校長先生と別れてから、太郎に
「校長先生、優しいね~。
タロがもし学校で困った時は校長先生が助けてくれるよ。
困った時は校長先生の所か保健室の先生の所に行くんだよ」

「うん、わかった!校長先生とは仲良しだから~
もう仲良しなんだ


その後、学校へ帰る姫たちのバスを発見
「バイバイする~」と言うので姫たちが出てくるのを待ちました。

姫とクラブの子達、先生方、付き添いの保護者会役員の方たち
みんなが「タロ~」「タロくん」と声をかけたり、手を振ったり、頭を撫でたり
タロは嬉しそうにみんながバスに乗り込むのを見送りました

家に帰ってから姫に「お母さんもタロも、みんなでずっと手を振ってたのに
気づかんかったん?」って言われました。
私たちが道路の反対側のバス停に行っても、みんながバスの中から
「タロ~」って手を振っていたそうです
自分たちのバスが走りだして太郎が見えなくなるまで、ずっと・・・


姫が「タロってば入学する前からチョー有名人かも
なんかさぁ クラスの子もタロのこと知ってるし、
他の学年だって何故か知ってる子がいるし・・・なんで?」って

校長先生のことを話したら「ひょえ~校長先生までなんで?」

う~ん、考えられるのは姫の担任のS先生。
全国大会の時に校長先生と一緒におられたし、
太郎のことも、私が太郎の就学に不安を抱いているのもご存知。
とすると、この半年、連れて行ける本番には全て太郎を連れて行っているし、
そこには必ず校長先生もいらっしゃるので太郎の顔を覚えてくださったんでしょうか

太郎は保育園から一人での入学です
周りは知らない子だらけ、どうなるんだろうって心配したけど
太郎を覚えてくれて、かわいがってくれてる人がたくさんいるようなので大丈夫そうです

姫のクラブの顧問の先生たちも、太郎が「せんせ~」と手を振ると笑いながら手を振ってくれます

そんな先生の姿に姫やクラブの子達は「先生、タロには甘いよね」って

そりゃそうだ、まだ入学してないし


校長先生と仲良しになった太郎
心強い味方が出来てよかったね


私は明日は頑張って勉強します
やるからにはきちんとこなさなきゃね

食べたい物は・・・

2010-01-10 11:07:27 | 太郎のこと
金曜日に仕事で太郎を1日父にお願いしました。

「お昼ご飯はどうしよう?一回帰ってこようか?」と言ったんですが
「大丈夫や。買いに行くか食べに行くかするから」と父。

お言葉に甘えて私は朝から晩まで職場に居ることが出来ました。

そして、昨日になって買い物に行く途中
「あ~ ここおじいちゃんと通ったよ」と太郎が言うんです。

スーパーやコンビニとは反対方向なのに?

「おじいちゃん、道が解らなくなって、ここまで来た時に
タロが知ってる~って教えてあげたよ

お父さん、どこに行こうとしたんだろう?

「おじいちゃんはどうしてこんなとこまで来たの?
スーパーやお店はあっちって知ってるでしょ?」

「・・・うん、でも、食べたいのがさぁ 美味しそうなのがなくて・・・
探してたらこっちに来ちゃって・・・」

なるほど
太郎は食べ物の名前だけでは決められない
マクドナルドなら最近やっと何を頼めばいいか覚えたけど
ファミレスや他のお店では難しい
逆に自分が食べたい物があったとしてもその物の名前を覚えていないので
お店まで行って「これ!」って言うしかないんです

それでもメニューの写真とちょっと違う物が出た時に
「これじゃない」って断固拒否

私には「この前、○○で姫が食べてたの」とか
「エビに黄色いのがついてるやつ」 (エビフライのことです)
というような伝え方です

難しいのは焼きそばと焼きうどんの違い 
「ソース味の方?しょうゆ味の方?」って聞いても
「ソース味ってどんなん?何色?」って聞かれるし

そんな太郎に付き合って父は車でウロウロした揚句、道に迷ってしまったみたいです

太郎も必死で伝えようとしたんだと思います
父も出来るだけ太郎の好きな物を食べさせようとしてくれたんだと思います

そして結局、二人はカップ麺を買って帰って食べたみたい

私が帰った時、半分以上残ったカップ麺がありました。
「食べれんかった」と太郎

父はもう帰ったあとで、私はてっきり近所のお店で買ってきたんだと思っていました。
まさかそんなに彷徨っていたなんて

すぐに父に電話して「ごめんね、大変やったんやね。
今、タロからあっちの方まで行ったって、道に迷ったって聞いて・・・
ホントにごめんね

そう言う私に父は「タロが何食べたいか解らんかったからなぁ。
タロも一生懸命考えとったんや。それでも見つからんかった。
しゃあないわ。わしも見当つかんかったし。
別にかまへんよ

父は子供たちの診断のことは知りません
母には言ったけど、父には言わなくても大丈夫だと思って

姫に聞かれたことがあります
「姫に障碍があるっておじいちゃんもおばあちゃんも知ってる?」

「おばあちゃんには言ったよ。病院に行くことが増えたって心配してたから。
でも、おじいちゃんには言ってない」

「なんで、おじいちゃんには言わないの?嫌がるから?」

「違うよ。おじいちゃんには言わなくても大丈夫って思ったから。
姫や太郎に障碍があってもおじいちゃんには多分どうでもいいことなんじゃないかなぁって思う。
おじいちゃんにはそんなこと関係ない。
もちろん、おばあちゃんだって同じだけど、病院に行く理由を知らないと余計な心配かけるでしょ?」

「おじいちゃん、気にしないんだ

「うん、全然気にしないと思うよ
もし言ったとしても『ふ~ん、わしには難しいこと解らんし、どうでもええわ』で終わるかもね
「いっつも、なんかそんな感じやもんね~
姫もすっかり安心して、その後も二人で「おじいちゃんってさぁ・・・」と父の話で盛り上がってました。


今回のことも父は太郎の気持ちをちゃんと酌んでくれていました
障碍のことを知らなくたって、太郎が何を食べたいか伝えたくても伝えられないで困ってることをちゃんと解ってくれていました。
太郎も「おじいちゃんに悪いから早く決めなきゃ」って一生懸命だったと思います。

改めて父って動じない人だなぁと思いました


太郎の為に「食べ物カード」を作ろうかと思ったのですが、
写真だとリアル過ぎてファミレスメニューみたいに
実物と「違う」って言われるかもしれないし
イラストの方がいいのかなぁ・・・
食べ物の名前って覚え難いのかな?
太郎にとってそれ程重要ではないからかな?
太郎が食べ物の名前を覚える良い方法、どなたか良い知恵を授けていただけないでしょうか?
よろしくお願いします

言葉を話し始めた頃の太郎の食べ物認識レベルは
赤くて大きな丸いものは「りんご」 小さいのは「トマト」
緑色のものは「きゅうり」 
葉物も全部「きゅうり」でしたが最近は「葉っぱ」と言うようになりました
黄色いものは「バナナ」 黄色いパプリカも「バナナ」でした
オレンジ系は「みかん」 玉ねぎは「みかん」に分類されてました
じゃがいもは「石みたいなの」

イチゴを指さして「トマト買って」と言うので困ったことも

トマトが食べたいけど間違えてイチゴを指さしているのか
イチゴが食べたいからイチゴを指さしてるのか解らなくて

「これが食べたいの?」と目の前にイチゴを差し出しても
「トマト食べたい」って言うんです
「これはイチゴ。トマトはあっち。イチゴがいいの?」
「トマト」
「じゃあ両方買って帰ろう

今では「お砂糖と牛乳かけて食べるやつ」と言うので「イチゴね」って解りますけど


昨日は夕方、珍しく買い物についてきて
「晩ご飯はお肉焼こうか?」と牛肉のパックを見せたら
「これ、お肉なん?」って聞かれて
「そう、タロが好きなのは豚肉だけど、これは牛肉。
カレーに入ってるのと同じの。前にも食べてるし、お店でも食べてるよ」
「ふ~ん じゃあそれでいいよ

家に帰って焼いてお皿に盛りつけて「さあ!食べよう」とテーブルに並べたら
「お肉が変わってる」と太郎が言い出した
「あのお肉だよ。タロに見せたでしょ?これ焼いて食べようねって見せたやん」
「こんな色じゃなかった
「お肉は焼いたらこんな風に色が変わるの。お店でもこんな色でしょ?」
そう言うと「そうなん?同じ?
「そう。同じお肉です」
「わかった。食べてみる

やれやれ



大丈夫かな?

2010-01-09 23:20:34 | 日記
明日も姫は本番です。
連休も何もあったもんじゃないです

連休も休みも減ってしまう事態が私にも・・・

今日の夕方、部署のリーダーから
「大変!Tさん辞めちゃった!だから今月から、他の仕事も掛け持ちしてもらうことになりそう」ってメールが

「ありえない!」って返信したら「私たちを助けると思って、お願い!」って

その仕事が嫌で言ってるのではなく、12年というブランクがあるのに?
今の職場に入る時に「こっちには関わらなくていいから」って言ってたのに?

「今さらそんなこと言われたって、無理!」って返信したら
今度は上司から電話が・・・

「ごめんやけど、こっちもやって!って言うか、やり!もう強制ね」って

「ちょっと待ってください。もう10年以上ブランクがあるのに?無理でしょ?
それで、Tさんは『辞める』じゃなくて『辞めちゃった』んですか?
もう来ないの?」

「うん、もう来ないよ。火曜日から来ない。
そりゃ直ぐには無理ってわかる。今月はとりあえず教えてもらって。
月末は土日も夜遅くまでの出勤になるから。
もうこれは決まったの。上からも言われてるし・・・
とにかく今月からこっちもやってもらうからね」

「で、新しい部署の方どうするんです?」

「そうなんよ~ あの人と組んでる日あるよね?」

「金曜日ですけど・・・」

「金曜日かぁ ごめん、一人でやって!」

「勘弁してください

「とにかくやってもらうしかないの!お願いね」

その後、今度はリーダーからも電話が

「キツイのはわかる!でも、ほんっとにお願い!」  そんなぁ

「日曜は主人が休みだけど、土曜日は?タロどうすんのよ~
保育園は今、土曜日やってないんだよ

「でも、それでもお願い~

なんてこった
こんな人事はありなの?


Tさんは前回の記事でシフトの行き違いで来なかった人です。
その朝のことで「辞めちゃうかもね」ってリーダーと話してたらホントに辞めちゃった

傍で電話を聞いてた太郎は「お母さん、タロ置いてどっか行っちゃうの?

姫は「休みなくなるの?土日って本番来れなくなるの?

今年は太郎のプレイセラピーも始まるし、学校の行事だって、姫のクラブの役員だって決まってるのに

私、大丈夫かな・・・
考えただけでめまいが

上から「もう強制的に決まりだから」ってことは
ここからひっくり返すのは難しい

リーダーは「無理言ってるの解ってるから、日曜だけでもいいよ」って言うけど、
やるからにはそれは通用しないでしょ

明日は姫の本番に行くとして、明後日は勉強し直さなきゃ
月末までに間に合うか?

今回のことまでで限界です。
これ以上仕事が増えたら私も辞めなきゃ
パート勤務で3つの部署掛け持ちなんて有り得ない


父に感謝

2010-01-07 17:59:07 | 日記
昨日の夜の微熱はどこへやら
姫は今日も朝練からの登校です

今朝になって「出すの忘れてた」とたくさんの手紙
「冬休みのすごし方」って

「姫、今日から3学期よ。冬休み終わってから出されても困るよ」
「忘れてたんだもん
「もういいけど・・・他には?持って行くものとか大丈夫なの?」
「あ~!雑巾1枚
「おいおいまだあったかなぁ・・・
あった!あったよ、雑巾1枚!これで大丈夫?」
「うん!ありがとう!もう大丈夫!・・・たぶん

新学期早々、朝から賑やかです

太郎が「姫、どこ行くん?
「学校!学校に決まってるやん!
「ふ~ん、カバンいらんの?
姫、手ぶらでした
「もう!わかってるんやって!
はいはい、いってらっしゃ~い

姫が出かけて入れ替わりにじぃが来てくれて太郎は大喜び
「おじいちゃん!」
「おう!タロ、元気そうやな
ちょとだけ、じぃの仕事についてきてくれるか?」
「おっけ~ トラックで?もちろん行く~」
「出かけても大丈夫か?」と私に聞くので
「熱は無いから大丈夫タロもその方が嬉しいと思うよ」
と、じぃにお任せして私は仕事へ

仕事に行ったらまさかの事態が
同じ部署の人が一人来ない
電話しても出ないし、みんなで「どうすんの~」と大騒ぎ。
結局、連絡の行き違いで今月変更になったシフトが伝わっていなかったみたい
とりあえず、片っぱしから電話して、やっと一人「すぐ行くわ!」と来てくれることに
私まで休まなくて良かった
部署のリーダーは「どうしよう。私の責任よね」と凹みっぱなしでかわいそうなほど・・・
「仕方ないよ。とりあえず何とかなったんだし」って言っても
「ぜ~~ったい、メチャクチャ怒られるわ~」と。
私は午前で終わりなので先に帰りましたが、今頃どうしているのか心配です
さっき休憩に合わせてメールしたけど、返事はないし・・・
心配です

昼過ぎに家に帰るとじぃとタロが仲良くテレビを見ていました

せっかくトラックがあるので灯油を買いに連れて行ってもらいました
自転車で行くと1缶しか買えないし、重くて大変なので助かりました

いつまでも父に頼りっぱなしで申し訳ないと思いつつ、いくつになっても一人娘の私
父の「よっしゃ!」につい甘えてしまいます

父が目を細めて「タロは賢いの~ ええ子や、ええ子や」とタロの頭を撫でるのを見ていると昔を思い出します。
父は私のこともよく褒めてくれました
「ようやった!えらかったの~」「上出来や!」
親バカだなぁと思いながらとても嬉しくて

姫のことも嬉しくて仕方に様子です。
全国大会の新聞記事を切り抜いて大事にしています
「ほ~ 姫もたいしたもんや!えらいの~」って

「お父さん、私の時は本番に来たことないでしょ」って言うと
「お前の時は練習見てるからなぁ
お母さんと違って、ああいう場所は苦手や。性に合わん
「でも、今度、姫の本番に行きたくない?」
「そうやなぁ、死ぬ前に一回行っとくのもええかもな

そう、私が姫のように頑張っていた中学生の頃、毎日夜遅くまで練習して、
夏休みも毎日練習してた頃。
父は時々アイスクリームやジュースを差し入れてくれました。
みんなで喜んで辛い練習も頑張れました
父は仕事の途中に学校の傍を車で通っては練習の様子を伺っていたようです

友達に「さっき門の所に止まってた車ってYのお父さんじゃない?」って言われて
「お父さん、今日学校に来てた?」って聞いたら「ちょっとだけな」って
今なら不審者で通報されそう

でも、これはうちの父に限らず友達のお父さんも
お弁当を届けてくれたり、本番の時に荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、遅くなったら迎えに来てくれたり
楽しい思い出です

いつまでも父の「よっしゃ!」に頼ってばかりではいけないと解ってはいるんですが
今日は本当に父のおかげで家も職場も大助かり。
父に感謝です



なが~い1日でした

2010-01-07 16:23:19 | 日記
昨日、姫の今年最初の本番は無事終了

成績や評価はないのでみんなのびのびと楽しそうで、こちらも楽しめました
去年はインフルエンザのおかげで大会以外の本番は出演自粛ばかり
久しぶりに楽しめたのではないかと思います。

昨日は何かとアクシデント続きの1日でした


午前中、仕事を終えて13時前に帰宅。

ふとお昼ご飯を食べている太郎を見ると、首や顔に発疹が
もう午前の診察時間は終わってるし、水曜日は午後の診察は休診なので電話で聞くしかありません。
慌てて病院へ電話「先生!太郎に発疹が・・・
「熱が無いならやっぱり抗生剤が合わんかったんかも。飲むの止めて痒がるようなら薬飲ませて」

去年の2月に抗生剤で酷い薬疹が出た太郎。
今回は違う抗生剤、比較的副作用の少ないものを処方していただいたんですが

それにしても、歯痒いのは主人です。
半日も太郎と一緒に居ながら気づかないなんて
もっと早く気づいてたらちゃんと受診出来たのに

とりあえず感染性の発疹とは考えにくいから外出も大丈夫ということで出かけることに

そこへお義母さんが車で到着
しかし、何故か主人の姪っ子が一緒

主人も「チケットが無いと入れんって言うとったのに

お義母さんのこういうところが苦手です
「無理を通せば道理引っ込む」的な考え・・・

楽しみについてきたであろう姪っ子はかわいそうにそのまま家へ送り返されて
いくら自分の孫でもあんまりでは?と思うのですが

今回のチケットは入手困難なチケットで出演者の家族向けの前売りでやっと手に入る物。
だからみんな何カ月も前に「行けるかどうか判らないけど、とりあえず家族全員分買っておこう!」と申し込むんです。
お義母さん「行ったら何とか入れるんじゃないの?」ぐらいの気だったようで
会場のホールの名前を聞いてもそんな簡単には入れないと思ってもらえないのだろうか?
学校の体育館や公民館じゃなくて、ちゃんとしたホールで全席指定なんですけど・・・
太郎でさえ1席分買ったというのに

まあ、主人の身内のことだし、姪っ子も慣れてるかもしれないと思い直してホールへ。

姫たちののびのびと楽しそうな様子と客席からのたくさんの拍手に
他の団体も素晴らしく、私も心からたくさんの拍手を贈りました


さて、お義母さんの困ったは太郎にも降りかかります

「はい。タロくん、お年玉」
「おばあちゃん、ありがとう
中を覗いた太郎が「お母さん、お金が2つも入ってる
「あ~そうそう。姫のも一緒に入れてるから。袋代を節約したのよ~
タロくん、それ姫ちゃんに渡してね」

ここで太郎は困ったようです。
自分にくれたんじゃないの?これはタロのもの?姫のもの?
これを姫にあげたらタロのは????

しゅんとなって黙って私に袋を渡した太郎。
かわいそうだけど説明は家に着いてからにしよう
しかし、袋代の節約なんて初めて聞いた
お年玉っていうのは小さい子も「自分が貰ったもの」って思えるからいいんじゃないのか?
本当に会えば一度は驚かされる
結婚して13年、未だにお義母さんに慣れないです

会場には姫の学校の先生方の姿も
去年転任されたM先生にもお会いして
M先生は姫が2年の時の担任です。
「とてもよかったですよ」と言っていただいて

それから3年の時の担任のK先生。
「よく頑張ってますね」と言っていただきました
「姫ちゃんから年賀状を貰いました。ありがとうございます
僕のは明日には届くと思うんですが、遅くなってしまってすみません」と言われて、
思わず「え!?K先生にも出してたんですか?」って言っちゃいました
「はい。とても嬉しかったです
喜んでもらえて良かったです

帰ってから姫にK先生が年賀状を喜んでいたこと。頑張ってるねって褒めてくれたこと。
M先生も来てくれて褒めてくれたことを話すと
「K先生とM先生来てたの?恥ずかし~」って言いながらも嬉しそう
「M先生、変わってなかった?」って。
「うん、相変わらず『こんにちは~!』って元気だった
「ジャージ?
「まさか!いくらM先生でもあそこにジャージでは来ないでしょ
あ、でも奥さんかな?女の人と一緒だった」
「奥さんに決まってるやん!結婚してるのに
「M先生が結婚してるって知らんかったわ」
「お母さんでも知らんことあるんや
「そりゃあるよ~

姫にとってM先生は面白くてよく遊んでくれる先生でした
おかげで授業は遅れるばかりでお母さん達には不評でしたが、
今思えば姫は楽しんで学校に通っていたと思います。
私は「子供たちと一緒によく遊ぶ先生だな~」と思って見ていました
学校に行く度に見かけるM先生はジャージ姿で子供たちに囲まれてもみくちゃになりながら笑っていました。
親の目線で良い先生と子供にとって良い先生は一致しないものですね


一方、太郎は保育園に行くためには発疹が酷過ぎて
「病院で証明書貰わなくちゃ」と初めての病院へ
ところが「100%薬疹と言いきれないので休まれる方がいいと思いますよ」と
他に休む人がいて交替できる人がいないから私は休めない
どうしよう・・・こんな時はいつも父が頼り

で「明日と明後日、タロをお願い!」と頼むと
いつものように「よっしゃ、わかった」と言う返事
助かりました

この時点でもうクタクタで
晩ご飯は回転寿司に行きました

食べ終わって家に帰ってお風呂に入ろうとすると
今度は姫が「なんかしんどい
熱を計ると37.2度

私は大急ぎでお風呂に入って「さあ!寝るよ~」
22:30 やっと

なが~い1日がやっと終わりました
記事も長くなってしまいました

ぐだぐだとした記事を最後まで読んでくださってありがとうございます