姫と太郎の賑やかなお家

姫14歳、太郎9歳。高機能広汎性発達障碍の子供たちとの賑やかな暮らしぶりを綴っていこうと思います。

先輩とお別れ

2013-03-18 17:07:21 | 姫のこと
昨日は姫の所属するクラブの引退式でした。

久々の部活だし、聞けば7:30集合、引退式にレッスン、合奏などハードなスケジュール
お昼過ぎには疲れて帰ってくるだろうと思っていたらなかなか帰ってこない…
太郎も「姉ちゃん、どうしたんやろう」と心配していました。
そしたら、なんと夕方6時過ぎ仲良しの先輩と一緒に
「ただいま~」と元気に帰宅
最後まで参加してきました。

引退する先輩からは
「いつも笑顔で挨拶してくれて嬉しかったよ」
「一緒に音楽出来て楽しかったよ」
「大好きだよ」
と嬉しいお手紙を貰って帰ってきました。

「Mさんが姫のこと覚えてくれてて『S先輩!』だって
後輩が1,2度しか一緒に練習できてないのに慕ってくれたのが嬉しかったようです。

不登校で大好きな部活にもなかなか参加できずにいた姫ですが
登校した時は笑顔で、部活の時は後輩の面倒もみていたのがわかりました。

部活に参加できない姫のことを後輩として可愛がってくれた3年生
姫を誘い続けてくれた同期生
姫を先輩と慕ってくれた1年生
そんな居場所を作ってくださった顧問の先生
皆さまにただただ感謝しています。

以前の記事にも書きましたが、学校全体が温かいんです。
姫のような子でも居場所があるんです。
こんなに有難いことはありません。
姫は高校でも部活は続けたいと思っていたようですが
あいにく姫の志望校にはありません。
でも、姫は音楽を止めないでしょう。

まずは4月から姫がどう動き始めるか…
少しずつではあるけれど自信を取り戻しつつあるように見えます。
昨日は初めて見た楽譜での合奏も逃げ出さず、手を抜かず頑張りました。
そんな姫の頑張りが少しでもみんなに伝わったでしょうか…
先輩たちへの感謝の気持ちが届いたでしょうか…

姫の努力が報われる日は近いような予感がします