姫と太郎の賑やかなお家

姫14歳、太郎9歳。高機能広汎性発達障碍の子供たちとの賑やかな暮らしぶりを綴っていこうと思います。

初めてと最後の小学校の運動会・1

2010-10-09 10:40:10 | 姉と弟
先週の土曜日は運動会でした。

太郎にとっては初めての、姫にとっては最後の運動会です。

姫はこれと言って心配はなく
「怪我しないように頑張るんだよ~」
と言うだけでした。

問題は太郎。
今まで姫の運動会を最初から最後まで見たことがありません。
午前中で飽きてしまって「帰る」と

そんな太郎が炎天下の運動場で1日頑張れるか?

本番前の全体練習(通しのリハーサルのようなもの)の日
「どうだった?タロは大丈夫そう?」と姫に聞いたら
「何か訳解らんことしてたわ。
フラフラ~とどこかに行こうとして先生に捕まってたで
やっぱり

翌日、養護のSM先生の所へ行って
「姫に聞いたんですけど、タロは大丈夫でしょうか?」
「お母さん、早耳ですねぇま、何とかなるでしょう。
学校の外にさえ出なければ
確かにタロくんにはしんどいと思います。
でも、担任のKS先生も私達もいますから、
とにかく、やってみないと
と頼もしいお言葉が

その日、帰ってきた姫が
「お母さん、姫さぁ児童係りになった」
「なにそれ?」
「1年生のお世話係」
「へぇ、大変そうやね」
「しかもさぁ、タロのクラス担当」
「同じ1組だからじゃないの?」 (タロ1-1、姫6-1です)
「違う。クラスは関係ない」
「じゃあ、姫はずっとタロの傍に居るの?」
「そう。タロのクラス席に居る」

私は心の中で

「これって、姫にタロを見とけってことなん?」
「いやいや、1年1組を見とくんでしょ?」
「でもさぁ、みんなが『あ!タロのお姉ちゃんや!』
『お~姫や!』ってうるさい・・・ってか、
何で他の1年まで『姫!』って呼び捨てなんよ!
「まぁまぁ、みんなお世話係が知ってる人で嬉しいんだよ。
トイレに行きたくったって、知らない人より知ってる人の方が頼みやすいやん。
姫だって、知らない子のお世話より、知ってる子のお世話の方がしやすいでしょ?」
「それはそうなんだけど・・・」
「じゃぁ、いいやんか。
お母さんもその方がウロウロしなくて助かるわ
「あ、そっか!いっつも写真撮りに来るもんね
「でしょ?お母さんラッキーやわ
「じゃあ、いいか

先生

当日、太郎は後ろに児童係の姫、前には応援団として姫の仲良しさん達。
仲良しさん達が何かにつけ声をかけてくれたり、
頭を撫でてくれたりするので、楽しそうに観戦&応援していました。


引っ越し完了です

2010-10-06 22:14:48 | 日記
ご無沙汰しておりました。
引っ越しでバタバタとしていました
環境の変化が子供たちにどんな影響を与えるかが一番心配でしたが
学校が近くなったのと、近所にお友達がたくさんいるので喜んでくれました

姫は意地悪していた子たちと登校斑が別になり、
逆に仲良しさん達と同じ登校斑


太郎も同じクラスの子や学童のお友達、
毎朝お友達が入れ替わりに迎えに来てくれます

おかげで朝は「行ってきま~す」と
元気に手を振って登校出来るようになりました。

太郎が登校斑で行けるようになって
姫も笑顔で登校するようになって

引っ越して良かったなぁと思っています

先月末までは前の住居の片付けに追われていて
今週は土日も仕事でしたので新居は散らかり放題
荷解きも出来ずにいるのですが、ボチボチいこかぁとのん気な私

昨日、やっと電話の開通工事が終わりネットが出来るようになりました

この1か月の間に本当にいろんな事があって、
私もこんなに忙しく動きまわったのは初めてかも

でも、新しい生活のため頑張りました

運動会や参観日、会う人ごとに
「疲れが出ないようにね」「無理しないようにね」と
声をかけていただいて
側に居た姫が「お母さん、友達、多っ!」と


姫に「お母さん、これからは楽しい家になる?」と聞かれました。
「うん。楽しく暮らそうね」
「お友達呼んでいい?一緒にご飯やお泊りも出来る?」
「片付いたらねぇ
「やった~

私が子供の頃のように人が集まる楽しい家にしたいなぁ
そのためにももうひと頑張り

次の休みは10日・・・ちょっとだけ朝寝坊したいです
それから頑張って片付けようと思います。


母子3人暮らしになって楽しいって言うのも・・・
でも、本当に楽しいんですよねぇ