元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

農水省に総務省と出るわ出るわの買収疑惑には、いくらの金が動いたのか?のHow much?のHを加えて5W2Hで報道して欲しい

2021-02-27 09:11:06 | 時事エッセイ
「新聞は読者が本当に知りたいことに真摯に向き合ってきただろうか」
「桜を見る会」報道が、第20回早稲田ジャーナリズム大賞に選ばれた毎日新聞の翌日の記事「新聞はオワコンなのか」の中で、同感した言葉である。
記事の基本は5W、1Hのはずである。読者が知りたいWhatとWhy、Howが全くないのが最近の新聞記事である。国会で野党に提出する資料は黒塗り資料ばかりである。隠したいことばかりの政府が事実を会見で話す訳がない。記者会見資料をそのまま報道しているせいか、どの新聞も中身がNHKニュースと同じである。
大賞を受賞した記事は、ネット上の人々の声や情報を手がかりに取材を進める方法と、野党ヒヤリングを丁寧に追ったという。
鶏卵生産大手の元農林水産大臣への現金提供が、どう農林水産行政を歪めたのか。菅総理長男の官僚接待問題が放送事業認可にどう影響を与えたのか、読者の知りたい情報ばかりである。そして総務省官僚幹部の接待による放送行政を歪めた疑惑が報道されている。この報道も全然読者が知りたいことは全く報道されていない。公共放送のはずのNHKは国会中継すらしない。こういった買収疑惑には、いくらの金が動いたのか?のHow much?のHを加えて5W2Hで報道して欲しい、読者の知りたいことに真摯に向き合ってもらいたい。でないとますます読者が減り発行部数が激減し「新聞はオワコン」から、完全に終わったメディアになる。


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