横尾忠則さんは最後に「座禅は心の安楽死」と言って本を締めくくっているけど、理由は全く述べていない。その部分を知りたくて借りてきたんだが
ただ各地の禅寺で参禅に参加した彼のレポートを読むと、施設で身の回りのことは、すっかり自分で出来なくなった老母は、ただ家族のことを心配し、私達の幸せを祈るしかない毎日は、ただひたすら坐禅にうちこむ最高の修行(只管打坐)と同じだなぁ(キリスト教で言えば教会でひざまづいて祈ることかも)と、感じました。
2025年問題で行き場の無くなった高齢者が、オランダのように安楽死を選ぶ社会の到来は必須かなと思っていたが、やっぱり寿命が全う出来る社会がいいねぇ