元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

今日のジャズは、パット・メセニーを聴いている。美しい流れるようなジャズだ。ギターをバイオリンに変えて演奏すれば、ベートーベンのバイオリンソナタのような美しいクラシック音楽になるだろう。

2021-03-14 08:28:15 | ジャズ
今日のジャズは、パット・メセニーのアルバム「Live From Jazz Workshop, Boston, MA. September 21st 1976, WBCN-FM Broadcast」を聴いている。
毎日新聞の2021年3月13日(土曜日)の夕刊「楽庫・アーティスト」のコーナーに「パット・メセニー 高み目指して生きる」(音楽評論家・中川ヨウ)とのタイトルで、彼のことが掲載された。とても素晴らしいコラムなので、以下に引用する。
「パット・メセニーが若い頃につけていたという「自分リサーチノート」だ。何時間前からギターを練習すると本番に没入しやすいとか、いつ食事をとると演奏のできが良かったとか、ドキュメントを記録し続けていたのだ。彼は自分でノートを作成していた。」
「そして何が起ころうが欠かしたことがない練習にも、より力を入れた。子供が遊ぶのを見守りながら、ギターを弾く手は止めることがなかった。彼が語った。「ぼくが音楽が好きという言い方は、ちょっと違う気がする。音楽の中で生きている。生きていることが、音楽なんだ」」

このコラムを読んで、今日は絶対の彼のジャズを聴いてみようと思った。とても美しい流れるようなジャズだ。ギターをバイオリンに変えて演奏すれば、ベートーベンのバイオリンソナタのような美しいクラシック音楽になるだろう。美しいメロディは、彼のギターだけでなくピアノの旋律も美しい。即興ライブで、この美しいラインが弾けるのは、やっぱり彼の言葉通り常に音楽の中で生きているからだ。

そして以前、日経サイエンスで読んだ佐藤幹夫京都大学名誉教授(数学)の言葉を思い出す。
「数学とともに眠り目覚めよ」
「朝起きた時に、今日も一日数学をやるぞ、と思っているようでは、とてもものにならない。数学を考えながらいつのまにか眠り、朝目が覚めた時は既に数学に世界に入っていなければならない」
日本が世界に誇る数学者の言葉と同じだ。
自分の生活の全てを捧げる世界がある人生は、本当に素晴らしい!


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