滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2019.11.24 京都東山/音羽川の滝を楽しみながら音羽山へ

2019-11-24 20:13:14 | 京都の山(北山以外)
2019.11.24[山科駅13:43〜14:16蛙岩14:18〜14:24鮎留の滝14:28〜14:31聴呪の滝14:35〜14:44音羽の滝14:45〜14:57仙人の滝15:06〜15:30音羽山15:33〜15:52鶴の里の展望ポイント215:54〜16:21JR大津駅]

仙人滝コースは荒れています

午前中に仕事が終わった。本日の天気は昨日の予報では夕方から雨というものだったが、今日の予報になって夜遅くに雨と変わっている。これなら午後からでも出かけられそうだ。
ただ今日は昼前から頭痛がする。しかし歩いて良い空気を吸えば治るだろうと出かけることにする。

さてこの時期、京都市内は紅葉シーズンで、どこもかしこも観光客でいっぱい。車で出かけようものなら渋滞は免れない。電車で出かけられるところで紅葉でも楽しもうと思う。
昨日yamaneko0922さんから大文字の中尾の滝に行ったところ、付近の紅葉が見頃だったと聞いていた。これはありかなと電車で山科へ向かう。
電車が山科駅に近づくと右手前方に音羽山が見えてくる。曇っているので鮮やかには見えないものの、音羽山はかなりの面積が紅葉で覆われている。案外植林が少なく落葉樹が多いらしい。これを見て、そうだ音羽川の滝を愛でながら久しぶりに音羽山に登ろうと予定を変更する。

山科駅から住宅地をぬって山科音羽川へ。
音羽川渓流では紅葉がちょうどよい時期で、白い水流とのコラボはなかなか見応えがある。蛙岩、鮎留の滝、聴呪の滝と道路から川に下りて鑑賞。聴呪の滝壺から見上げると滝頭の木がちょうどいい具合に色づいている。
随分と来ない間に小さな滝にも名称が付けられていたり、滝への下り道の具合が変わっていたりしている。
特に音羽の滝へは簡単に下りられなくなっている。右側の岩の様子も違うので、大雨で少し崩壊したようだ。深く大きかった淵が小さく浅くなっている箇所もある。全体的に以前の美しさは半減してしまった印象を受ける。

仙人滝コースに入る。入口付近から随分と荒れている。以前に京都の滝の達人としてリビング京都の取材を受けた折に、編集者さんとカメラマンさんとを案内しながら簡単に登ったものだが、道が水流でえぐれていたり、斜面の道が流れていたり、倒木を大きく迂回したりと以前と様子が違い歩きづらい。特に今日はランニングシューズなのでよく滑る。
仙人の滝付近はロープが設置されているので安心だがここも滑りやすい。

滝上で休憩、今日はここに来ても頭痛は治まらない。仕方なくロキソニン服用。
この先も荒れた道ではあるがテープはしっかり巻かれているので、それを辿れば問題はない。谷の水が涸れてからもしばらく谷筋を行き、傾斜が増してくるとトラバースして尾根に出る。今登ってきた道は「危険!!この先行き止まり」との警告のプレートが。ここから山頂は目と鼻の先。

曇っており展望は遠くまでは効かない。紅葉の山々も見られるがこちらも曇っているため色が映えない。大津京の街の奥に比良山系が浮かんでいる。

山頂を後に、少しだけ東海自然歩道を北上し、途中から大津駅方面へと続く尾根に入っていく。快適な尾根で軽く走るが、頭痛に響く。
道は下りと平坦部分をくり返し、展望のよい鉄塔を通過、車の音が近づいてくると国道1号線近くの民家横に出る。ここから大津駅までは5分程度。
駅に着く頃ようやく頭痛が治まった。



音羽川沿いの道になり、すぐに蛙岩がある。そのすぐ先に小さな滝が


「蛙岩」 どの角度から見れば蛙に見えるのかはわからない。


橋を渡ると「大師堂」と休憩所があります。


倒木の奥に「懺坂・竄の滝(ざんざか・ざんのたき)」


本流の「鮎留の滝」に下りてみる。2段3mほどの小さな滝でした。


「長尾ノ連滝」だそうです。何でも名前付けますねぇ。


背後は「経岩」


本流の「聴呪の滝」にも下りてみる。上流の音羽の滝とこの滝とが一番滝らしい。


「東くねり滝」


「白扇の垂水」1m


振り返ると紅葉が


「橘青龍の滝」2段2.5m


橋から見る「夫婦滝」1.5m


「蛇壺(だったっけ?)」の奥に音羽の滝がちらりと見える。


「音羽の滝」 下りられなくなっている。


大蛇塚にある滝


「大蛇塚」


仙人の滝入口付近に鮮やかな紅葉が


支流に入ると道は荒れ放題、奥に仙人の滝が見えてきた。


「仙人の滝」 5m


仙人の滝上はちょっと明るくなります。


倒木を巻いたり、道が崩れていたり、テープは巻かれていますが道は荒れて不明瞭です。


落ち葉を踏んで


尾根まで上がってきました。登ってきた方向は「危険!!この先行き止まり」になっています。ここまで来れば山頂はすぐそこ。


三角点と山名プレート


山頂から南方を


送電線が南に続いています。


山科方面を


枯木をシルエットで


大津京の街の奥には比良山が浮かび上がっています。


下りは概ねこんな道


ところどころ紅葉の中を道が行く。


紅葉と比良山


鉄塔のある展望所からは大津の街が見下ろせる。


山科音羽川、取り敢えずの概略図


最新の画像もっと見る

コメントを投稿