<令和2年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド男女決勝現地観戦メモ>
12/19-20は天皇杯皇后杯バレーボール男女決勝戦を見に、大田区総合体育館に行ってきました!今年度は新型コロナウイルスの影響で、12月に行われるファイナルラウンド以外の都道府県ラウンドやブロックラウンドは残念ながら中止となりました。また、サントリーと東レからは大会前にコロナウイルス陽性者が出て出場辞退となり、ファイナルラウンド開幕前から無事終了するのかハラハラさせられる事態に。無事大会が終了し、ホッと一息ですね。
決勝戦のみが有観客での試合で、少し迷いましたが男女とも現地観戦してきました!これで今年の私のバレー現地観戦は一区切り。来年にはもう少し新型コロナウイルスの影響が落ち着き、現地観戦しやすい環境になれば良いのですが…💦
会場の大田区総合体育館については過去にもう何度も書いているため、内容被りも多めだと思います。関東住みの私的には、遠征感はないものの比較的近場で行きやすい会場です。
<体育館>
大田区総合体育館のメインアリーナは、ハコ的に広すぎず狭すぎずの48m×38mの1824㎡で、スタンド席でも十分にコートが近いです。アリーナ席・スタンド席ともに4方向に座席あり。ちなみに、1Fアリーナサイド席・エンド席ともに4列目が実質最前列でアリーナ席は10列目まで。アリーナ席最前列(4列目)はサイド・エンドともに前に少し荷物が置けるスペースあり。アリーナ席は段差がついているものの固い板の長椅子で、前後左右にやや狭めなのが惜しい。スタンド席も堅い板の長椅子ですが、ドリンクホルダーがあります。今季は新型コロナウイルスの影響で前後左右が空くのは良かった点。正直いつもこのくらいは間隔があって欲しいのが率直な感想です。普段通りにぎっちり全席座るとかなりキツキツな体育館。アリーナ席は足元椅子の下に荷物が置けないのも難点。写真撮影的には非常に明るく黄色くもならずコートも近くてと、良いところがたくさんな私は好きな体育館の内の一つ。全席上履き不要なところも荷物が増えず良い!お手洗いはキレイですが、時間によっては混み合います。表彰式後にはお手洗いは閉鎖され使用できなくなりました。仮設の大型ビジョンは1F南東と北西の2か所。
<交通手段>
今まで私は急行利用が多いので「京急蒲田駅」下車でしたが、今回は各駅停車を利用したので「梅屋敷駅」より会場に向かいました。駅の改札は一つのみ。その改札を出て右手に少し歩くと太い通りがあり、その横断歩道を渡り右手に直進。体育館までは山坂もなく1本道で、途中に「まいばすけっと」もあります。「まいばすけっと」は通常のコンビニよりもペットボトル飲料やパンなどがお買い得価格な小型食品スーパーです。体育館は「梅屋敷駅」利用だと「京急蒲田駅」よりもやや近いかなくらいで、すごく近いというほどでもないかな?どちらの駅からでも体育館は近めで交通の便の良い体育館だと思います。
梅屋敷駅の正面にはパン屋さん(パン工房ベルベ)があり惹かれましたが、日曜日は定休日の様子。残念!
(京急蒲田からは以下)
大田区総合体育館は京浜急行「京急蒲田駅」から徒歩7分ほど。駅の改札は一つのみで、その改札を出て階段を下り、左手側東口に出て太い道を左へ直進。「高津」の大きな看板方向が目印です。体育館まで山坂の無いほぼ1本道で、途中にはローソンもあり。駅構内にはセブンイレブンもあります。ちなみに体育館は進行方向に向かって右手側にあるため、太い道の反対側に渡ることになります。私は急行に乗ることが多いのでほぼ「京急蒲田」駅利用ですが、体育館の最寄り駅は「梅屋敷」駅で徒歩5分とのこと。
[12/19女子決勝]
<JT3(25-21、25-18、25-17)0東レ>
JTは皇后杯初優勝おめでとうございます!ドルーズ選手が好調でアタック30/46!流石アメリカ代表だなぁと思いました。ドルーズ選手で来るだろうと分かっていても止められない。頼りになる助っ人さんですね!田中(瑞)選手がサーブで狙われていた。次にこの対戦カードとなるのはレギュラーラウンド最終戦の2/14。こちらもどちらが勝つのか注目です!セッターはまだ若手の籾井選手。
2020-21シーズンのリーグでは負けなしの東レがJTにスト負け。一発勝負は本当に分かりません。黒後選手がサーブで狙われる場面多し。年明けのリーグ戦ではどのような戦いを見せるでしょうか?キャプテンには踏ん張ってもらうしか。黒後選手は劣勢でも笑顔で盛り上げようとされていました。MBは小川(愛)-大野対角。セッターは関選手。
[12/20男子決勝]
<ジェイテクト3(25-20、23-25、25-13、25-22)1パナソニック>
ジェイテクトは天皇杯初優勝おめでとうございます!勝利後は皆さん嬉しそうでした。西田(有)選手がアタック30/52、サーブ20本打って効果率25%と大活躍。日本人OP対決的には西田(有)選手に軍配。普段女子バレーは見てもあまり男子バレーを見ない父親が珍しくTV放送を見たらしく、西田(有)選手は凄いなと言っていました。セッターは久保山選手。福山選手がお誕生日ということで、試合後お祝いされていました。
パナソニックは大竹(壱)選手がスタメン。3セット目劣勢時に清水(邦)選手も出場しましたが、流れを変えることは出来ず。タラレバですけれど、もう少し前から清水(邦)選手に交代していたら、少しは流れが変わったでしょうか?クビアク選手や久原(翼)選手の調子が上がらずだったのもパナソニック的には痛かったですね。セッターは深津(英)選手で、2枚替えで新選手にも出場機会あり。
<グッズその他>
体育館内の公式グッズブースでパンフレット(1000円)やTシャツ、龍神NIPPON2020トレカ、クリアファイル等の販売。トレカは特典カードが15名より選べたようです。電子決済も可能。
各チームのグッズブースは外物販。外といっても屋根があるのが良いです。ジェイテクトにも少し惹かれましたが販売開始時刻が遅かったようなので、すでに開いていたパナソニックグッズブースを覗き、ユニフォーム型ピンバッチ(一般400円)を購入。選手は選べない状態の物で清水(邦)選手が出ました。
<無料配布>
座席には天皇杯皇后杯のハリセンとVNLウエットティッシュが置かれていました。ウエットティッシュに書かれていたQRコードを読み込むと、JVAのVNLページに飛ぶ仕様。
各チームのチームブースではハリセンの無料配布もあったようです。
<飲食物>
体育館内ではペットボトル飲料を除き飲食禁止という訳で、自動販売機以外の飲食物販売は無し。
<表彰式>
試合後コート上で表彰式が行われました。各選手へのメダルの授与はなく、場内暗転もなく、割と簡素化された感じの表彰式。優勝チームに日清製粉グループから「カップで作るお好み焼セット」、丸大食品の「燻製屋熟成あらびきポークウインナーホワイト」が贈られました。男女ともウインナー1000本に会場もざわめきましたが(!?)、西田(有)選手がかなりウケていた。
<その他>
新型コロナウイルスの影響なのか、14:30開場なものの16:00試合開始までほとんどイベントが行われない状態での開催で、女子は15:30頃両チームともコートに選手らが姿を現しました。男子は会場入りすると両チームともすでにコーチ上に選手らの姿があり、試合前にジェイテクトはサッカー風に遊んでいたりといった姿も見られました。
今季2020-21V.LEAGUEは各チームのホームゲームが増えたものの、新型コロナウイルスの影響でホームゲームイベントその他が制限されているところがあります。それでもチームによりホームゲームでファンに楽しんでもらおうというやる気の見えるチームと、そうでないチームとが出てきているように思います。今後バレーボールも1日1試合のホーム&アウェイ方式に向かうとして、どうなっていくのでしょうか?今季に関しては、新型コロナウイルスの影響で試合があるだけでもありがたいという気持ちも大きいです。試合があるだけでもファンサービスかな…?
<天皇杯皇后杯が終了すると>
天皇杯皇后杯が終了すると、3週間ほどの期間が空き再びリーグが再開します。天皇杯皇后杯で勝ち進んだチーム、敗れてしまったチーム等様々ですが、例年天皇杯を境に色々変えてくることも多い印象もあるので、来年のリーグ再開も楽しみです。まずは全チームが無事リーグ再開を迎えられますように!そして無事リーグが再開されたら、最終日まで終了するよう願うばかり。
<てっぺん>
何年か前の現役引退公式挨拶で「チームがいつかてっぺんに連れて行ってくれると思うので、応援して欲しい」的なことを言われていたことを思い出します。私はバレー観戦を始めてから三大大会で優勝!と飽きもせず毎年のように願っていました。9割おめでとうな気持ちと、1割正直悔しいFAN心理。「悔しい」がいつか「懐かしい」になればよいなと思います。