かべ日記

日々感じたことを、ひたすら記録。
積み重なった言葉が何かを生み出す…はず!!

「翔ぶが如く」のごとき

2009-12-11 07:41:29 | 読書記録
この本を最近読み出した。
司馬遼太郎の著書であり、僕が中学に入るか入らないかといった時期に、大河ドラマが放送されていた作品。

ドラマを見ていた当時は幕末維新ヒーローとしての西郷・大久保に、ただ「かっこよさ」を見いだしていた自分。

しかし、この年になると個々の人物像よりも、今も昔も変わらない様々な人間関係の普遍性に目がいくようになっている。

膨大な資料をもとに個々の人物像をイメージし、周囲との人間模様や社会の空気を見いだし、史実と照らし合わせていくことで物語を記した司馬遼太郎。
改めてその凄さを痛感した。

力があればあるほど、滅私奉公の姿勢が大切になる。
この公の解釈を間違えた(無理やり作り出した)がために日本は間違いを犯した。

公とは自分たちが直接関わる周りの人。この人たちのために僕らが出来ることを考えていく。

自分の手柄ではない、人の人生の役に立つことを目的とする取組こそ、僕たち公務員の役割だ。


なぁんて偉そうに考えてみたけど、なかなか自分大好きな性格って変えられないんだよな。僕も含めて…。

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