今日という日に心を込めて     

自分に与えられた1日1日に感謝して、まっすぐに、精一杯、体いっぱい、人間らしく生きる洋美のブログ。

おじいちゃんの桜の木

2011-08-15 | 想い。/ I feel... I think.. .I belive...
お盆ですね。場所によって色んな風習があるんだろうな。


一昨日ね、迎え盆でお墓に行ってきたんだ。

そこでね、お寺のご住職にお経をあげてもらったんだけどね、

このご住職、お父さんが通ってた小学校の時の先生なんだ。

もう86歳になられて、息子さんが今は後を継がれてるんだけど、

私は昔からこの大住職にお経を読んでもらったりしてきて、すごく安心する大好きな人なんだ。

私のお父さんは9人兄弟の長男だったから、下の弟妹をおんぶして学校に行ってたんだって。

その姿をご住職はよく覚えていて、今でも懐かしそうに話してくれる。


そしてね、私のおじいちゃんのことも知ってるんだ。

お母さんがお嫁に来た時にはもう亡くなっていたおじいちゃん。

私もお母さんも会ったことのないおじいちゃん。

おじいちゃんは木を切って、家の窯で焼いて炭を作る商売をしていたんだって。

今でも昔の人はうちのことを「炭屋さん」って屋号で呼ぶ。

昔、お寺が本当に本当に貧乏で、お寺の木を全部売ろうって思っておじいちゃんに頼んだ時、

「お寺に桜の木がなくっちゃ」と言って、おじいちゃんが2本、桜の木を切らずに残したんだって。

その木がね、今でもお寺にあるんだ。

会ったことのないおじいちゃんが残した桜の木が、今、あるんだ。

ご住職は、「本当にあの時にはお世話になってね。それから必死にお寺を立派にしようとやってきたんだよ」って。

本当にご住職の代でお寺に立派なお堂も建ち、檀家さんも増え、大きくなった。


ご住職は常々、「故人を思い出してあげるのが供養です」って言っていて、

本当にこうして思い出話をしたりすることが一番の供養だって、私も思う。


ご住職は今でも、すごく目が生きていて、

そしてなんか全てを包みこんでくれるような穏やかな口調と声に安心して、こみ上げてくるものがいっぱいあって、ウルウルしちゃった。

こうして、心を込めて供養をしてくれる人がいること、本当にありがたい。

家に拝みにきてくれた時も必ずみんなとお話をしてくれたご住職。

お母さんは色んな場面で相談に行ったらしい。

そういう存在がいて下さるって、本当に本当にありがたいです。


うまくまとまらないけどね、このお盆、沢山の思い出話をしてあげてほしいな、と思う。

あんなことがあったね、こんなこともしたねって。

心の近い所に呼んで、色んな話の花を咲かせてほしなって、思うのです。