本日は、9時前後から数本の相談電話が入り説明と調査をすることに。そののちの電話で区役所へ。向かう途中で先程の電話の方と会い事情を聴取。区の説明を聴取。午前中受けた電話の調査と対応を行いました。又、先日問い合わせのあった案件に対しても回答をしました。夕刻、地元晴海地域に支持者訪問。
明日は、午前中、平和モニュメント勝どき地区のセレモニー午後は、品川にて打ち合わせ。夜は、住吉神社り影まつり。終了後晴海睦会で会合。ざっと流れはこんなところです。
「予定は未定」とはよく言ったもので、前日に確認しても仕事がどんどん増えていきます。
第3回区議会定例会が、9月中旬から開催予定です。定例会前にはも各種委員会が開催されます。日程が決まりましたら報告します。
皆様に御支援頂き六期目の議会活動をさせて頂いています。今日、時間が空いたときに、一期目の時、
3議会の右も左もわからない時に、議会局から渡された一冊の本がありました。「議員必携」というものでした。以後、初心を忘れないようにいつもこの本を読み返しています。その中にある「議員の職責」の項についてを心に留めています。
内容については、転記します。
議員は、住民から選ばれ、その代表者として議会の構成員となるのであり、「選良」という言葉で呼ばれるように、人格・識見優れた代表者である。したがって、議員の一言一句は、とりもなおさず住民の意見であり、住民からの声で在ると言うべき、議員が行う質問や質疑や討論は、同時に住民の疑問であり意見であり、表決に於いて投ずる一票は、住民の立場に立っての真剣な一票で無ければならない。又、憲法第15条で、「公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」と定められているように、議員は、住民全体の代表者であり、奉仕者であって、これが議員の本質と言うべきである。この事は、議員が住民の直接の選挙によって選任されることからも当然に導き出される自明の理である。本来、住民が選挙するに当たっては、自分個人の利害のみの立場に立つのではなく、同時に地域全体の立場に立って考え一票を投ずるものであるからである。
しかしながら、現実になされる議員活動の面においては、このことが、必ずしも容易に実現できない場合が少なくない。特に、住民の行政に対する関心が高まる中で特定の施設の設置場所や特定の事業実施をめぐって、あるいは、振興開発計画の策定や推進、企業の立地や誘致などに関して住民の意見が対立して、地域その他関係の議員が、どう判断し、どのように行動したらよいか苦慮させられる場合多い。
この様な場合に、議員という立場ではどの様な判断がなされるものであろうか。それには、二つの側面からの判断が働くと言われている。即ち、一面に於いては議員は全体の代表者であり、奉仕者であるという全体的立場に立っての「一般的な意思」による判断である。又、反面に於いては、選挙に於いて自らの選挙母体となった地区なり組織の立場に立っての「分化的な意思」による判断であると言われる。そして、議員としては、この二つの側面から働く「一般的な意思」と「分化的な意思」が合致する時は何ら問題は無いが、それが相反し、矛盾する場合の判断が大事であって、その様な場合、議員たる者は、自己の内部においてこれを調整統合し、昇華する責務を有するのである。この点に付いて、ある有名な学者が、代表者たる議員は、「その地区の福祉に矛盾するからといって、住民の福祉を無視し、住民の福祉に反するからといって、その地区の福祉を無視してよいと主張することができない。」地位を有するのであり、その意味で代表者たる議員は、「二つの義務を有し、二つの機能を行う。」ことを必然的に宿命づけられていると述べている。
代表者たる議員は、まさに、この二つの義務と二つの機能を、一つに統合しなければならない重大な使命を持つ者と理解しなければならない。
次に、今日、地域社会は、激動する経済社会情勢の中で、日々進展し、変革しているから、議会も行政もこれに的確に対処しなければならない。そのためには、議員がただ単に、住民の声と心代表し、代弁するだけの役割に終止するだけではなく、一歩踏み出して、常に住民の中に飛び込み、住民との対話を重ね、住民の悩みと声を汲み取りながら論議を重ねて調査研究を進め、住民全体の福祉向上と地域社会の活力のある発展を目指して時には住民に訴え、時には住民を指導して、その実現に積極的努力することが大事である。
そして、議会が持つ二つの使命、すなわち、「具体的な政策の最終決定」「行財政運営の批判と監視」を完全に達成できるよう議会の一員として懸命に努力することが議員の職責である。
以上であります。
私は、この本を右も左も分からない議員になりたての頃から読んでいますが、この項だけは、何回も読みます。
これからも、中央区発展のために努力して行く所存であります。
皆様のご指導、ご鞭撻宜しくお願いいたします。