委員会視察に引き続き個人で視察を行いました。
以下、要点的にまとめたものです。
個人視察行程
10月21日 札幌市リサイクル団地
・リサイクル資料館
・中沼雑がみ選別センター
・ペットボトルシート化施設
10年以上前にもお邪魔した施設でありますが、当時は、資料館と飼料化リサイクルセンターの2つの稼働でありました。今回は、リサイクル団地の90パーセントの稼働なったと聞き内容を調査しに伺いました。
札幌市中心部から北東へ15キロメートルの位置にあり、総面積は23ヘクタール(この数字は記憶にある→築地市場と同じ大きさ)事業主体は、協同組合、民間業者、札幌市環境事業公社(第三セクター)など様々ですが、それぞれの事業において特色ある事業を行っていました。
リサイクル資料館では、札幌市のごみの現状(約460万トン/一年、事業系ごみ400万トン、家庭形ごみ60万トン、平成22年度集計)とリサイクルの考え方、リサイクル団地の歴史などを小一時間お聞きし、雑がみセンターへ伺いました。平成21年7月から家庭ごみの有料化に伴い、有料化、雑がみリサイクルの導入の為の市民向け説明会を約一万回(一日に時間を区切りながらとのこと)地域に伺い理解を求め導入にこぎつけた。又、産業廃棄物処理業者との会合も多く持たれたと聞きました。このセンターに持ち込まれるごみは、紙や固形燃料にリサイクルされるとのことでした。(固形燃料とするものは、再生紙に活用できないものであり、家庭からの排出は、新聞等は、別のリサイクルに回るとのこと)、第二選別業務に知的障害者の雇用を促進するために福祉団体に業務の一端を委託していることもお聞きしました。
次に民間事業者が運営しているペットボトルシート化施設にお邪魔し、お話を伺ってきました。民間事業者で色々と企業秘密などもあるために深く内容までに入った質問などはできませんでしたが、リサイクル団地の立地条件がある事が、事業の成立の基本でもあるとのことでした。伺ったときは、私も見たことのあるリンゴなどを収めるケースなどを作っていました。顧客の要望に合わせた細かな対応を行うことによって利用がされているとのこと。
今回の視察で感じたことは、中央区でも地域の協力を得ながらリサイクルをより一層進められると感じたところであります。又、これまで単に焼却されていたものも新たなエネルギーに代え地域で活用していく事の重要さ、3.11を経験した私たちは、電力の重要性を改めて知ったところであり、京都市で、実験的に進められている「紙ごみのバイオエタノール化事業」に代表されている単に燃やしてCo2排出をするのではなく、色々な形を研究し、中央区から地球温暖化対策事業やリサイクルの新たな考え方、進め方を確立し、本当の意味で日本をリードする先進自治体とならなければならないと感じたところであります。
以下、要点的にまとめたものです。
個人視察行程
10月21日 札幌市リサイクル団地
・リサイクル資料館
・中沼雑がみ選別センター
・ペットボトルシート化施設
10年以上前にもお邪魔した施設でありますが、当時は、資料館と飼料化リサイクルセンターの2つの稼働でありました。今回は、リサイクル団地の90パーセントの稼働なったと聞き内容を調査しに伺いました。
札幌市中心部から北東へ15キロメートルの位置にあり、総面積は23ヘクタール(この数字は記憶にある→築地市場と同じ大きさ)事業主体は、協同組合、民間業者、札幌市環境事業公社(第三セクター)など様々ですが、それぞれの事業において特色ある事業を行っていました。
リサイクル資料館では、札幌市のごみの現状(約460万トン/一年、事業系ごみ400万トン、家庭形ごみ60万トン、平成22年度集計)とリサイクルの考え方、リサイクル団地の歴史などを小一時間お聞きし、雑がみセンターへ伺いました。平成21年7月から家庭ごみの有料化に伴い、有料化、雑がみリサイクルの導入の為の市民向け説明会を約一万回(一日に時間を区切りながらとのこと)地域に伺い理解を求め導入にこぎつけた。又、産業廃棄物処理業者との会合も多く持たれたと聞きました。このセンターに持ち込まれるごみは、紙や固形燃料にリサイクルされるとのことでした。(固形燃料とするものは、再生紙に活用できないものであり、家庭からの排出は、新聞等は、別のリサイクルに回るとのこと)、第二選別業務に知的障害者の雇用を促進するために福祉団体に業務の一端を委託していることもお聞きしました。
次に民間事業者が運営しているペットボトルシート化施設にお邪魔し、お話を伺ってきました。民間事業者で色々と企業秘密などもあるために深く内容までに入った質問などはできませんでしたが、リサイクル団地の立地条件がある事が、事業の成立の基本でもあるとのことでした。伺ったときは、私も見たことのあるリンゴなどを収めるケースなどを作っていました。顧客の要望に合わせた細かな対応を行うことによって利用がされているとのこと。
今回の視察で感じたことは、中央区でも地域の協力を得ながらリサイクルをより一層進められると感じたところであります。又、これまで単に焼却されていたものも新たなエネルギーに代え地域で活用していく事の重要さ、3.11を経験した私たちは、電力の重要性を改めて知ったところであり、京都市で、実験的に進められている「紙ごみのバイオエタノール化事業」に代表されている単に燃やしてCo2排出をするのではなく、色々な形を研究し、中央区から地球温暖化対策事業やリサイクルの新たな考え方、進め方を確立し、本当の意味で日本をリードする先進自治体とならなければならないと感じたところであります。