わたなべひろとし活動日記

中央区議会日程 地域日程など

札幌市リサイクル団地視察

2011年10月29日 | 日記
委員会視察に引き続き個人で視察を行いました。
以下、要点的にまとめたものです。


個人視察行程

10月21日  札幌市リサイクル団地
・リサイクル資料館
・中沼雑がみ選別センター
・ペットボトルシート化施設

 10年以上前にもお邪魔した施設でありますが、当時は、資料館と飼料化リサイクルセンターの2つの稼働でありました。今回は、リサイクル団地の90パーセントの稼働なったと聞き内容を調査しに伺いました。
 札幌市中心部から北東へ15キロメートルの位置にあり、総面積は23ヘクタール(この数字は記憶にある→築地市場と同じ大きさ)事業主体は、協同組合、民間業者、札幌市環境事業公社(第三セクター)など様々ですが、それぞれの事業において特色ある事業を行っていました。
 リサイクル資料館では、札幌市のごみの現状(約460万トン/一年、事業系ごみ400万トン、家庭形ごみ60万トン、平成22年度集計)とリサイクルの考え方、リサイクル団地の歴史などを小一時間お聞きし、雑がみセンターへ伺いました。平成21年7月から家庭ごみの有料化に伴い、有料化、雑がみリサイクルの導入の為の市民向け説明会を約一万回(一日に時間を区切りながらとのこと)地域に伺い理解を求め導入にこぎつけた。又、産業廃棄物処理業者との会合も多く持たれたと聞きました。このセンターに持ち込まれるごみは、紙や固形燃料にリサイクルされるとのことでした。(固形燃料とするものは、再生紙に活用できないものであり、家庭からの排出は、新聞等は、別のリサイクルに回るとのこと)、第二選別業務に知的障害者の雇用を促進するために福祉団体に業務の一端を委託していることもお聞きしました。
 次に民間事業者が運営しているペットボトルシート化施設にお邪魔し、お話を伺ってきました。民間事業者で色々と企業秘密などもあるために深く内容までに入った質問などはできませんでしたが、リサイクル団地の立地条件がある事が、事業の成立の基本でもあるとのことでした。伺ったときは、私も見たことのあるリンゴなどを収めるケースなどを作っていました。顧客の要望に合わせた細かな対応を行うことによって利用がされているとのこと。


 今回の視察で感じたことは、中央区でも地域の協力を得ながらリサイクルをより一層進められると感じたところであります。又、これまで単に焼却されていたものも新たなエネルギーに代え地域で活用していく事の重要さ、3.11を経験した私たちは、電力の重要性を改めて知ったところであり、京都市で、実験的に進められている「紙ごみのバイオエタノール化事業」に代表されている単に燃やしてCo2排出をするのではなく、色々な形を研究し、中央区から地球温暖化対策事業やリサイクルの新たな考え方、進め方を確立し、本当の意味で日本をリードする先進自治体とならなければならないと感じたところであります。

10月26日~27日

2011年10月28日 | 日記
10月26日    役所からの説明聴取
           月島事務所

10月27日    中山事務所打ち合わせ(区役所)
           区役所との打ち合わせ
           月島事務所



 一連の放射能測定の経緯などの説明を受けました。
 子供たちに関する事でありますので、対策及び今後の流れも含めて説明を受けたところであります。他区の例もあり放射線測定器の貸出事業も行うこととなりました。(詳しくは区のホームページでご確認ください。)(http://www.city.chuo.lg.jp/saigaijoho/index.html)

 これから区議会としても、議員としても子供たちの安全を確立するために努力していく所存です。

行政視察

2011年10月27日 | 日記
10月19日  旭川市 中国語圏観光客受け入れ態勢について
10月20日  江別市 キャリア教育実践プロジェクトについて


旭川市 中国語圏観光客受け入れ態勢について

 旭川空港に来る中国語圏からのチャーター機の近年の急増に対しての市全体での観光及び商業発展の為に市が中心となり、観光協会などと共に中国語を話せるスタッフを常駐させて各個店や観光案内までも含めて対応しているとの報告を受けました。
 私からは、旭川市の置かれている現状は北海道のほぼ中央に位置しチャーター機が離発着できる空港をもち、周辺地域に与える影響が大きいところであり、市の発展だけでなく周辺自治体も含めてのけん引役として努力する必要があるのではないかという質問を行いました。又、雪まつりに関しての来場人数、経済効果などを聞いたきました。
 問に対して、旭川市は、周辺自治体のけん引役としての役割も十分に果たしていく考えであり、連携をとって広い地域の繁栄のために今後も努力していくところである。又、雪まつりに関しては、札幌市と同時期に行うことによって相乗効果をねらい、現在は、95万人の来場者を数え、イベントを通じて市の魅力をアピールし、ボランティアをはじめとした来場者、外国人観光客に対しての通訳などをはじめとして対応しています。との回答を頂きました。(要点です)


江別市 キャリア教育実践プロジェクトについて

 平成17年度から始まった全国的な展開の一つとして始めた経緯でありますが、18年度からは、市の単独事業として市内中学校二年生、三年生の連続6日間の職場体験事業として実施されています。市内各企業の協力を仰ぐために教職員、市職員などの連携により多くの企業に協力して頂いているとのこと。職場体験後には、体験学習した本人、企業等、家族に対してアンケート調査を行い意見集約を行い次年度以降の対応を行ってきましたが、来年度からの新指導要領による教科日程などの変更により事業の変更も行うことも視野に入れて今後も活動を続けていく考えである。
 私からは、アンケート調査の内容について数点伺い、又、連続6日間ということは、あまり例がないと思い、子供たちの職場体験による変化などを中心に聞いてきました。
 問に対して、職場体験することだけでなく、マナーなどを事前に部外講師を招いて勉強し、実社会と同じ体験に臨むことを主眼に置き、体験期間中は、各学校で巡回し子供たちの動向などを注視し、体験を通じての感想や事業所に対しての感謝文等を作成して感謝をする。までを一連の事業とし、実社会を体験し子供たちも成長し自分の将来についても考える契機となっている。今後は、体験日数の問題もあるが、しっかりとを事業を継続して行きたい。との回答を頂きました。




 この二つの市の事業の内容を中央区にしっかりと応用できるよう努力していきたいと考えています。




 個人視察については、後日アップします。




10月16日~25日

2011年10月26日 | 日記
 この期間、比較的長く忙しい日々が続きました。しかし、行政視察で得られたものは有効に活用していきたいと考えています。

10月16日     ヤマト運輸東東京支部大会 挨拶
            NTT中エリア政治学習会参加


10月17日     議会運営委員会
            本会議
            本会議終了後会議


10月18日     NTT労組全国自治体議員団会議の会計監査
            行政の説明を受ける


10月19日~21日 区民文教委員会行政視察


10月21日     解散後札幌市リサイクルセンター個人視察
            道の駅視察


10月22日~24日 道の駅視察


10月25日     東京へ帰宅


今、自分の中で興味があり区政に直結している問題解決の為に道の駅が発達している北海道の視察を行ってきました。しかし、若干自分の思っているものとは違っていました。行政の第三セクターであったり、地元有力企業であったり・・・・・
何カ所も回りましたが、この前の福島のような感じではありませんでした。


札幌のリサイクルセンターは、資源回収のシステムと行政のかかわりについて説明を受けました。リサイクルセンター整備は市が、センター内の施設については、一部を除き一般企業が事業を行っていました。センターの一部の事業では、障害者雇用も行われ現場も視察させていただきました。
リサイクルについて、再生可能エネルギーについての可能性について重要であることを再認識し、行政と区民との協同事業を進めていくことが重要であると思いました。又、このセンター内の雑紙処理での説明会は、市民に対して、のべ一万回(時間を区切っているので一日に何回も行ったとのことです。)説明会を開き市民に理解と協力をお願いしてきたとのことでした。


更に細かな行政視察の内容は、後日アップします。

      

10月15日

2011年10月15日 | 日記
 本日は、午前中築地の知人の仕事場に伺いました。ご家庭に不幸がありその後気になっていたのですが、中々訪問できずにいました。元気に仕事をこなされる姿を見て一安心といったところでした。

 その後、午後から築地市場の関係者と会議とまではいきませんが、打ち合わせをしてきました。


 現在月島事務所におりましてこれから夜の会合に備えているところです。




 築地市場については、市場内を貫通する環状二号線問題に始まり、色々と動きが出てきたところであります。
 以前も書きました築地の考え方
(http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=e4ee68ba2f70b28423810dbfc838fd58)

 基本的には、現在地での再整備が望ましいと考えています。
 
 
 築地の仲買さんの目利きと食文化の継承に向けて努力し、築地地域、中央区全体、東京都と広く貢献できるものとしていきたいと思います。
 これまでも、私自身東京都のやり方を十分に経験してきたところでありますが、しっかり考え備えなければ東京都は決められた通りに物事を進めます。地域の意見を聞かず進めます。市場だけでなく、多方面にわたり検証していくことが必要であります。