TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

前世カニ(860)

2007-04-19 00:39:26 | tennis
 今日も朝から雨…と思ったら、昨日と全く同じ…テニスやりたくてやりたくてたまらないパワーを持ってやってきた2人の大人の生徒さんの執念で雨が止み、2レッスン。レッスンが終わるやいなや雨が降り出しました。

 そして夜のジュニアのレッスンはやはり雨の日ミーティング。今日はきのうのエバートvsナブラチロワのファイナルセット(きのうの続き)を見たあと、1993年全英女子決勝グラフvsノボトナをみんなで見ました。ノボトナはみんなはじめて見たようで、びっくりしていました。特にすごかったのが、グラフのボールが浅くなっていなくて、ノボトナがベースラインの後ろ2メートルくらいで打っているのに、アプローチショットして前に出てネットプレーをしている所。ボールはやや浮かせて、深ーーいスライス、自分がネットへつめる時間を作っています。

 短いボールが来ないと、アプローチショットして前へ出て行かないものだという固定観念がかたまりつつあった中学1年生の面々は、軽くカルチャーショックだったようです。
きのうはナブラチロワの賢いネットの出方を学んだし…毎日いい勉強してますねーーー。

 しかし、次の会話にはうけました!

 ノボトナのボレーがグラフのバック側のサイドライン付近に浮いて短く落ちた時、逆のフォア側のサイドライン付近にいたグラフが世界一速いサイドステップで回り込んでフォアのパスを打った時の会話です。

私:「どう!見た?これが世界一速いグラフの回り込むサイドステップだよ!!」
生徒:「ふぅぅぅーーーん」
私:「ここにいる全員が普通に走るより速いかもよ」
生徒:「ええええーーー??50メートル走サイドステップで8秒くらいだったらすごいね」
私:「そうかもよ!」

生徒:
「グラフって前世カニだったのかな?」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする