TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

にゅんぴー(2034)

2011-04-12 01:50:39 | tennis
↑てっぺんが水色のムスカリが咲いてます!!!


日曜日は、ボール出しの基本練習をしたあと、判断練習をしました。

ボール出しからのポイントで、すべてのボールを自分が打つ直前に次の3つのうちのどれかを叫ばなくてはいけません。
叫ぶのは、その時の状況。
(1)ピンチ
(2)ニュートラル(ピンチでもチャンスでもない中立の状況)
(3)チャンス

そして、そのそれぞれに応じたショットを打たなくてはいけません。
ピンチ→逃げ球
ニュートラル→やや攻撃的、エースを狙う球ではなく、チャンスボールになってはいけない
チャンス→ウイナー

説明をしたあと、ポイントをはじめました。


まず、正しく状況判断をするがむずかしい。
中には、何て叫ぼうと思ったのか「にゅんぴー」と叫んだ子もいました。
上級者は、相手のボールがネットを越すころに、正しく叫べます。

そして次に、ショットの選択。
「ニュートラル!」と叫んだにもかかわらず、打ったショットはネットすれすれに飛んでいくフラットボールでネットミス。
その子に「今のスピンをかけて、ネットの上3メートルを通すショットを狙ったの?」と聞くと…。

「はいそうです」

?????

「本当?????????」と聞いてしまいます。


ですから、この練習のポイントは、早く判断し、正しいショット選択をする事。


次に、この叫ぶのを頭の中だけで叫ぶ、というルール変更をして行います。

こういう練習をする事によって、”何も考えず、どんな状況でもおかまいなく強打を選択する”選手…にならないよう導きます。


クラブによっては、明らかに”何も考えず、どんな状況でもおかまいなく強打を選択する”選手を作っているクラブを見かけます。
が、私は反対です。12歳くらいのころは、強打が光って、将来有望に見えるかもしれませんが、
対戦相手が皆、リーチも筋力もついてきた頃に、自分が主導権を握れない試合では何も出来ない選手になってしまいます。

ですから、12歳以下ではすべての状況に対応できる力を養うべきだと考えています。
ベースライン対ベースライン
ベースライン対ネット
ネット対ベースライン
ネット対ネット
いろいろやりましょう!



27歳まで全く花などに興味のなかった私を、花の世界に誘った花、スミレです。だれだ?右耳かじったの?


白だけのスイセンは清楚で好きです。


原種チューリップとムスカリ。


桜満開です。

桜の下でランチ。





コメント
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