◎ギリシャ神話 26 オリュンポス12神 13
★オリュンポス12神
・ゼウス
・ヘラ
・ヘパイストス(ゼウスとヘラとの子)
・アレス(ゼウスとヘラとの子)
・ポセイドン
・デメテル
・ヘスティア
・アプロディテ
・アテナ(ゼウスとメティスとの子)
・アポロン(ゼウスとレトとの子)
・アルテミス(ゼウスとレトとの子)
・ヘルメス(ゼウスとマイアとの子)
・ディオニュソス(ゼウスと人間セメレとの子)
◎ヘルメス(ローマ神話ではメルクリウス 英語名マーキュリー)
◎ヘルメスはマルチな才能を持つ天才
○旅人の神
道中を案内する
ヘルメスの像ヘルマイが別れ道や十字路に立てられていた
○伝令の神、ゼウスの使者
○商業の神、利益の神
○泥棒の神
泥棒と嘘つきの才能をもつ
○富と幸運の神
○賭博の神
○雄弁の神
○競技者の神
ヘルメスの像が競技場や体育場に立てられた
○夢と眠りの神
眠気をさそったり、眠気をさます魔法の杖を使った
○ヘルメス・プシュコポムポス(霊魂の案内者)
・死者の霊を冥界へ案内する役目を持ち、死者の霊をこの世へつれもどすこともできた
死者の魂をステュクス川まで導く
そこからは渡し守カロンが向こう岸へと運んでくれる
カロンは客に1オボロスの渡し賃を請求した
そのため、ギリシャでは死者の口の中に1オボロスの銅銭を入れる習慣があった
・日本の三途の川の渡し船賃は6文(1文銭が6枚)とされる
○アルファベット、数、音楽、度量衡の発明者とされる
★牡牛座のプレヤデス星団(「すばる」「鳩」「7つの星」「ほととぎす星」)
○ヘルメスの母マイアはアトラスの7人の娘たちプレイアデス(単数形はプレイアス)のひとり
・ゼウスは彼女たちを7つの星として天空に配置した
・プレイアデスの名はギリシャ語の「船出する」に由来している
古代ギリシャの人々が地中海を航海した夏の季節に「7つの星」が見られるからである
★7弦の竪琴(リラ)の発明(おもに「四つのギリシャ神話」(の「ヘルメースへの讃歌」)岩波文庫 より)
・ヘルメスはアルカディアのキュレネ山中の洞穴で生まれた
夜明けに生まれた赤子は早熟の天才で、その日の昼ごろには洞穴から外へ出て歩き出した
そのとき、1匹の亀を見つけた
「これは早々に何とも縁起の良い代物だ
お前を手にとって、家に持ち帰ろう。まずもって役立ってもらうのだから
家にいるほうがいい、外は危ない
生きているうちは災い多い呪文を防ぐ魔よけぐらいにしかならないだろう
だが、死んだ後は、上手に歌を歌えるのだよ」
こう言うと、両手でつかみ上げた
そして愛らしい手なぐさみ物を手に、再び家に入っていき、白い鉄の小刀を使って、亀をひっくりかえすと、その身をえぐりだした
葦(あし)の茎を亀甲に埋めこみ、牛の皮を張りめぐらした
2本の腕木を立て、弦を留めつける横木をとりつけ、羊からとった7本の弦を張った
さて、かわいらしいおもちゃを作りあげて手にとると、ばちで試しに1節ずつ弾いてみた
竪琴はびっくりするような音を発した
ヘルメスはそれに合わせて、即興で見事に歌った
○このあと、アポロンの牛を盗み出す話が続く
○ヘルメスが竪琴をアポロンに贈ったことにより、2人の神は和解する
アポロンは竪琴の音色に魅せられ、ヘルメスは彼が竪琴を欲しがっているのを察し、竪琴をアポロンに贈った
交換に、アポロンは黄金の牛追いの杖「ケリュケイオン」を与え、ヘルメスは家畜の守護神となった
また、アポロンから小石による占術も教わった
★ヘルメス Hermes
・ヘルメスは羽根つき帽子をかぶり、羽根つきサンダルをはいて、杖ケリュケイオンを持つ姿で表現される
○ヘルメスのフランス語読みはエルメスで、ファッションブランドのエルメス(HERMES)のブランド名は創業者のティエリー・エルメスの名に由来する
ということで、ギリシャ神話のヘルメスは関係ないみたい
★オリュンポス12神
・ゼウス
・ヘラ
・ヘパイストス(ゼウスとヘラとの子)
・アレス(ゼウスとヘラとの子)
・ポセイドン
・デメテル
・ヘスティア
・アプロディテ
・アテナ(ゼウスとメティスとの子)
・アポロン(ゼウスとレトとの子)
・アルテミス(ゼウスとレトとの子)
・ヘルメス(ゼウスとマイアとの子)
・ディオニュソス(ゼウスと人間セメレとの子)
◎ヘルメス(ローマ神話ではメルクリウス 英語名マーキュリー)
◎ヘルメスはマルチな才能を持つ天才
○旅人の神
道中を案内する
ヘルメスの像ヘルマイが別れ道や十字路に立てられていた
○伝令の神、ゼウスの使者
○商業の神、利益の神
○泥棒の神
泥棒と嘘つきの才能をもつ
○富と幸運の神
○賭博の神
○雄弁の神
○競技者の神
ヘルメスの像が競技場や体育場に立てられた
○夢と眠りの神
眠気をさそったり、眠気をさます魔法の杖を使った
○ヘルメス・プシュコポムポス(霊魂の案内者)
・死者の霊を冥界へ案内する役目を持ち、死者の霊をこの世へつれもどすこともできた
死者の魂をステュクス川まで導く
そこからは渡し守カロンが向こう岸へと運んでくれる
カロンは客に1オボロスの渡し賃を請求した
そのため、ギリシャでは死者の口の中に1オボロスの銅銭を入れる習慣があった
・日本の三途の川の渡し船賃は6文(1文銭が6枚)とされる
○アルファベット、数、音楽、度量衡の発明者とされる
★牡牛座のプレヤデス星団(「すばる」「鳩」「7つの星」「ほととぎす星」)
○ヘルメスの母マイアはアトラスの7人の娘たちプレイアデス(単数形はプレイアス)のひとり
・ゼウスは彼女たちを7つの星として天空に配置した
・プレイアデスの名はギリシャ語の「船出する」に由来している
古代ギリシャの人々が地中海を航海した夏の季節に「7つの星」が見られるからである
★7弦の竪琴(リラ)の発明(おもに「四つのギリシャ神話」(の「ヘルメースへの讃歌」)岩波文庫 より)
・ヘルメスはアルカディアのキュレネ山中の洞穴で生まれた
夜明けに生まれた赤子は早熟の天才で、その日の昼ごろには洞穴から外へ出て歩き出した
そのとき、1匹の亀を見つけた
「これは早々に何とも縁起の良い代物だ
お前を手にとって、家に持ち帰ろう。まずもって役立ってもらうのだから
家にいるほうがいい、外は危ない
生きているうちは災い多い呪文を防ぐ魔よけぐらいにしかならないだろう
だが、死んだ後は、上手に歌を歌えるのだよ」
こう言うと、両手でつかみ上げた
そして愛らしい手なぐさみ物を手に、再び家に入っていき、白い鉄の小刀を使って、亀をひっくりかえすと、その身をえぐりだした
葦(あし)の茎を亀甲に埋めこみ、牛の皮を張りめぐらした
2本の腕木を立て、弦を留めつける横木をとりつけ、羊からとった7本の弦を張った
さて、かわいらしいおもちゃを作りあげて手にとると、ばちで試しに1節ずつ弾いてみた
竪琴はびっくりするような音を発した
ヘルメスはそれに合わせて、即興で見事に歌った
○このあと、アポロンの牛を盗み出す話が続く
○ヘルメスが竪琴をアポロンに贈ったことにより、2人の神は和解する
アポロンは竪琴の音色に魅せられ、ヘルメスは彼が竪琴を欲しがっているのを察し、竪琴をアポロンに贈った
交換に、アポロンは黄金の牛追いの杖「ケリュケイオン」を与え、ヘルメスは家畜の守護神となった
また、アポロンから小石による占術も教わった
★ヘルメス Hermes
・ヘルメスは羽根つき帽子をかぶり、羽根つきサンダルをはいて、杖ケリュケイオンを持つ姿で表現される
○ヘルメスのフランス語読みはエルメスで、ファッションブランドのエルメス(HERMES)のブランド名は創業者のティエリー・エルメスの名に由来する
ということで、ギリシャ神話のヘルメスは関係ないみたい