◎楽しいピアノの作り方 10
◎ピアノの標準ピッチについて
○ピアノの調律では、音の高さの基準に、振動数440Hzか442Hzの音叉がよく用いられる
○調律の第1ステップは、ピアノの鍵盤の中央のC音(ド)の右側のA音(ラ)をこの基準となる音に合わせることである
(1)国際標準ピッチ A=440Hz
・1939年にロンドンで行われた国際会議で決められたもの
(2)A=442Hz A=443Hz
・現代のオーケストラでよく使われるピッチ
・日本のオーケストラではA=442Hzがよく使われるが、コンサートホールによっては、これ以外のピッチでも指定できるところもある
◎過去のピッチはどうだったか(例えば昔の「ド」は今の「ド」と同じか?)
○過去のピッチを知る方法としては、当時使用されていた音叉を調べることである
○音叉は、1711年に、イングランドのジョージⅠ世の軍楽隊のトランペット奏者であったジョーン・ショアによって発明された
(3)A=392Hz ベルサイユピッチ
・17~18世紀のフランスの教会のパイプオルガンのピッチ
・平均的にA=395Hz 前後に調律されていたという
・現代のA=440Hz よりも1全音低い(現代のG=392Hz)
(4)A=415Hz バロックピッチ
・現代のバロック音楽の演奏でよく使われる(現代のA音より半音低い A♭=415Hz)
(5)A=430Hz クラシカルピッチ(ウィーンピッチ)
・モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなどが活躍した時代は420~430Hz前後がよく使われたという
★モーツァルトはA=422Hzの音叉を所有していたという
・モーツァルトが購入し、愛用していたフォルテピアノはワルター製作のもの
(6)A=446Hz カラヤン・チューニング
・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団はカラヤンがいた時代、A=446Hzで演奏していたという
◎ピアノのソロコンサートを楽しむには、どの席がおすすめか
・ピアニストが座っている側の、ステージを見上げるような前列はあまりよい音は聞けない
・1階席の中央よりやや後ろの席がよい
・自分の耳よりもピアノのほうが下に位置していないと、いい音は聞けない
◎ピアノの標準ピッチについて
○ピアノの調律では、音の高さの基準に、振動数440Hzか442Hzの音叉がよく用いられる
○調律の第1ステップは、ピアノの鍵盤の中央のC音(ド)の右側のA音(ラ)をこの基準となる音に合わせることである
(1)国際標準ピッチ A=440Hz
・1939年にロンドンで行われた国際会議で決められたもの
(2)A=442Hz A=443Hz
・現代のオーケストラでよく使われるピッチ
・日本のオーケストラではA=442Hzがよく使われるが、コンサートホールによっては、これ以外のピッチでも指定できるところもある
◎過去のピッチはどうだったか(例えば昔の「ド」は今の「ド」と同じか?)
○過去のピッチを知る方法としては、当時使用されていた音叉を調べることである
○音叉は、1711年に、イングランドのジョージⅠ世の軍楽隊のトランペット奏者であったジョーン・ショアによって発明された
(3)A=392Hz ベルサイユピッチ
・17~18世紀のフランスの教会のパイプオルガンのピッチ
・平均的にA=395Hz 前後に調律されていたという
・現代のA=440Hz よりも1全音低い(現代のG=392Hz)
(4)A=415Hz バロックピッチ
・現代のバロック音楽の演奏でよく使われる(現代のA音より半音低い A♭=415Hz)
(5)A=430Hz クラシカルピッチ(ウィーンピッチ)
・モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなどが活躍した時代は420~430Hz前後がよく使われたという
★モーツァルトはA=422Hzの音叉を所有していたという
・モーツァルトが購入し、愛用していたフォルテピアノはワルター製作のもの
(6)A=446Hz カラヤン・チューニング
・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団はカラヤンがいた時代、A=446Hzで演奏していたという
◎ピアノのソロコンサートを楽しむには、どの席がおすすめか
・ピアニストが座っている側の、ステージを見上げるような前列はあまりよい音は聞けない
・1階席の中央よりやや後ろの席がよい
・自分の耳よりもピアノのほうが下に位置していないと、いい音は聞けない