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◎ギリシャ神話 19 オリュンポス12神 6

2013-05-05 12:51:23 | HKT48 AKB48
◎ギリシャ神話 19 オリュンポス12神 6

★オリュンポス12神

・ゼウス
・ヘラ
・ヘパイストス(ゼウスとヘラとの子)
・アレス(ゼウスとヘラとの子)
・ポセイドン
・デメテル
ヘスティア
・アプロディテ
・アテナ(ゼウスとメティスとの子)
・アポロン(ゼウスとレトとの子)
・アルテミス(ゼウスとレトとの子)
・ヘルメス(ゼウスとマイアとの子)
・ディオニュソス(ゼウスと人間セメレとの子)

ヘスティア(ローマ神話では火の女神ウェスタ 英語名ヴェスタ)

・炉(日本のかまどに相当する)の神
・家庭生活の女神

○炉は住居の中心であった
 家の広間の中心には炉があり、家族は炉のまわりに集まった
 「炉」とそこで燃える「火」は神聖なものであった

○ギリシャの町には公共の神聖な炉があり、ヘスティアの聖火は決して絶やしてはならないとされた
 ヘスティアは都市の守護神ともなった

○デルポイの炉は全ギリシャの公共の炉であったため、デルポイのヘスティアは特別な信仰の対象になった(「ギリシャ神話」フェリックス・ギラン著、青土社、より)

ヘスティアは永遠の処女を守ることを誓った
 結婚の喜びのかわりに、あらゆる家、あらゆる神殿で祀られる特権を与えられた

○ウェスタはローマのかまどの神であった

ウェスタに仕える女祭司は処女でなければならなかった(「ウェスタの処女」と呼ばれた)

・6人のウェスタの女祭司はローマの神官団に属し、6歳から10歳までの少女から選ばれ、その後30年間純潔を守ることになっていた。それを破った場合には、生き埋めにされた。女祭司の働きは、聖火を保つことであった。(「エリアーデ世界宗教事典」、せりか書房、より)