◎相剥(あいはぎ)
★相剥(あいはぎ)(「文福茶釜」黒川博行、文春文庫より)
・1枚の紙を上下2層に薄く剥ぐ技術をいう
・墨は紙に染み込むので同じ絵柄が下層にまでうつり込む
・墨画を2枚に剥いだ場合、上側が真本で下側を相剥本という
・相剥本の墨色は真本より薄くなり、細い線の部分はかすれたりする
・しかし、相剥本は贋作ではなく、それなりの価格がつく
「本物」が2つできてしまうことになる
・朱印は染み込みにくいので、相剥本に印は新たに押さなければならない
★「真贋ものがたり」(三杉隆敏、岩波新書)より少し
・偽作に至るまでには、たいへんな修練、訓練が必要である
・良いものをたくさん見ることが大切
・偽物は偽物と承知した上で、これも多く見ることが必要
・本物の中にも、本当に良い物と不出来の物がある
・号数が大きい方が高くなるというのは奇妙なこと
・本物以上に上手にできた偽作もある
・古代の遺物の80~90パーセントは盗掘品である
★相剥(あいはぎ)(「文福茶釜」黒川博行、文春文庫より)
・1枚の紙を上下2層に薄く剥ぐ技術をいう
・墨は紙に染み込むので同じ絵柄が下層にまでうつり込む
・墨画を2枚に剥いだ場合、上側が真本で下側を相剥本という
・相剥本の墨色は真本より薄くなり、細い線の部分はかすれたりする
・しかし、相剥本は贋作ではなく、それなりの価格がつく
「本物」が2つできてしまうことになる
・朱印は染み込みにくいので、相剥本に印は新たに押さなければならない
★「真贋ものがたり」(三杉隆敏、岩波新書)より少し
・偽作に至るまでには、たいへんな修練、訓練が必要である
・良いものをたくさん見ることが大切
・偽物は偽物と承知した上で、これも多く見ることが必要
・本物の中にも、本当に良い物と不出来の物がある
・号数が大きい方が高くなるというのは奇妙なこと
・本物以上に上手にできた偽作もある
・古代の遺物の80~90パーセントは盗掘品である