お茶を入れる時は、熱湯ではなく、湯冷ましなどの利用をお勧めしています。熱湯だと渋味成分が多く出やすくなります。このような知識はあっても「お湯の温度を下げるのに時間が掛かる」「忙しいから、ポットから直接いれてしまう」という人も多いようですね。
先日、元キャビンアテンダントの女性による、お茶の入れ方がテレビで紹介されていました。これは茶葉が入った急須に水を入れ、数十秒浸し、その上から熱湯を注ぐ、というものでした。私もこの方法は初耳でしたが、先に水をいれることで茶葉の旨味が引き出され、熱湯を注いでも急須内の温度が高くなりすぎないため、渋味や苦味の抽出が抑えられます。これは、飛行機内の限られた場所で、より早く、おいしくお茶を提供するために考えられたものだと思います。時と場合によって、さまざまなお茶の入れ方がありますね。皆さんも、ご家庭の裏技などがございましたら、ぜひ教えてください。