村茶季園(むらさきえん)は、農薬を使用しないでお茶を育てており、茶畑はカエルやバッタ、カマキリなどが活発に動いています。この時期になるとお茶の花が咲き始まます。少し地味な花で世間ではあまり知られていないと思います。この花を目指してハチがやってきます。
ほとんどがミツバチですが、中には足長バチやスズメバチもお茶の花の蜜を吸いにきます。ハチは巣が近くにない限り問題ないといわれますが、さすがにスズメバチは気になります。ネットでいろいろ調べてみると、スズメバチより強い昆虫がいて、その模型が販売されていることを知り藁にも縋る思いで購入してみました。
早速鬼ヤンマ君を付けての作業をしていますが、最初のうちは仕事に集中して、ふと視線に鬼ヤンマ君が入って自分が驚くことがありました。ミツバチやスズメバチに近づけると今のところ逃げてくれますが、それが本当に鬼ヤンマ君の効果かどうかは不明です。
お茶の花が咲くこの時期を安全安心に作業ができるように鬼ヤンマ君よろしくね!
まだまだ甲府盆地は30度を超える暑い日が続いていますが、茶畑は日差しの向きが夏とは明らかに違ったり、時折涼しい風が通って秋を感じます。棚田の一角にある村茶季園の周りは、稲穂が垂れてすっかり秋模様となっております。お米の出来は6月頃までは生育がまばらだと聞いていましたが結果的には平年並みだそうで、お米好きの私にはうれしいことです。
ただ、ここ数年私は稲アレルギー?に悩まされており、春の花粉症より重症だと感じております。
お茶は、今年最後の四番茶に向けての準備中です。摘んだお茶はほうじ茶にします。準備と言ってもこの時期は秋の雑草が生えだし、それも勢いが良いのでお茶の苗木はすぐに草で隠されてしまい、夏と同じくらい除草に追われる感じです。本格的な秋が来るのを待ちわびております。