Windsurfing Hokkaido

北海道でのウインドサーフィン活動や旅行記などの日記

世界遺産屋久島の旅3 縄文杉

2014-09-23 06:15:23 | 世界遺産
2014年9月21日(日)

3時30分起床
屋久島
尾之間地区(おのあいだ)
屋久島いわさきホテルのベットで目が覚めました
 
天気予報をチェック
雨は避けられないようだが
台風の影響はどうやら避けられそうだ
 
もう一度
ザックの荷物の確認
 
上下別のカッパ
折り畳み傘
ザックカバー
タオル
グローブ
ストック
防寒用重ね着
カメラ
水500リットル
スポーツドリンク500リットル
携帯トイレ
ポケットテッシュ
ゴミ袋
ジップロック
 
そして
トレッキングシューズ
 
4時30分
ホテルのフロントで
朝食と昼食用のお弁当を受け取り
荒川登山バス券、ひとり往復1740円を購入
 
集合時間の
4時40分
今日のエコツアー
「縄文杉に逢いたい」の
ガイド、ネイティブビジョンの細田さんが
ワンボックスカーで迎えに来てくれました
 
今回の参加者は
このホテルの宿泊者のみで
私を含め4人です
大阪から来た若いカップル1組と
横浜から来た同年代の男性の4人です
 
点呼と荷物のチェックをして
ワンボックスカーに乗り込みました
まだ真っ暗の中を20分ほど走行すると
安房(あんぼう)の屋久杉自然館前の
荒川登山バスの発着場に到着
 
すでに100人を越える人達がバス乗り場の小屋で並んでいました
その列の最後尾に着き
まずは朝食です
ホテルが用意してくれた朝食は
パンとおかずと飲み物です
朝食中も後から後から登山客が並びます
結局、今日一日でこの登山バスの利用者は
511人だそうです
そのほとんどが縄文杉を目指し
一部の方は、その先の
九州最高峰の宮之浦岳(みやのうら)1936mを目指すそうです
 
これからバスで向かう
荒川登山口までは
一般車両の乗り入れが終日規制されている為
全員この荒川登山バスに乗ることとなるのです
 
待つこと40分ほどで
我々のパーティーは3台目のバスに乗ることが出来ました
通路の補助席まで使用して満席で出発
途中からバスが交差出来ない細い道を
40分ほど走りますが
路肩には、時折サルが群れていました
 
 

荒川登山口に到着
 
ここでトイレを済ませ
 
 

記念写真
ガイドさんにシャッター押してもらいました
 
結局、今回の登山には
カメラは 2台の一眼レフの内
CANON EOS kiss X6iに
超広角ズームレンズのEF16-35mm F4L IS USMを装着して
1台のみ持参しました
 
本当はもう一台の
CANON EOS 5D MarkⅢに
標準ズームレンズのEF24-105mm F4L IS USMを装着して
2台持って登りたかったのですが
X6iがレンズ付きで1,190g
5D がレンズ付きで1,620g
それに雨は避けられないコンディションだったので
1台に絞らざろう得ませんでした
 
重い一眼レフカメラを
首にぶら下げて登山するわけにはいかず
ザックカバーをかけた
ザックの中に
ジップロックに入れた一眼レフカメラでの撮影は
正直、至難の業でした
ボルボさんがハワイ島旅行用に購入した
防水機能付きのコンパクトデジカメがお勧めです
 
登山で背負う荷物は
1gでも軽くすることが鉄則です
解ってはいても
一眼レフに拘ってしまいました
 
さて結果はどうなることやら・・・・
小雨が降り始めたので
カッパの下を履き、準備体操
 
6時40分
スタート
 
小雨が降る中
約20kgのザックをかつぎ
歩き出しました
 
ここから縄文杉までのルートの概略を紹介します
 
歩行距離
荒川登山口から縄文杉まで片道10.6km
同じルートを戻るので往復21.2km
 
標高差
荒川登山口、標高600m
縄文杉、標高1,300m
標高差、700m
 
行程の76%がトロッコの軌道を歩きます
そのトロッコ軌道の約30%が枕木を歩行
約70%は枕木に渡した板の上を歩きます
 
最初の枕木歩行が意外と疲れました
枕木の間隔と歩行間隔が合わず
最初の5分でギブアップしそうになりましたが
何んとか我慢
 
トロッコ軌道は
ほとんど平坦で
標高差310m
視線は枕木又は板を見なければならず
ほとんど景色を楽しめむことは出来ませんが
小雨に映える苔が印象的です
 
三代杉
仁王杉を眺め
 
途中トンネル1ケ所
 

橋が10ヶ所近くあり   (屋久島観光協会のHPより拝借)
 
手摺の無い長い橋も有ってスリル満点
エゾシカに比べると小柄なヤクシカにも出会えました
 
トロッコ軌道の道中
3度の休憩
その内1ケ所にはトイレもありました
 
8時40分
トロッコ軌道の終点
大株歩道入口に到着
 
かなり早いペースで歩きました
トイレ小屋で用を足し
小休止
湧き水が有り水の補給も出来ます
 
いよいよ、ここからが本格的な登山です
 
大株歩道入口の標高910m
縄文杉の標高1300m
標高差390m
 
急勾配の箇所には
屋久杉の板の階段
 
木の根を乗り越えたり
岩場を越えたりの
本格登山
木の根はとても滑りやすく
花崗岩は滑りにくく選んで登ります
 
翁杉を過ぎ
最初の一番急勾配の標高差120mを登りきると

 
 

ウィルソン株
 
この株は1914年
アメリカの植物学者
ウィルソン博士によって紹介されたことから
この名がついたそうです
株の中は10畳ほどの広さがあり
小さなお社が祭られています
 
豊臣秀吉の命令により
京都の方広寺大仏殿の用材として伐採されたという説もあるそうです
 
 

記念写真
 
株の中から見上げると
 

こんなハート型が・・・・
 
縄文杉に次ぐ人気スポットです
 
まだまだ登ります
 
大王杉
夫婦杉を過ぎ
 
湧き水スポットでランチタイム
ホテルが用意してくれたお弁当は
多彩なおにぎりとおかずセット
それにバナナとみかん
腹ペコなので完食~
荷物を軽くしましょう
でもその分、身体が重くなりました
 
さあ
後一息で目的地の縄文杉です
 
この辺りから
トップ集団の下りのパーティーとすれ違い始めました
基本は昇り優先
 
11時40分
 

縄文杉に到着
 
ちょうど5時間かかりました
 
島内最大級の屋久杉・縄文杉です
推定樹齢、2170年~7200年
随分、差がありますが
ロマンが広がります
 
胸高周囲16.4m
樹高25.3m
周りの木を伐採した為
日当たりが良くなり苔が有りません
ちょっと残念
 
 

 

記念写真を撮って
 
どんどん後ろのパーティーが昇ってくるので
ところてん式に
12時20分
下山開始
 
途中登りのパーティーを優先しながら
降りていきますが
ここで持参した2本のストックが役に立ちました
ひざへの負担がかなり軽減出来ました
中年以上はストック2本は必須です
 
今日の登山者の年齢層は
およそ16歳から70歳位かな
圧倒的に90%が20代の若者です
高齢者の方で途中でリタイヤされた方もいました
自分も今回が最後のチャンスだと感じました
 
登ったルートをひたすら
もくもくと下り
 
16時20分
無事、荒川登山口に下山
 
下山に4時間かかり
総行程9時間40分を完了
途中、足がつり
ひざが笑う場面もありましたが
なんとか登りきることが出来ました
達成感でいっぱい
 
2台目のバスに乗り
登山バスの発着場に
17時20分到着
 
ガイドさんのワンボックスカーで
ホテルには18時到着

結局、妻は小笠原の海で
足の裏をサンゴで切ったので
縄文杉はあきらめ
3時間ほどのトレッキングツアー
「ヤクスギランド」に変更しましたが
大正解でした
多分、怪我した妻には
縄文杉は無理だったでしょう
 
ヤクスギランドのガイドさんにも
そう言われたそうです
 
でも妻は
ヤクスギランドのツアーに大満足な様子
マンツーマンでゆっくり
詳しく屋久島について聞けて
沢山の屋久杉と
サルやヤクシカに出会えたそうです
 
体力に不安な高齢者などは
ヤクスギランドをお勧めします
 
温泉で登山の疲れを癒し
 
19時
夕食
何を食べて何を飲んだのか
記憶にありません(笑)
 
永い一日でした
疲れた~
 
今回、撮影する余裕が無く
写真が少なくて申し訳ありません
 
20時
倒れるように
おやすみなさ~い
 
つづく
 
 

 


コメント (10)
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