韓国の電気製品の不思議

韓国では、日本ではほとんどの人が壊れた経験がないような電化製品・家電が壊れることがあります。

私のイメージする壊れない家電ナンバーワンは扇風機です。
というのも祖母の家ではもう50年(半世紀！)も昔の扇風機が異音もなく現役で稼働しており、私自身もどんなに安物の扇風機を買っても壊れた経験がないからです。
モーターが回ってるだけというシンプルな構造がいいのかな〜っと何となく思ってました。

しかし、韓国に来て4年、扇風機が2個壊れました。
スイッチを入れても動かなくなりました。
扇風機も壊れることがあるんですね。

しかももう1台ある扇風機は首振りモードにすると、ある箇所でキュッという鳥の声のような音がします。(買ったときから)
ケーブルか何かが当たってるのかな？っと思って扇風機の首を上向けたり下向けたり、伸ばしてみたり縮めてみたりしましたが、音が消えることはありませんでした。
しかたがないので我が家では、この扇風機は鳥の鳴き声機能付きだと思うことにしました。(^o^;

また浴室の換気扇もある日パッタリ動かなくなりました。
またファンですか、、、
当然ながら短くはない私の人生においても換気扇が壊れたことがないので、どうしていいか分かりません。
韓国語が達者ではない私にとっては買い直して済むものじゃない設備の故障は超ブルーです。😢
結局アパートの管理事務所の人に交換してもらいました。(え？ケーブルの接触不良とか油切れみたいなことじゃなくて本体交換？！またモーター？！っと驚きました)

更に、家の照明もビックリするほどよくきれます。
日本ではブレーカーが落ちたか、電球(または蛍光灯)が切れたくらいしか照明がつかなくなった経験がないのですが、韓国ではブレーカーでも電球切れでもないのに電気がつかなくなることがあります。
これまた経験がないのでどうしていいか分からずブルーです…
たくさんある照明の1個が点かないからっていちいち修理を呼ぶのも面倒くさいですしね…
もちろん電球切れもかなりの頻度で起こります。

そして先日、加湿器が壊れました。
加湿器は日本でも気がついたら蒸気が出てない…なんてことがあるようですが、うちの加湿器はものすごい臭い(焦げたような、プラスチックが溶けたような)が家中に充満して大変でした。
火事かと思って、急いで眠りかけのダンナさんを起こしてしまいました。

幸い？私が寝る前に壊れてくれたので、異臭に気付いて慌てて換気したので寝不足になったくらいで事なきを得ましたが、寝ている間に壊れていたら朝大変なことになっていたかもしれません…😨
短時間とはいえ異臭をたくさん吸ったダンナさんはしばらく頭痛と体調不良を訴えてました。
日本だったら大問題でリコールだと思いますが、韓国ではどうなんでしょう。。。
（修理に来たエンジニアさんいわく、トランスが燃えていた。ということです。汗)

正直、怖いです。
もう一台ある同じタイプの加湿器を付けたままもう眠れません。😢

海外(特に新興国)では思ってもないことが起こると覚悟していても驚いてしまうことがまだまだありそうです。

もし韓国在住でこの記事を見てくださった方がいらっしゃったら、気をつけてくださいね。