ときどき無性にチャーハンが食べたくなります。それも、町の中華屋さんの600~800円程度、1000円はしないものをです。
具材はもちろん、ご飯の硬さや盛りつけ方、スープの味も店によって異なります。ただ、唯一共通しているのは「庶民の味」を実感できることでしょうか。
コロナ禍前は、実家に帰るたびに駅前の中華屋さんへ行き、2回に1回は注文していました。しかし、コロナ禍となってから社員食堂以外で外食はしていません。だから、2年近く食べていないことになります。
今はコンビニのチャーハン専門です。特にセブンイレブンの「すみれチャーハン」がお気に入り。量が少なく感じますが、コスパは優れていると思っています。ただ、中華屋さんで出てくる盛りつけたチャーハンにはかないませんね。
あと、チャーハンの思い出を2つ。
1つ目は小学生の頃に連載されていた「包丁人味平」という漫画の話し。
どのような勝負だったかは覚えていませんが、主人公が作ったチャーハンが1位に選ばれました。順位が発表された後、お偉い方が味見をして「審査員が食べたのが2口3口だったから勝てた」と言い、子どもに水を飲まずに完食できるかどうか試させます。
すると、子どもはある程度食べたら我慢ができなくなって水を飲み始めます。全部を食べるには塩辛すぎたのでした。味見をする際は、「ちょうどよい」ではダメなんですね。
2つ目はチャーハン大会の話し。
学生時代のクラブの夏合宿では、前半が活動に関する勉強会を、後半はいろいろなレクリエーションを9班対抗で行っていました。その後半の活動の1つが「チャーハン大会」です。
合宿前に、班ごとに試作をして本番に臨みます。1年生のときにそのメンバーとなりました。母親のアドバイスもあって作ったのが、味付けをお茶漬のりでしたものです。
もの珍しかったためか、本当においしかったと思われたのかはわかりませんが、3位に入賞しました。塩味も効いているので、まるっきり変なものではありません。興味があれば、お試しください。
最後に、今年こそ町の中華屋さんのチャーハンを、コロナを気にすることなく、安心して味わいたいですね。