かなり前のことですが、社外で管理職研修を受講したことがあります。
そのときの講師の言葉で印象に残っているのが、「部門長の役割は部門の利益代表となることではない。会社のために部門が果たすべき役割を考え、実行に移すことだ」というものです。
部門長の上が取締役という組織構造において、部門長が部門の利益代表者になってしまったら、「総論賛成各論反対」の状態に陥り、会社全体がまとまることはありません。
一方で、会社のために部門が果たすべきことの中には、部門にとっては大変なことや不利益となることがあるかもしれません。当然、部員は反発をするでしょう。
こんなときに、会社全体のことを考える必要性があることを部員に伝えるのが、部門長の仕事の一つになるのでしょう。
最近、これを改めて考え直すような出来事が2・3ありました。「言うは易し、行うは難し」ということも、重々承知しています。でも、やらないと。。。
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