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盛土の歩道

2021-11-25 21:00:00 | 日記

みなさん、こんばんは。hkです。

先月末、7月に熱海で発生した土石流は盛土の造成や管理の不備による疑いがあるとして、関係先に家宅捜査が入りました。

山の斜面を造成して宅地とする際、切土と盛土が発生します。斜めを階段状にするので、土を削る部分(切土)と平らにするため新たに盛る部分(盛土)ができるわけです。

切土はもともとが土の中の部分なので、通常は固さに問題はありません。しかし、盛土はしっかり固めないと(といっても、手打ちうどんのように人が足踏みをするわけでなく、重機で締め固めますが)建物の重さで沈んでしまい、亀裂が走ったり、最悪は倒壊したりするおそれがあります。

この切土問題が、通勤経路でもありました。またまた、自宅と最寄り駅の間の話です。

駅へ向かう途中に緩いカーブの坂道が50メートルほど続きます。もともと崖だったところで歩道もなく、車がすれ違うのにギリギリの幅でした。ですから、歩行者が崖側を歩いていると転落する危険もありました。

そこで道路管理者は、10年ほど前に拡幅工事を行いました。崖側から1メートルくらいのところに、地面の高さに合わせて壁を作りました。そして、崖と壁の間に土を入れてアスファルトで舗装し歩道としたのです。新たな壁の上にはフェンス、道路側の縁石の上にはガードレールも設置し、歩行者は安心して歩けるようになったわけです。

ところが、今ではフェンスとガードレールの間が数センチ沈んでいます。アスファルト自体の重さの影響か、人が何万回、何十万回と歩いた影響かはわかりません。しかし、地盤沈下には違いないのです。

今のところ、歩行するのにほとんど支障はありませんが、壁と歩道の間を踏み外すと捻挫してしまう可能性がゼロではありません。業務上でも通勤途上でもないときにそんな怪我をしたら、誰も損害賠償はしてくれないのでしょうね。特にお年寄りには気をつけていただきたいものです。



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