みなさん、こんにちは。hkです。
今日の東京はからりと晴れ、気温も20度ほどまで上がったようです。気持ちが良いので散歩に出かけると、橋の上から雪化粧をした富士山を見ることができました。
湿気が少ない晴れた日なら、都内の実家近辺でも少し高い所へ行けば見られます。中学校、高校、そして大学へ通う日は、電車が高架を走っているときに目に入ってきました。私にとってきれいな円錐形の富士山は、当たり前の風景でした。
しかし、社会人になって生まれて初めて東京を離れて広島に赴任すると、当たり前ではなくなってしまいました。もちろん、広島にもきれいな自然がたくさんあります。でも、富士山を見られないと、なんとなく物足りなかったのです。
ですから、夏休みや正月休みで帰京するときに乗った新幹線が富士川を渡るとき、左に大きくそびえる富士山を見ることができると「東京(ではないのですが)に帰ってきた」とうれしくなったものです。広島へ向かう新幹線で、外人さんがシャッターを何回も押していた記憶もあります。
3年目くらいになってお金に少し余裕ができると、飛行機を利用するようになりました。天気が悪いと新幹線からは雲や霧が邪魔するときもありますが、飛行機なら「あたまを雲の上に出し」た富士山を見下ろせます。
こんなこともありました。広島へ向かう飛行機の中で、CAさんが「ただいま、左の窓から富士山をご覧いただけます」と案内すると、比較的すいていたこともあり、多くの乗客が移動していきました。
私の趣味は登山というわけではありません。ただ、富士山を見ると「きれいだ」と思うだけでなく、最近はなんとなく懐かしさを感じるのです。日本人だから? 年を取っただけ? これから寒くなっていきますが、富士山を見ることができる日が多くなるので、どちらでもいいですかね。
P.S.
このブログを書くにあたりいろいろと検索していたら、「飛行機内から富士山が見えるのはどっちの座席?」というJALのホームページを見つけました。おととしまで熊本や大分へ出張に行く機会が多かったのですが、行きの飛行機から見ることができなかった理由がよくわかりました。
飛行機内から富士山が見えるのはどっちの座席? - JAL国内線
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