昨夜のあるテレビ番組で、関東三大イルミネーションの一つ、「さがみ湖イルミリオン」を紹介していました。40,000㎡の敷地内で600万球のイルミネーション。今年は「美少女戦士セーラームーン イルミネーション-Eternal-」エリアがオープンしたそうです。
個人的にはこの手のエンターテイメントに興味がありません。ただ、無数の光を見ていると、「10年前の春とはえらく違うもんだ」と思ってしまいました。
2011年3月14日。東日本大震災が起きてから最初の月曜日。電力不足が予想されるため、朝の通勤時間帯の電車は各駅停車のみ。よくもまあ、こんだけ人間を詰め込んだという状態でターミナル駅に着きました。
夕方からは、最寄り駅の3つ前の駅で折り返し運転。1時間かけて歩いて帰りました。
結局水曜日には震災前の運行に戻りました。しかし、夜の車窓から見える景色には、住宅からの灯以外、ほとんど明るさがありません。できるだけ電気を節約しなければならなかったのですね。
テレビのイルミネーションを見ていると、まったく対照的な光景を思い出したのです。
そして今朝。起きて寝室の電気をつけてヒゲそりから返ってくると、部屋が暗くなっています。「消しちゃったかな」と思いながら再度スイッチを入れると、一瞬でまた暗くなってしまいました。リモコンを使うと予備灯だけ光ります。蛍光灯が切れてしまったのです。
わずかな明かりのもとでネクタイをしめ、スーツに必要なものを入れて出勤。帰宅後は妻に買ってきてもらった蛍光灯をわずかな光を頼りに取りつけたら、無事つきました。
電気がつかない生活は、やはり考えられないですね。懐中電灯などを、もう一度確認しないと!
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