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本人が悪い?

みなさん、こんばんは。hkです。

衆議院総選挙も終わり、各党の議席が確定しました。その結果に対するコメントは別にして、選挙特番についてもいろいろな評価がなされたようです。

悪かった方の代表は、爆笑問題・太田光氏でしょうか。「不発の核弾頭」としてボキャブラ天国に出演していたころから爆笑問題のファンだった私は、彼がMCをした特番を冒頭から見ていました。でも、数人の政治家へのインタビューを聞き、番組を変えました。

具体的な発言はここでは控えますが、池上彰氏のように核心をズバッとついた質問にはほど遠かったことは確かです。

ただ私は、彼自身よりも彼を抜擢したテレビ局により責任があると思っています。準備が足りなかったのか、周囲のフォローが足りなかったのかまたはできなかったのか(生番組だから難しいのでしょうが)。そもそも彼に選挙特番のMCをやる資質がなかったのを見抜けなかったのか(そうではないと信じたい)。

企業では異動がつきものです。部長クラスの人材を経営者としての幅広い視野を持ってもらうために今まで経験していない部門の長にする。高い専門知識や技能を有している者を外部から招いて責任者についてもらう。優秀な社員を先輩社員を飛び越えて管理職に抜擢する、等々。

3番目のパターンでは、同一部署ではない場合もあるでしょう。経験がない、または少ない部署の管理職に異動。前任者は非常に優秀な人だった。このような状況ではプレッシャーを感じるでしょう。しかも、部下はどうしても前任者と比べてしまいます。

「いままではこうだったのに」「こんどの課長は全然仕事ができないね」

こうなると、新任管理職がいくら命令しても、部下はついてきません。組織がバラバラになることもあります。

こんなときに一番重要なのは、その管理職の上司のフォローではないでしょうか。それもなしに勝手にやれ、というのは無責任にほかなりません。

いま読みかけの「ピーター・ドラッカー著上田惇夫訳『経営者の条件』ダイヤモンド社」の中に、こんな文がありました。

「人事がうまくいかなかったときには、動かされた者を無能と決めつけてはならない。人事を行った者が間違ったにすぎない。マネジメントに優れた組織では、人事の失敗は異動させられた者の責任ではないことが理解されている」

ところで今後の日曜日。午前中のテレビ番組や午後のラジオ番組で、太田光氏が相方の田中裕二氏やアナウンサー、共演者からどのように言われ、どのように返すかがちょっぴり楽しみな私は、やはり性格が悪いのでしょうか。


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