万歩径

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田辺の三偉人  植芝盛平

2017-02-01 19:31:17 | 日記

 

田辺の三偉人とは①合気道開祖の植芝盛平、②世界的博物学者の南方熊楠、

③歴史上の豪傑 武蔵坊弁慶の3人です。

③の弁慶については既に2016年12月2日、4日のブログにアップしましたが、

今回は①の植芝盛平翁ゆかりの地を巡ってみました。

 

植芝盛平翁は1883年に田辺市上ノ山に生まれ、お幼いころから武道に励み

19歳で修行の旅に出て独自の武術を習得し、気・心・体が一体となる「気合武術」

を生み出しました。

1942年に「合気道」と名づけ、たゆまぬ求道鍛錬の結果「天地人和合の道」を

極めた人です。

1969年4月26日に86歳で逝去され田辺市名誉市民の称号を贈られました。

墓所は田辺市の高山寺にあり国内外から多くの合気道士が訪れています。

 

1.JR紀伊田辺駅正面の生誕地記念碑

 

2.生誕地跡

 

正面鉄扉の中が生誕地跡です なお左横の植芝電化サービス店は一族の方が

経営されています

 

生誕地跡内部

 

生家近くの並びに植芝助産所がありました ここも縁者とのことです

 

3.頌徳碑  

 田辺市立武道館(写真右の建物)にあります(碑は写真中央部白い柵内)

 

 ヨットハーバー前の白い柵の中にあります

 

碑の表面

 

碑の背面

 

4.翁の銅像

 1998年に第5回国際合気道大会が開催され その記念に扇が浜公園

の噴水の横に建てられました

 

5.高山寺(こうざんじ)

田辺の古刹で真言宗御室派の寺院 弘法大師の中興で「弘法さん」の

名で親しまれています

田辺市内および田辺湾を見下ろす境内墓地に翁の墓所があります

私が訪れた日はかなり冷えていましたが寒桜が満開でした

 

高山寺内の翁の墓所

 

 <こぼれ話>

 今週の新聞記事に「紀州三梅林」とありました

平成27年12月に「みなべ・田辺の梅システム」として世界農業遺産に

認定された梅林群で①みなべ梅林(8万本)②岩代大梅林(2万本)

③紀州石神田辺梅林(30万本)の三つです 

見ごろはいずれも2月中旬とのことです

私は恥ずかしながら田辺新米なので「世界農業遺産」も「三梅林」も

知りませんでした

世界遺産にはいろんな分野のものがあるのですね

 

もう一つ 一か所に何十万本もある梅の受粉 ほぼ一か月で上手く

ゆくのでしょうか 

何か仕掛けがあるのでしょうね