10月29日(日)
[巡るアート号]
デザイン列車でアート鑑賞列車day
紀伊田辺~新宮までの往復臨時特別列車に乗る予定で
紀伊田辺駅に行ったが
残念ながら
台風22号接近で運行中止になり乗車できなった
来年をお楽しみに!
10月29日(日)
[巡るアート号]
デザイン列車でアート鑑賞列車day
紀伊田辺~新宮までの往復臨時特別列車に乗る予定で
紀伊田辺駅に行ったが
残念ながら
台風22号接近で運行中止になり乗車できなった
来年をお楽しみに!
未来を生きる巨人 南方熊楠を語る
台風21号の最中にもかかわらず NHKTV(Eテレ)も入り
ほぼ満員(約600人)の聴衆
紀南文化会館(田辺)大ホールで開催されました
南方熊楠翁への田辺市名誉市民称号授与式に続き
ゲストによる「基調講演」と「トークセッション」が開催されました
<プログラム>
<名誉市民授与式>
真砂田辺市長挨拶
名誉市民授与式
真砂市長から南方熊楠翁の弟常楠の孫
南方信夫氏(清酒 世界一統社長)へ授与
信夫氏のからは
この受賞は熊楠の旧邸と資料を守り抜いた長女文江さんが
一番喜んでいるだろうとお礼の言葉があった
<基調講演>
テレビでおなじみの生物学者
早稲田大学教授の池田清彦氏により
テーマ「南方熊楠と生物の多様性」についての講演があった
偉い人には今偉い人(例えばお騒がせの政治家)と
死後に偉い人と評価される
2タイプがある
熊楠は典型的な後者である
熊楠は100年前に現代の最先端学者が考える
学説を持っていた
時代が熊楠に近ずいてきたと言える
これからも彼はますます評価が大きくなり偉くなる
池田先生は「合いたかった」とたたえられた
<トークセッション>
昨年度 熊楠賞を受賞された
人類学者 明治大学教授 中沢新一氏が
コーヂネーター役をされ
ゲストに
占星術研究家 鏡 リュウジ氏
タレント 篠原とも子氏
僧侶 白川蜜成氏が
アナウンサー 八木早紀氏の司会で
それぞれの視点で熊楠の魅力を語った
時間の関係だと思うが
ゲストの話が中途半端で切られ残念だった
コーディネーターの采配力か・・・
私としては
熊楠曼荼羅について
白川僧侶の話をもっと詳しく聞きたかった
なお、この模様は
12月9日(土)にNHK Eテレで放送される予定とのこと
田辺・蟻通神社「湊祭」
平成29年 田辺・蟻通神社の湊祭が10月17日に行われました
午前に神社で渡御式、昼ごろ扇が浜の御旅所で潮ごり神事
湊本通りの神社鳥居前で
雨の中
宮入させようとする氏子と抵抗する獅子との攻防があり宮入り
境内で奉納獅子舞が行われた
<鳥居前の攻防>
雨中の獅子と氏子との攻防は
獅子の中の人が滑って転んだり大変でした
蟻通神社はあちこちにあるが田辺では「御霊さん」と呼ばれ
湊の地主神として尊崇されています
神社内に楠 銀杏 榎などの大木があり
「蟻通神社の森」は田辺市文化財第1号に指定されています
安政元年(1854)の大火時にこの楠の大木から
水を吹いて町を守ったと伝えられて「霊樟」と呼ばれています
因みに
蟻通しの由来は
昔々 この田辺に外国の使者が訪れ
法螺貝に1本の糸を通さねば日本を属国にするとの命を出しました
若い神様が
蟻の体に糸を結び甘い蜜でおびき出し無事に通すことができ
若い神職の知恵を褒め
無事に属国にならずに済んだとの言い伝えがあります
これにより蟻通神社は「知恵の神さん」としても崇められています
臨時特別列車 紀ノ国トレイナート号(紀伊田辺~串本)
10月14日(土)11時21分発
紀伊田辺駅から乗車して串本間を往復
その間に
将来も含めて下車しないだろう多くの無人駅で
壁画アートと造形物アートを見学した
(ルートには15駅あるが10駅に停車)
臨時特別列車は
1号車は「幼児保育園」
2号車は「本の読み聞かせ」 「お面変身(紙バッグお面)」
3号車は「アイリッシュバンドライブ演奏」
4号車は「カフェコーヒー」 「地ビールブリュアリー」 「DJトレイン」
その他 選りすぐり飲食物の車内販売などで
大賑いだった
<紀伊田辺駅出発>
<紀伊新庄駅>
<白浜駅>
<紀伊富田駅>
<椿駅>
<周参見駅>
<見老津駅>
<紀伊有田駅>
<串本駅>
<復路切符>
<和深駅>
<朝来駅>
<車内風景>
アイリッシュバンド演奏
吊り絵(昨年度作品)
お面変身工場
(紙ふくろのデザインを生かし目鼻を抜きとり面を作りかぶった遊ぶ)
地ビールブリュアリー
吊り広告写真(昨年度スナップ写真)
カフェ コーヒー
午後5時25分に紀伊田辺駅に到着
往復約5時間の紀の国トレイナート号の旅だった
いつもは通勤通学列車しか運転していないこのルートも
今日は幼児 老若男女で溢れかえっていた
環境立地を生かした観光立県和歌山にぴったしの企画
良かった!
10月29日(日)は「めぐるアート号」デザイン列車で
新宮までの往復ツアー(約9時間)に参加の予定
第47回紀州てまり展
めだかの学校の先輩 紀州てまりさん(ブログ名)が指導している
紀州てまり趣味の会が恒例のてまり展を鑑賞に行きました
50名弱の生徒さんのうち約30名が朗作を出展
手の渾だ作品がいっぱいでした
<会場風景>
<百年前のてまり>
現存している百年前のてまり
(テニスボールくらいの大きさ)
微細な絹糸が琥珀色に経年変化しているのが良く判ります
<作り方指導書>
紀州てまりさん(ブログ名)が作った地元中学校での指導書
<紀州てまりさんの作品の一部>
なでしこジャパン最盛期に作った「なでしこ」デザインのてまり
この「紀州てまり」は
紀州五十五万五千石の殿中で
女官たちが姫君のために作ったのが起源
現在も伝統を生かしながら
現代風のセンスを生かして作っています
嫁入り道具の一つとして使われたり
お祝いごとのプレゼントとして重宝がられていたそうです
私のイメージでは
童謡「毬と殿様」のてまりで 今はないものと思っていたが
当地だけでなく全国的に盛んで毎年「全国ごてんまりコンテスト」が
秋田県由利本庄市で開催されているそうです
田辺では
公共施設 ホテル 店舗 家庭などで
当たり前のように飾られています
都会人には遠くなった
伝統・文化を県民 市民が愛して守っているのが良く判ります
数多くの地域の祭りをみても納得です
熊野本宮大社 ピンクライトアップ
ピンクリボン紀南の主催で
第8回ピンクリボン紀南2017が催され
家内と一緒に参加しました
乳がん検診啓蒙運動の一環で
毎年 世界遺産 熊野本宮大社で
ミニジャズコンサート
講演会
大鳥居ピンクライトアップが
開催され
午前10時30分 JR紀伊田辺駅から熊野本宮まで
ピンクライトアップ送迎バスで往復
午後7時30分に戻ってきました
<熊野本宮大社>
本宮は撮影禁止だったので写真はありません
<旧社地 大斎原>
今から二千年前に創建され
上皇法王がここを何十回も詣で
ここから小舟に乗って速玉大社詣でをしており
平家物語で有名な後白河法皇は34回詣でている
明治22年に熊野川大洪水で大部分流失したが
かろうじて水害を免れた四社を
移築したのが現在の熊野本宮大社であり
残りの社をこの大斎原に
二基の石祠に祀っている
平成12年に日本一の大鳥居(高さ33.9m)を建立した
大鳥居から本宮跡までの杉並木
<旧熊野本宮大社跡>
二基の石祠があり
ヨーロッパ系の外国人が大勢参拝していた
境内に平家物語で有名な一遍上人(時宗)の碑があったのは意外でした
(私が失念していました)
調べてみると
13世紀末に熊野参詣時に百日の行の末に霊験を得て
熊野権現の神託を受け悟りを開いたとありました
<ピンクリボン講演会場外観>
<講演会場内>
乳がん検診啓蒙活動で
ジャズ歌手による演奏会
南紀チェアーエンジェルスショー
著名人によるがん体験談
県立和歌山医科大学 粉川先生の講話
熊野本宮大社九鬼家隆宮司講話などがあった
<大鳥居 ピンクライトアップ>
午後6時に点灯され大鳥居がピンク色に輝いた
ピンクリボン運動に便乗させてもらい
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」になってから初めての参拝をしました
神武天皇ゆかりの八咫烏は
サッカーのシンボルマークになっており
その関係者の参拝も盛んとのこと
熊野三山のうち
熊野本宮大社と那智大社は参詣したが
速玉大社(新宮市)はまだ参っていないので
近々参詣したいと思っております
第64回 田辺市展
第1期 10月6日から8日 洋画 写真 工芸
第2期 10月13日から15日 書 彫塑 生花
紀南文化会館で始まりました
写真の部
展示数は44点 無鑑査9点 審査員3点
その内入賞作品は
知事賞 1点
市長賞 1点
教育委員会賞 3点
奨励賞 6点
<展覧会場風景>
会館4階小ホール
私の作品は正面左から2番目の展示品です
<私の作品>
タイトルは「追憶」
シュールリアリズム 宗教画をイメージした作品に仕上げました
私も今回初めて応募の結果
幸運にも市長賞をいただきました
突然のうれしさのあまりアップしてしまいました
田辺移住はいい方向に向かっています
紀の国トレイナート2017
開会セレモニー
10月1日(日)10:00~12:00
JR紀伊田辺駅および森の幾何学(積み木の茶室)で
開会セレモニーがあり
*デザイン列車コンテスト表彰式
*ホームでデザイン列車の出発式
*積み木茶屋前での餅まき
*茶室周辺での抹茶振る舞い
など
大勢の人で賑った
開催期間:10月1日(日)から29日(日)
区間:和歌山県JRきのくに線 御坊駅から新宮駅間
30駅舎にアートが飾られデザイン列車が運行され
週末には特別列車「紀の国トレイナート号」で
多彩なイベントが催される
<JR紀伊田辺駅>
駅舎外観に施されたデザイン画
<駅舎内での表彰式>
幼児から高校生まで22名を表彰
最優秀デザイン賞は田辺市明洋中学の浜野蒼大君が受賞した
受賞者の両親 祖父母 一般客 関係者などで満員の駅構内
<デザイン列車>
2両編成の普通列車を飾るデザイン列車
来年1月下旬まで運行される
<ホームでの出発式>
駅長と浜野君
<餅まき>
JR西日本和歌山支社長と最優秀賞受賞の浜野君による
茶室前での餅まき
(当地では祝い事の一つの行事として餅まきが行われる)
<茶室外観>
イベントパンフレットのよると
この茶室は紀州材を使った積み木を組み合わせて作った茶室
茶室内は
積み木の間から漏れる光と木の質感が作る空間は
自然を幾何学的に再構築したもの
と説明がある
地場の材料を使い地元の製材会社が加工
実行委員会が街を盛り上げている
<茶室内での茶会>
今月は
都会では 味わえない 町おこし催しを
臨時アート列車に乗り
紀伊半島海沿いの駅舎デザインを観光しながら
未知の町を探索
楽しみたいと思っております