万歩径

自分の行動記録と転居先である紀伊田辺近郊の町の
情報紹介をしております

ベニクラゲ再生生物学体験研究所(白浜)

2020-05-30 15:41:23 | 日記

コロナ篭もり明けに

田辺ジオパーク研究会のHさんの案内で

白浜のベニクラゲ再生生物学体験研究所見学に行きました

田辺湾は日本で有数のクラゲ生息地

 

<研究所案内>

 

研究所外観

 

研究所内部

ベニクラゲを描いた絵画

(蛍光灯 窓などの映り込みあり)

 

久保田 信 所長によ顕微鏡による説明

 

5億4000年前に誕生

1990年 ステファン・ゾマー(ドイツ人)が発見

1996年 ステファノ・ピライン(イタリア人)研究発表

2000年 久保田博士 築地新光子さん(鹿児島水族館)が日本で最初に確認

 

ベニクラゲは不老不死(下図の通り)

大人のベニクラゲ~肉団子~ポリプ~ポリプにクラゲの芽~

ポリプから離れて若いクラゲになる

これを繰り返し死なない

 

日本のベニクラゲ 3種類

北日本型(北海道から福島県) 10mm

南日本型(和歌山県から鹿児島県) 5㎜

地中海ベニクラゲ(沖縄県)

ベニクラゲ

 

イソギンチャク サンゴもクラゲと同じ「花虫類」

海中を動かず海底にくっついて暮らす生物

 

久保田先生のプロフィール

愛媛県生まれ 愛媛大学理学部卒 北海道大学大学院修了 理学博士

北海道大学講師 京都大学准教授(フィールド科学教育センター瀬戸臨海実験所)

 2018年7月に同研究所開設

研究対象は「クラゲ」

 

当地は

蘇りの熊野本宮大社  南方熊楠 など

生命に関する施設 研究者が有名だが

超地味でマイナーな分野かもしれないが

世界的な先生が居られることに感銘

 

当地に転居4年になるが

あらためて文化度の高さを痛感しました

Hさん素晴らしいところにご案内いただき

ありがとうございました


最新の画像もっと見る