軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

節分

2013-02-03 17:13:10 | 日記
「子供の頃になかった」と言う物はたくさんある。
農業も僕の子供の頃にはなかった農機具が登場したりして、「なんて便利、これさえあれば鬼に金棒だ」って。
当然パソコンもなかった。
パソコンで初めて年賀状を作ったのが辰年だった。
と言うことは、インターネットを開始して13年ってことが分かる。
あの頃はアナログ回線で、その後にADSL になり、やっと一昨年の秋に光が来た。
そうやって常に進化して行く。
我が家のホームページが出来たり、僕がブログをしたり日進月歩だ。

常に進化して行くなかで、西から猛烈な勢いで登場し、「昔からありましたけど」と言わんばかりに幅を利かせ出したのが恵方巻だ!!
間違いなく子供の頃はなかったし、磯野かつおだって節分は豆まきぐらいしかしてなかったと思う。
僕にとって恵方巻は最悪だ!!
のり巻き嫌いの僕に、あれを黙って全部食えとは、鬼畜の諸行ですよ。
途中、嗚咽をする。
涙が出る。
鬼の目にも涙だ。
鬼は2月3日が嫌いだろう。
僕もだ。
なら、買わなければと思うだろう。
ここ数年コンビニ店員が注文を取りに来るのだ。
知り合いなだけに、すんなり注文に応じている。
こんな訳わからん風習に踊らされているが、我が家は土用丑の日は素通りする。
一番忙しく、一番夏バテしそうな時期にスタミナをつけさせようと言う考えはまったくない。
鬼だ!!

ちなみに佐々木健介の家は節分はどうしているのだろう?
「鬼は外」と言いながら、チラリ北斗の方を見るのかな?

これを書いている時、ピンポーンとチャイムがなる。
恵方巻が届いたなって思ったら、農協の課長が立っていた。
7日からの行程表を持って来て下さった。
このブログを軽井沢の農家の人がどれだけ読んでいるかは知らんが、もし読んでいて「これだけは市場の人に言ってくれ!!」「これは言え!この野郎!!」
と言うことがあれば今の内にお願い致します。

その後、またチャイムがなった。
恵方巻が届いた。
恵方巻を南南東に投げ捨ててやろうかと思った。