軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

農政とは?今日は辛口で

2013-02-25 19:46:14 | 日記
自民党にはTPP 反対議員がたくさんいる。
だから、安部総理は簡単にはいかないだろうと農政の議員達は言う。
ホントかっ!?

農業が良くなるような政策をしてくれるのが農政であって、農業が衰退するような政策をする人に農政を語る資格はない。
別に国会議員に限る話ではない。

軽井沢町野菜価額安定対策事業運営会議へ出席して来た。
昨年のように未曾有の野菜安値に対して、生産者、町、農協で積み立てたお金を凄い計算方式に基づき割り出し、1ケースあたり僅かな額を分配するのだ。
僅かな額だが、塵も積もればで有難い。

価額安定対策の来年度の予算も決めた。
来年度と言っても、まぁもう今年の作付けなんだけど、その農協が作成した出荷計画数が達成されない数字だとクレームを付ける農政の奴がいた。
まぁ言うことは正論だ!!
達成不可能な数字を予算を得るために作成するのはダメでしょ。
でも、自然相手の仕事なんだから、計画通りに行かなくて当然。
例えば、喫茶店を経営していて「今日何人コーヒーだけ飲みに来る」って当てられる?
一年間コーヒー何杯出るか計画立てて、その通りに行来ますかってぇーの!!
それに役場や町議が予算を出す上で、達成不可能な数字にクレーム出すのなら分かる。
クレームを付けたのは地元の農政担当の人だ。
つまり農家がいかに食っていけるかと政策する方の人間だ。
農家が食っていけない様な政策の方向に持って行きたいなら、お前なんか要らない!!
辞めてくれ!!
辞めたまえ!!
出荷計画数に達していない事態をクレーム付けるよりも、農政としてどのようにしたら、出荷計画数を達成出来るかと考えるべきではないか?
「出荷計画数に達してませんけど、農地は足りているんですか?足りていないなら相談に乗りますよ」とかそう言うことを言え!!

※喫茶店に例えたのは、分かる人には分かる例えで、喫茶店でなければ例えにならない訳があるのです。