軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

レタス初出荷

2013-05-16 22:20:00 | 農業
致命的な一日の余波は今朝も続く。
昨日ゴルフをやり終え、そのままの格好で直ぐに、トラクターブームに乗り込み消毒。
消毒を終え、今度はレタスを洗う洗浄水を農協の予冷庫まで汲みに行く。
その仕事までが限界だ。
手も洗う暇すらなく、その後の懇親会送迎バスに乗り込む。
帰りは酔っ払い。
この状態で今朝からのレタス収穫の段取りをする暇なし。

5時からレタスを切り始めて二時間、誰も畑に来ない。
一人レタスを切る。

家の実習生は僕のやっている仕事を直ぐ交代したがる。
例えば、僕がスコップを持ち仕事を始めようとすると、スコップを取り上げ仕事をしようとする。
ありがたいが、どこをどうしようと分からないのにスコップを持ち、やたらと掘り出されても(>_<)
肥料を撒こうとすれば、肥料を取り上げ撒こうとする。
俺に任せろ!!なのか?
俺に撒かせろ!!なのか?
撒く量も分からないのに、撒きたがる。
苗に水をあげたりしていれば、ホースを取り上げ水をあげたがる。
あげたいのが行き過ぎ、ビニールハウスに先に来て、水をあげたりしている。
苗はビッショビッショだ。
「ダメ」と言っても、「大丈夫」
ちっとも大丈夫ではない。
こんな状況に、こいつレタス収穫始まったら、僕がするレタスを段ボールへ入れる荷造り作業も代わると言いかねないなと思っていた。

二時間遅れで、実習生とオトン&オカンがやって来た。
実習生はレタス収穫が始めてなので、レタスの切り方をレクチャー。
まずはオトン&オカンの切っているのを良く見ると何とか説明。
まぁ彼のことなので、直ぐに「大丈夫」レタスを切り出す。
レタスの切り方は繊細。
そんなに簡単なものではない。
切り方一つで等級が変わってしまう。
彼の切ったのは、当然出荷にはならない。
もう一度オトン&オカンの切っているのを良く見ると言うが、もう彼はレタスを段ボールへ詰め出している。
予感は適中だっ!!
等級を選別して、荷造り作業をおこなっているってことなど分かりゃしない。

初出荷に農協予冷庫に書いてある市況を見た。
致命的な一日の余波は今朝もあったが、季節外れの春の雪の余波は相場には影響なさそうな市況だった。
もう少し高くても良いのではないの(怒)