北海道言友会 公式ブログ

吃音者(どもる人)でつくるセルフ・ヘルプ・グループ 北海道言友会

8月札幌例会報告

2014-08-14 19:29:29 | 活動報告

まずはじめに、僕が遅刻したせいで開始が遅れてしまってすみませんでした!
以後気をつけるので許してください…

今月の参加は男性が11名、女性が2名でした。
愛知県から帰省された方が今年も参加してくださいました。
また来年の夏お会いしましょう(^^)

自己紹介では毎回吃音があって苦労していることを話してもらっています。
やっぱり電話には苦労しますよね。
面と向かって話してると吃って声が出なくても考えてるフリとかできて乗り越えられますが、電話だと無言になると変に思われるので恐怖です。

高校生の頃友達(吃音が無い)がバイトの面接をお願いする電話の段階で不採用にされてました。だからバイトの面接を受けるための電話を練習するとか言って違う店に電話して面接の予約をしてました。電話の最後に「やっぱりやめます」と言って断るというかなり迷惑なことをやっていましたが良い練習になってたみたいです。
さすがにこれは迷惑なのでできませんが、お店に「○○は置いてますか?」など何か理由をつけて電話して練習するのも一つの手かもしれませんね。

その後もしもゲームをしました。
お題はみなさんに考えてもらいました。
ユニークなお題や回答があり楽しかったです(^^)

コーヒーブレイクをはさみテーブルトークをしました。
それぞれのテーブルで有意義な話しをできていたようです。

例会後の打ち上げですがいつもお世話になっているお店が改装中で違うお店に行きました。
早く改装終わってほしいです!!

ではみなさん来月またお会いしましょう。
初めての方も大歓迎です(^^)

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中高生のための吃音講座報告 ~ふかあい 話合い~ 8月9日(土)

2014-08-14 17:59:07 | 活動報告
 吃音が定着してある程度の時間が経ってしまい、悩みは吃音がありながら学校で過ごすための「作戦会議」的な要素が強くなってくるのがこの講座の特徴。通常は、短作文、色々な話し方の練習、音読、コントのセリフづくり。そして学校での悩みについて話し合うこともしています。
 今回も色々なことを話し合いました。「吃る量は家の方が多いかも知れない。でも話しやすい。」、「学校では吃音が出ないように気をつけている。吃音が出る量は減っているが緊張している。」これは吃音の本質を突いたふかあい話です。
 こういうことって大人でも結構経験しているかもしれませんね。職場では吃音が出ないようにある程度できる。でも苦しい。家庭では気が抜けて吃音がたくさん出ているけどある程度言いたいことを言える。「吃音をどうコントロールするか」と考える人もいるし、「どう飼い馴らすか」と言う人もいます。はたまた「吃音との共存」という表現を使う人もいます。もっとも攻撃的な表現は「吃音を克服する」かもしれません。どういう表現をしてもいいと思います。でもそれぞれの表現にはそれぞれの“吃音との関係性”が示されているようにも思えます。みなさんはご自分と吃音との関係をどのように表現なさるでしょうか。
 9月はけお休みさせてください。次回は10月11日(土)の午後3時からです。
 中高生のための吃音講座となっていますが、年齢にはあまりこだわっていません。トレーニング中心の集まりと思って、いらして下さい。
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