「バランスです」
悩んでいた答えはずっと前に貰っていたのかもしれない。
嫁ぎ先や自分、子どもの病気のことで悩み女性外来の先生に言われた言葉。
私が今抱える生き辛さ、答えは出ない悩みなんだと思った。
そして今更ながら気づくのは、「私が」生き辛い「特性」を抱えて苦労していたんだなという事。
努力しても上手くできない自分をずっと責めていた、普通に生きたいのに努力しないと普通を保てない。
どうしてそんなに一生懸命なの? でも、それでもありえない失敗をするのだ。
生まれつきの能力の差はやはりあるのだ、努力でどうにもならないことがあるのだ。
それを医者は分かっているのだ、人間の摂理を、ただ言わないだけで。
動物を育てていた私は知っている、能力の劣る家畜が生まれることを。
植物を育てていた私は知っている、形や味が不味い実がなることを。
私はそういう役目を背負って生まれたという事だ、生物である以上この揺らぎは避けられないのだ。
ならば私はどうありたいのか。せめて迷惑をかけないで生き、そして死んでいきたい。
私に与えられた生きるという役目を全うして。
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