本願寺月光蟲です。
もう若くない年齢になってしまっているのですよ、私。
例えば仕事にしても、面接だの試験があるわけで。
だがその前にもう求人年齢を越してしまっている。
どんな資格があろうが年齢で大半の職は面接を受けれなくなっている。
それは私だけではない。年齢を重ねれば自然と誰もがそうなるわけです。
年齢を重ねると「最近の若者は」という思考や言動が多くなるわけです。
だが、「若者」の定義が非常に曖昧だ。
18歳の人間が10歳のヤツと比べたらもう育ってきた環境が違うわけで。
多分社会人としての知識とか経験とかが影響していてその結果「今の若いモンは・・・」になるのかもしれない。
私も当然言われてきたし、そして年下にそう思う時がある。
大人も大人で、実は年下に対して「今の若いモンはと説教するのは嫌だなあ」と自覚はしている。
でもこの戦いは終わらないわけです(笑)
時代によって環境が違うのはまず教育があるし政治の動向もでかいわけです。
私の世代はとにかく義務教育は暴力。
多分祖父の時代も軍事が絡むのでこれもまた暴力だった気がする。
校門で竹刀を持つ教師に何千回叩かれたかわからないし、靴を潰して履いただけで暴力、靴下が黒いだけで暴力、何故そんな暴力が蔓延してたかというと、私の前の世代が校内暴力全盛期だったからだ。
そして当時の教師というのは基本的には「就職できなかったヤツがやる職業」と私の親世代にまで差別されてる職業だった。
差別なんだが歴史を調べるとほんとにそういう部分もあったらしい。
今は「安定」「ロリコン」の2台巨頭で大人気だが。
空気を読むのは勿論私の世代からあったし、殴られない生徒も数多くいたけど、男子の大半は殴られるのが当たり前だった気がする。
私は特に殴られたが(笑)
そら根性曲がるがグレもせず、不良にもならず、かといってオタクにもならず・・・。
今の時代はどうなんだろう?と思う事がある。
おとといだかのニュースを読んでたら「ゆとり教育の失敗、今の小学生はゆとり世代よりはるかに学力アップ」とのニュースが。
ゆとり 世代ってのはバカの代名詞になっているがコレは政治の問題と生まれてきた時代なんだししょうがないわけですが、年齢重ねるとそれを忘れ「これだからゆとりは・・」になる。
文化が違うのだ。
ゆとり世代ももう年をとっていて「最近の若者」に入らなくなっている。
インターネットの恩恵を受けて育ったゆとり世代ももう若くない。
この本・26歳で社会学者が書いているんだが、若者論をうまくまとめている。
アマゾンの書評、評価が低い。がそれはやはり「自分より若いやつが偉そうに・・・」の空気が蔓延している。
だが、この本は凄く興味深い。
ようは、生活が苦しいというよりも「狭い範囲内でしか行動しないから充分幸せ」「地元の連中2人でファミレスで話してるだけで楽しいから海外に出て見識を広めようなんて思わないどころか東京なんかに出てもしょうがないっしょ」みたいな。
この本に出てくる話で「ぷっ」って吹いたのが、ネットの使い方だ。
例えば今の世の中何かしらネット内で自分の場所がある。
mixi,ブログ、フェイスブック、ツイッターと。
吹いたのが使ってる場所のニュースのアクセスランキングが全く違うのだ。
mixiとアメブロのニュースランキング10位はとにかく芸能(笑)
コレはどういう事かというと、
世界中の情報を取れるのに地元のニュースどころか世界情勢なんかよりも芸能というデータだ。
これには私も吹いた。
これを勿論政治家もわかっていて、だからこそ「若いヤツ飼い殺し政策」が益々進んでいるという(笑)
若いやつじゃなくても政治に興味ないやつは多い。
だから老人、大企業、金持ちに優しい政策ばかりになっている。
若いやつは不景気が当たり前の時代に生きてるので、貧乏だと気がつかない。
いや、「お金がない」というのは昔からそうなんだけどようは「希望を奪う」わけでどんなに働いても給料があがらない。
だからこそ「ジモトにいてマックでしゃべる」のが楽しみになっていく。
そこには世界情勢や社会についての考察をしないため、思考の停止。
仕事の満足感というのは日本は世界に比べて物凄く意識が低いというデータがある。
それは働いても給料があがる世代ではないからだ。(これは私の世代もそうだ)。
頑張っても金あがらないし、マックとか牛丼で楽しくやろうぜ、みたいな思考。
このネット時代、世界のニュース、世界の株式、世界の紛争などいくらでも調べられるのに全く興味はない連中ばかりだ。むしろ今の時代、政治よりも宗教のが信頼感が出てきている(オウム事件を生で知らないから)。
だからこそこの本のタイトルが「絶望の国の幸福な若者たち」という。
私が「アマゾンの感想ってあてにならねえ」と再度思った本でした。
26歳の男子(東大)が社会学の本を出す嫉妬が蔓延している。
私としてはお勧めです。
しかも難しい言葉や文体ではないので中学生でも問題なく読めます。
追記
だが、問題が一つある。
この本にセックス事情が書いてないため不完全なような気がします。
■■■■
絶望の国の幸福な若者たち 古市 憲寿 (著)
絶望の国の幸福な若者たち 感想
■■■■
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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もう若くない年齢になってしまっているのですよ、私。
例えば仕事にしても、面接だの試験があるわけで。
だがその前にもう求人年齢を越してしまっている。
どんな資格があろうが年齢で大半の職は面接を受けれなくなっている。
それは私だけではない。年齢を重ねれば自然と誰もがそうなるわけです。
年齢を重ねると「最近の若者は」という思考や言動が多くなるわけです。
だが、「若者」の定義が非常に曖昧だ。
18歳の人間が10歳のヤツと比べたらもう育ってきた環境が違うわけで。
多分社会人としての知識とか経験とかが影響していてその結果「今の若いモンは・・・」になるのかもしれない。
私も当然言われてきたし、そして年下にそう思う時がある。
大人も大人で、実は年下に対して「今の若いモンはと説教するのは嫌だなあ」と自覚はしている。
でもこの戦いは終わらないわけです(笑)
時代によって環境が違うのはまず教育があるし政治の動向もでかいわけです。
私の世代はとにかく義務教育は暴力。
多分祖父の時代も軍事が絡むのでこれもまた暴力だった気がする。
校門で竹刀を持つ教師に何千回叩かれたかわからないし、靴を潰して履いただけで暴力、靴下が黒いだけで暴力、何故そんな暴力が蔓延してたかというと、私の前の世代が校内暴力全盛期だったからだ。
そして当時の教師というのは基本的には「就職できなかったヤツがやる職業」と私の親世代にまで差別されてる職業だった。
差別なんだが歴史を調べるとほんとにそういう部分もあったらしい。
今は「安定」「ロリコン」の2台巨頭で大人気だが。
空気を読むのは勿論私の世代からあったし、殴られない生徒も数多くいたけど、男子の大半は殴られるのが当たり前だった気がする。
私は特に殴られたが(笑)
そら根性曲がるがグレもせず、不良にもならず、かといってオタクにもならず・・・。
今の時代はどうなんだろう?と思う事がある。
おとといだかのニュースを読んでたら「ゆとり教育の失敗、今の小学生はゆとり世代よりはるかに学力アップ」とのニュースが。
ゆとり 世代ってのはバカの代名詞になっているがコレは政治の問題と生まれてきた時代なんだししょうがないわけですが、年齢重ねるとそれを忘れ「これだからゆとりは・・」になる。
文化が違うのだ。
ゆとり世代ももう年をとっていて「最近の若者」に入らなくなっている。
インターネットの恩恵を受けて育ったゆとり世代ももう若くない。
この本・26歳で社会学者が書いているんだが、若者論をうまくまとめている。
アマゾンの書評、評価が低い。がそれはやはり「自分より若いやつが偉そうに・・・」の空気が蔓延している。
だが、この本は凄く興味深い。
ようは、生活が苦しいというよりも「狭い範囲内でしか行動しないから充分幸せ」「地元の連中2人でファミレスで話してるだけで楽しいから海外に出て見識を広めようなんて思わないどころか東京なんかに出てもしょうがないっしょ」みたいな。
この本に出てくる話で「ぷっ」って吹いたのが、ネットの使い方だ。
例えば今の世の中何かしらネット内で自分の場所がある。
mixi,ブログ、フェイスブック、ツイッターと。
吹いたのが使ってる場所のニュースのアクセスランキングが全く違うのだ。
mixiとアメブロのニュースランキング10位はとにかく芸能(笑)
コレはどういう事かというと、
世界中の情報を取れるのに地元のニュースどころか世界情勢なんかよりも芸能というデータだ。
これには私も吹いた。
これを勿論政治家もわかっていて、だからこそ「若いヤツ飼い殺し政策」が益々進んでいるという(笑)
若いやつじゃなくても政治に興味ないやつは多い。
だから老人、大企業、金持ちに優しい政策ばかりになっている。
若いやつは不景気が当たり前の時代に生きてるので、貧乏だと気がつかない。
いや、「お金がない」というのは昔からそうなんだけどようは「希望を奪う」わけでどんなに働いても給料があがらない。
だからこそ「ジモトにいてマックでしゃべる」のが楽しみになっていく。
そこには世界情勢や社会についての考察をしないため、思考の停止。
仕事の満足感というのは日本は世界に比べて物凄く意識が低いというデータがある。
それは働いても給料があがる世代ではないからだ。(これは私の世代もそうだ)。
頑張っても金あがらないし、マックとか牛丼で楽しくやろうぜ、みたいな思考。
このネット時代、世界のニュース、世界の株式、世界の紛争などいくらでも調べられるのに全く興味はない連中ばかりだ。むしろ今の時代、政治よりも宗教のが信頼感が出てきている(オウム事件を生で知らないから)。
だからこそこの本のタイトルが「絶望の国の幸福な若者たち」という。
私が「アマゾンの感想ってあてにならねえ」と再度思った本でした。
26歳の男子(東大)が社会学の本を出す嫉妬が蔓延している。
私としてはお勧めです。
しかも難しい言葉や文体ではないので中学生でも問題なく読めます。
追記
だが、問題が一つある。
この本にセックス事情が書いてないため不完全なような気がします。
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絶望の国の幸福な若者たち 古市 憲寿 (著)
絶望の国の幸福な若者たち 感想
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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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