本願寺月光蟲です。
80年代前半小学生。
そう勿論童貞であった。
だが、小3位から異性の目を少し気にし始める男子が出てくる。
当時、子供はファミコン一色であった。
ファミコンを持ってないヤツはいじめの対象になるとまでは言えないが輪に入れるか入れないか瀬戸際だったと思う。
ファミコンはそのくらい売れていた上に子供の間では必須アイテムであった。
だが、親は不健全なオモチャだと思い込んでいたし持ってない奴は強がって小学校低学年レベルのオモチャで遊ぶしかなかった。
夏休みになるとファミコン派とアウトドア派にわかれるわけだが、部活動は別だが遊ぶ際はこの2つにわかれた。
ファミコンが買ってもらえない家の子供は親が大抵厳しく「子供らしいもの」を与えられていた。
子供らしいものとはこういうのだ。
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怪しい液体と注射器という、今思えばこんな不健全なものもないと思うがアンチファミコン派はこういうので遊んでいた。
私はデジタルも好きだったし外で遊ぶのも好きだったんだが、正直ファミコンよりマイコン。
マイコンってパソコンね。
あとはゲームセンター。
色んな人と遊んだため、当時の友人は逆にいないという・・・。
当時の子供は「足が速い」事よりも「ゲームがうまい」ほうが優位に立てた。
これが小5になってくると何故か「ゲームの腕でモテが決まるんじゃないか?」とアホな事を本気で考えたのである。
アホだと思うが、いがいにこれ、今の時代なら通用する考えでもあるのかもしれない。
小5の少年たちは、ゲームメーカーがやってたゲーム大会に出て優勝するのが夢で、男同士で自慢できるだけでなくモテると錯覚。
しかも、このゲーム大会はコロコロコミックとのタイアップだったので地方でも大会があったのである。
全国のアホな小学生男子がデパートでゲーム大会・・・・
こんな感じであるが、ほんともうアホである。
この当時の小学生の男子の顔、しかもファミコン大会に集まるこの連中の顔!
なんか可愛いというよりも、すっとぼけた感じで脳味噌がないようなガキたちである・・・
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もうほんとどうしようもない・・・・。
私も当時出たかったが「あんま目立ちたくないな」という気持ちのほうがでかかったために冷やかし程度。
観に行ったときに丸坊主の小学生の大群にびっくりしたわけである。
まあ自分も同じ年齢なわけだが。
隣のクラスの奴が出て、なんと県で2位。
みんなで「うおおおお」「すげええすげええ」と褒めたたえた。
だが女子の視線は冷たいどころか「????」とか「え?ゲーム?」程度であった。
当時の小学生男子は何と戦ってたのか謎・・・・・・